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日々の思いつき、気まぐれエッセイ~By ふとんねこ~  作者: ふとんねこ


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98.長編の書き方を失いかけてた


 こんにちは、ふとんねこです。

 いきなり寒くなりましたね、先日大雨だった地域の方はご無事でいらっしゃいますでしょうか。ふとんは気温の変化についていけず疲れております!

 久しぶりにこちらのエッセイを書く気がしますねぇ。ネタはあといくつかあるんですが、何だか書く気にならなくって。


 さてさて、そんなこんなで本日は。


 上にあります通り『長編の書き方を失いかけてた』と題しまして、今日突然「ヤバい」と気づいた事案について書きます。



 では早速。


 ふとん、現在何とか頑張って新連載の準備を進めております。書き溜めが今のところ11話で、12話目に着手したところです。


 そんなところでふと「何か展開が急だな?」と思った本日。何でだろう、と考えてみて愕然としましたのが「中サイズのエピソードを挟まずにメインのエピソードへ突進中」な現状でありました。

 こまこました事件を起こさず、伏線やら何やらを少し挟んでメインとなる大事件に直行しようとしていたんですね。


 そりゃ急展開にも見える。


 書きながら急過ぎるな、と感じてからようやくその事実に気づいたので重症ですね。


 そしてふと、気づきました。この感じ、前にもやってしまったな?? と。


 そう、前回の連載作品『監視塔の聖女』です。幸いなことにこちらはそこまで「急展開だな」と眉根に皺を寄せるほどではありませんでしたが、それでもやはりメインとなるエピソードへまっしぐらでした。



 はて、どうしてふとんねこの執筆、プロット形態はこうなったのでしょうか。


 流石にまずい、と思ったので原因を考えました。恐らく、書き溜めてから投稿する形式に変更してから、つまりは前回の連載からの症状であると思われます。


 考え、思い浮かんだのは「読者を退屈させてはいけない」という、Web小説連載におけるお約束的な文言でした。

 毎日連載する、であったり、毎話ごと必ず少しでも話を進展させる、であったり、様々な方法がありますが、社会の歯車たるふとんはどう足掻いても毎日連載は厳しいので、お話の進展の方をセレクトしています。

 が、それを選んだのは『ショタコン』完結後から、つまり『監視塔の聖女』から。『ショタコン』での反省を活かした意味もあります。


 その「お約束」が私を急かしていたのかもしれません。自身の才能のアレソレを察してはいても、やはり書く以上はたくさんの人に読んでほしいですからね……


 ショタコン以降、100話を超える連載の構想が全然立たなかったのもこれが原因と考えれば納得がいきます。いきなりメイン事件へダッシュするのですから、そりゃ10万文字に届かない中編止まりになるというものです。


 『監視塔の聖女』では、主人公ララの修行期間をほとんど削りました。物語の中、五年の歳月を吹っ飛ばしたんですよね。主人公の修行の目的が復讐である、と言うこともあって回想マシマシのド重い内容になると判断してのことでした。

 逆に『ショタコン』では第一章がガッツリ修行編でしたね。こちらはまあ、そもそもが未熟な点もありますが主人公の修行がドンチャカしていて常に小さなエピソードに事欠かなかったので書いたという感じ。


 これらを鑑みると、現在書いている作品については重くなりようがない感じなので、修行はありませんがもっと沢山小さいエピソードや中くらいのエピソードを書かなければならないように思います。今回はもう少し長い連載をしたいと考えておりますし……


 なので、早速エピソード候補をネタ帳に書き出しております。何とか書けそう。ちょっと安心しました。



 上記の理由に加えて、現在Pixivでもちゃもちゃいっぱい書いている短編シリーズの影響もあって、ふとんは長編の書き方を失いかけていたようだと結論付けました。



 危なかった!!!!!!!!



 心底、ゾッとしたあと気づけたことにホッとしました。あぁ~、良かった、気づけて良かった。このまま完全に長編の書き方を失っていたらと思うと死にそう。



 と言うわけで、本日自身のよろしくない状態に気づいたよ! というお話でした。

 こんな事態に陥る方は他にいないでしょうから誰の参考にもなりませんが、自身への戒めと備忘録的な記録としてここに残しておきます。


 それでは、また次回の思い付きでお会いいたしましょう!


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― 新着の感想 ―
ふとんねこさんでもそういうことがあるのですね。 書いている途中に客観視できるのがすごいなぁと思います。 短編を多く書いていると長編の書き方を忘れる、わかる気がします。 短編と長編ってなんだか求められる…
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