16.「貴方様はモフモフ侯爵家の血を引く唯一の方。お迎えに上がりました」「あっしでやんすか?」
こんにちは、ふとんねこです。
タイトル。ええ、さぞかし驚かれたことでしょう。こいつついに頭が……と思われたかもしれません。
ご安心を。今回の思い付きはネタ供養回でありまして、ついでに猫と創作者についての面白い繋がりについても書きます。
さて、我が家では時折、小僧さん(飼い猫のことです。香箱座りが何故か下手)の行動を観察し、そこから適当な物語を作り上げるというお遊びが行われます。
猫飼い(もしかしたら犬飼いも)の方なら分かると思うのですが……
……飼い猫に、キャラクターを付けて、適当なアテレコとか、しませんか?
(´・ω・)<「(可哀想なものを見る目)」
えっ、しない? 我が家だけ?
いや、そんなことはないはず。それなりの数の猫エッセイ漫画を読んだので、そんなことはないと思うのです。
ま、それは置いときまして。
小僧さんストーリーは、そんな適当アフレコや、小僧さんの様子から始まります。
今回は、たまたま、小僧さんを眺めていた私の一言からスタートしました。
「……可愛いよなぁ。あんまりにも美形だから、もしかしてどっか、ええとこのお家の庶子だったりするんじゃねぇのかな」
我が家の小僧さんは、身重で保護されたママから産まれた子であります。父親は不明です。
(ちなみに母猫は真っ白。小僧さんに白いところは一片たりともなく、完璧なキジトラであります)
家の者がぽつりと答えました。
「ある日急に、そのええとこから迎えが来たらどうしよう。こんなに可愛いし……」
「自分が高貴な血筋だと知らずに育った下町の美少年……?」
「お母さんは侍女だったのね……?」
「旦那様に手を出されたのね……?」
「そしてある日、旦那様と子息たちが流行り病でお亡くなりになるのだよ……」
「下町にやってくるリッチな馬車……出てくる執事の名は、セバス・チャン……」
「『お探し申し上げました。貴方様はモフモフ侯爵家の血を引く唯一の方。お迎えに上がりました』」
「『あっしでやんすか?』」
「「ぶふっ!!」」
ここまでの流れ、非常にスムーズに進んでおります。我が家のヘンテコな日常。これがあって、ふとんねこはヘンテコに育ったわけです。
さて、我が家でのアフレコで、小僧さんは何故か一人称が「あっし」であります。
田舎者丸出し。完璧に、昔の百姓的なテンションですね。
我が家の小僧さんは、恐らくこんな迎えが来たらピンと来なくて首を傾げるんだろうなぁと思うわけです。
このままでは、我が家の猫馬鹿を皆様の前にさらしただけとなるので、創作的なお話もいたしましょう。
猫にキャラクターを付けて話していますと、創作に役立つんじゃないかなぁと考えるのです。
猫じゃなくたって、小石でも良いわけですね。擬人法、昔からありますもの。
生活の中、身近なものに「言語」という能力を与えますと、毎日が何とも愉快になります。
キャラクターの自然な動き、会話の構成など、あまり深く考えず、1人勝手に楽しく遊ぶんです。
猫エッセイ漫画、あれだって、そうして猫にキャラクターを付与しなければ書けないシーンがほとんどでしょう(便宜上“キャラクターを付与”という書き方をしていますが、猫飼い的には「だって絶対そう言ってるもん!」です)。
小石なら、そっと寄り添う存在。以前どこかでそんな詩を読みました。決して自分より先に朽ちることのない、最期を看取ってくれる誰か。そんな内容だったか、タイトルが思い出せません。
もしかしたら、これが先で、こういうことが得意な人が創作者になるのかしらとも考えました。
身近な世界を広く広く、自由に描いていく能力。なかなかに素敵じゃないですか?
ま、小僧さんからしたら「そんなこと言っていないでやんす」かもしれないんですが、創作者と言うのは、えてして身勝手な生き物ですあります。
人のお遊びに、お猫様に付き合っていただいていると思いましょう。
さて、どうだったでしょうか……とは言いましても、そこまで創作的な話にもならなかった気がしますが……
締め方に困ったので、猫可愛い、で締めましょう。
今回も、読んでくださってありがとうございましたー! ではまた、次の思い付きで。




