29.耳飾り~簡単な歴史と小説上での使い方ポイント~
こんにちは、明けましておめでとうございます、ふとんねこです。
今年も本エッセイをご贔屓いただけると幸いです。よろしくお願いします。
いやー、連載の方で少し三人称で暗い展開を書いたら1日で10件以上ブクマが剥がれましたぁ!!(白目)
皆様、常に幸せな展開が好きなんでしょうね……ハッピーエンドですよ~、ま、途中までの暗い展開は話の都合上やりたいんでやりますがねぇ!!
さて、本日は、前々から書きたかった耳飾りについての簡単なまとめ。ふとんねこは耳飾りが大好きです。キャラクターに着けるのも、自分で着けるのも。
こう、何て言いましょう、描写の中のアクセントになりますよね。髪の隙間から覗いたりする煌めき。文章の中で、動作に合わせて光って視線を引き付ける様子が好きです。
そんなわけで、今回はそんな耳飾りに関して、簡単な歴史や小説の中での使い方につて軽くまとめていきたいと思います。
耳飾りは古代からある装身具の1つであり、初期の主な形態は耳朶に穴をあけ、そこに輪っかを通す形、所謂フープピアスでした。
同じようなもので玦状耳飾りというものもあります。こちらは平べったいものが多く、つまり耳朶に縦に長い穴をあけることに……なかなかハードですね。
また、栓状耳飾りというのもあって、こちらはあれです……パンクな方が耳朶のピアスホールを拡張して入れるあれ。コルク栓をピアス代わりに、みたいな見た目になります。
日本でも玦状耳飾りや栓状耳飾りは縄文時代から使われていたようです。
金属を扱う技術がある程度発展しないと現代で使われている様な細い針状のものは作れないので、基本的な材料は土、骨、石等でした。
だからピアスホールが大きかったり縦に長かったりするんですよね。いやぁ技術発展に感謝。
装身具というものは、基本的に象徴的な理由で用いられてきました。
例を挙げるなら……王冠は分かりやすいですよね。戴冠という宗教的儀式も合わせて「俺様王様」を大声で周りに知らしめるアイテムです。王権の象徴ですねぇ。
耳飾りも同じように意味を持たされ、富の象徴等として身に付けられてきました。
仏陀のでっけぇ耳朶の穴は、かつて出家前に耳飾りが大量にジャラジャラしていたからだとか。
耳飾りを自らの手で全て外すことが『富を捨てる』象徴的行為になるそうです。
どんだけ着けてたんでしょうね……? とても重そう。少し大きめのものを着けるだけで夕方にはピアスホールが縦に延びて痛いふとんの素朴な疑問です。
さて、次は物語の中での使い方について自分なりの思い付きを書いて参ります。
登場人物に、何らかの目立つ装身具を身に付けさせますと、キャラクターが際立ったり、読者様に覚えてもらいやすくなったりするのではと勝手に思っています。
ただ私は、メインキャラクターにそれをやると他の要素に埋もれるからやめた方がいいと考えています。
銀星のシヴァがどんな耳飾りをしていたか覚えていますか?
作者の趣味で装備させましたがあまり記憶に残りませんよね。
彼には黒翼と、光によって色が変わる魅力的な瞳、艶やかな長髪、と様々な作者の趣味ポイン……ごほん、チャームポイントがありますから。
ちなみにシヴァの耳飾りは、雫型の青い宝石です。小指の爪くらいのがちらりと揺れるイメージ。
読者様の記憶に残すにはどうしても繰り返し描写する必要があり、そのためには装身具がそのキャラクターの特徴の中で1番目立つ要素である必要があるわけです。
むつかしいですねぇ……
By 推しには属性を盛りに盛りたい作者
また、ピアスかイアリングか、と言うのも結構大事です(耳飾り好きのどうしようもないこだわり)。
イアリングは留め具作成の技術問題があるので、作品の時代想定によってはリアリティに拘ると使えないかも。その点ピアスはかなりの古代から存在しますからね。
これを書こうと思った切っ掛けがピアスの名称なんですが、こちらは次回にいたしましょう。
翼でやった物の構造と文章、なんと今更第2回が来ます。わぁ、続くかは分からないと書いておきましたが続くぞ~。
と言うわけで、少々難産だった(忙し期間と被ったので)耳飾りのお話はこれにておしまい。
それではまた、次回の思い付きでお会いしましょう!




