2.平均点いらねぇです。
ご機嫌な滑り出し、本日2個目。
デリケートな、評価問題のお話なので『あくまでふとんねこ個人の見解です』と前書きに明記しておきます。
皆がこう考えているわけではないですからね!
こんにちは、寒くてふとんから出たくない、ふとんの住人ふとんねこです。
今回の思い付き、今までも何度か考えてきた『評価の平均点いらねぇです』の話。
もうね、これのせいで『1:1評価』が余計に気になるんだと思うんです。
この『1:1評価』の争いの元凶は運営さんですね。「小説家になろう」という素敵なものを作って、維持してくださっていることには感謝しかありませんが、曖昧なとこは少し困ります。
以下、マニュアルの『評価システム』から引用です。
『評価には「文章評価」と「ストーリー評価」があり、それぞれ1ptから5ptまでつけることができます。
二つとも5ptを付けた場合、その小説の評価ポイントは合わせて10ptです。
このポイントを付けるための基準は小説家になろうでは用意しておりません。
読者の皆様の判断にお任せしております。
何回でも評価できますが、加点はされず全て上書きされます。』
…………もうね、見る度に思うんですが。
基準が無いから読者と作者の間で悲しいすれ違いが起こるんですよって。
エッセイジャンルで評価関係のものを漁ると、読者と作者で意見の分かれている作品が多く、感想欄は大いに賑わっております。
ここでは評価の問題の中でもふとんねこがよく気にしている『1:1評価』に焦点を絞っていきますね。
なので、評価付ける付けないとかは関係ないです。そっちはほっといてください。
さて、エッセイジャンルでよく見かけ、書き手として少し驚く読者側に多い気がする意見は「『1:1評価』は加点式で、意味的には6点に近しい」というもの。
目から鱗です。わおぅ。
なるほど、と思うと同時に作者側の1人であるふとんねこの主張(作者代表じゃないです、そんな偉くないなり)も聞いてほしいです。
ふとんねこは評価点を「3を平均として『良い』が5『悪い』が1」と考えております。
いや、お前の勝手じゃんこのねこ野郎、とは言わずに、寛大なお心でもって許してください。
読者様の中にいらっしゃいます書き手の方々どうですか? 結構こう思っている方が多いんじゃ、と思うんですが。
さて以上を踏まえて、ふとんねこは思いました。
(´・ω・)<「そもそも、書き手としては2点も入るの嬉しいじゃんね。何で気になるんだ?」
(・q・)<「平均点下がるじゃんよ」
(・ω・)<「(それや)!!」
つまり悪いのは平均点の存在です。
この平均点の存在、読み専の方だと知らない可能性のある機能ですから余計にあかんのです。
何故なら、この悪魔は作者の小説管理ページの小説情報にしか載らないからです。
つまり、読み専の方の中には「評価はストーリー、文章それぞれ作者の手元に加算されてくだけだろう」と考えている方もいるということ。
読み専のお客様ーーっ、平均点ってのがあるんですーーっ!!
と言うわけで『1:1評価』をいただきますと、それまで順調だった平均点がガクッと下がるのです。
評価を2件『5:5』『3:3』といただきますと、平均点はストーリー、文章共に4点です。
そこへ3件目に『1:1』を付けられると、平均点はストーリー、文章共に3点となります。
これは2件3件の話なので「1点の差じゃないのよ」と思われますでしょうが、そんな単純には行かないのが書き手と言う生き物です(個体差あり)。
平均点と合わせてお話ししておきたいのは『1:1評価』を付けられる作者の状態です。
まず1つ目。投稿したてで「これから頑張ろう」と思っている生まれたてのヒヨコ作者の場合。
初投稿で「読んでもらえるかな?」とかドキドキワクワク、初々しいことこの上ない状態のヒヨコ作者。
そこへ初の評価、または2~5回目の評価として『1:1評価』が付けられます。
そのヒヨコ作者が「加点式」派でしたら問題ありません。
しかし、なろう初心者なヒヨコ作者はこう思うかもしれません。
「自作は『1:1』を付けられるほど、酷い作品なのだろうか?」
これはつらい。
なので、評価を付ける際、小説情報の評価点をご覧ください。両方未評価でしたら、1点は少し待ってほしいのです。
それが評価を付けようと思うほどの作品なのでしたら、応援の気持ちも込めて、せめて3点以上を(書き手の甘えであるけれど)と思います。
さてもう1つのパターン。
ふとんねこはこれに該当しますが「これまでそこそこの数の評価(しかも大抵が3以上)を貰ってきた作者」の場合です。
今まで良い評価をいただいてきて、ご機嫌に日々の更新をする貰ってきた系作者。
そこへ、ある日『1:1評価』がやって来ます。なろうの書き手である以上、いつかはやって来る瞬間です。
最初は驚くでしょう。平均点の小数点以下の数が小さくなって「む?!」と思うに違いありません。
しかし、ここで問題になるのは、その作者が今までそこそこの数の評価を貰ってきた系作者であると言うことです。
こうなる書き手もいます。
「今まで3~5を貰ってきた、特に文章評価に1点?! 嘘やん!!」
そう。落ち込んでから爆発するんですよね。そこまで酷くないはずだと。
文章評価は書き手なら悩んだことがございましょう。ふとんねこ的にも文章にはそこそこの自信があるので1点は悩ましいです。
以上の2パターンをご覧になって(勿論すべての書き手がこれのどちらかに当てはまるわけではありません。評価を見るのを止めればいいだけだし)どう思われますか?
平均点いらねぇなぁと思いません?
なろうさん、お頼み申す。
評価の平均点いらないので、どっかへやってくれませんか。
それと、可能なら評価に、ゆるくとも基準がほしい。
【ふとんねこ式、左:3が平均式、右:加点式】
1:頑張れ/惜しい
2:あと少し/まあ良い
3:普通/良い
4:良い/結構良い
5:大変良い/最高だぜベイベー
こんな感じのゆるさでいいから……
まず前提として評価点にこだわらなきゃいいんだけれど、なろうで活動しているとどうしても気になってしまうんですよね。
勿論やる気があってやっていても、器のちまい私、ふとんねこは、やはり評価や感想の有無によって、更新ペースを左右されるのでした。
以上、ふとんねこの『平均点いらねぇです。』のお話でした!