112.十四年ぶりに『No.6』の新刊が出た
先に謝罪しておきますが喜びのあまり奇行です。
こんばんは、再び登場ふとんねこです。
皆様、若かりし頃に出会ったことで性癖を捻られたり、それでしか満足できなくなったりしてしまった作品てありますか?
ふとんねこにとってはね、それがあさのあつこさんの『No.6』なのです。
十四年です、十四年。もう出ないものと、彼らの物語は再会の約束を最後に終わったものと思って生きてきました。
出たよ、十四年前のふとん。新刊、新章開幕だよ。出たよ、新刊だよ。
出たよ!!!!!!!!!!!
出ちまったよ!!!!!!!!!!
あさのあつこ先生!! ありがとうございます!! あとがきや、挟まれてたペーパーでの先生のお言葉を読んで如何な葛藤があったのか一端を窺い知り、それでも尚また書き始めてくださったこと、この先一生感謝します!! 健康で長生きしてください!!!!!!
新刊が出たよー!!!!!!!
出たんだよー!!!!!!!
あまりの渇望に数多の作品を読んできましたが、やはり本当には満たされなかった。私が読みたかったのは紫苑とネズミの物語だったのだと、新刊を読んで納得しました。具体的には深夜一時にも関わらず家の真ん中で「これだよこれこれェッこれなんだよォッ!!!!」と叫ぶなどいたしました。奇行。
今だから語ることができますが、ふとんねことしての初投稿『銀星と黒翼』は『No.6』の影響を受けすぎている作品です。
何故なら完結してしまった『No.6』への渇望で、何とか自分を納得させようと構想を開始したから!!!!
銀星の読者様ならふとんが『No.6』拗らせ読者だと知れば納得するかもしれませんが、ウルとシヴァは初期はマジでね、ワンチャン許されねぇほど紫苑とネズミそっくりでね……幸いにも物語の進むうちに彼らは彼らとして息づいてくれたから良かったけれども……
ほんと、彼らについてじゃなくあくまでも自分について、とても恥ずかしいやつだな、と思います。キャラは悪くない。
だって、だって読みたかったんだよ、彼らの冒険をさ、約束の果たされるところをさ……再会のその先をさ……
『No.6』拗らせのあまり『銀星と黒翼』の二人も再会を誓って生きる場所を違えたよねという話を持ち出されると羞恥で死にます。どうかあさのあつこ先生に見つかりませんように。
そう、こうやって渇望と拗らせのあまり自分で小説を書くに至った事実も含め前述の「私が読みたかったのは紫苑とネズミの物語だったのだと、新刊を読んで納得しました。具体的には深夜一時にも関わらず家の真ん中で「これだよこれこれェッこれなんだよォッ!!!!」と叫ぶなどいたしました」なわけです。
でも、まあ、銀星執筆中に新刊が出なくて良かったの、かな。出てたら書かなかったと思います。渇望こそ執筆の最強の力。ほろ苦く未熟な、しかし確かな活力に溢れた執筆経験として大事な作品です。若さ。
新刊出たよーー!!!!!!!!
いやぁ、出たんだよー!!!!!!!!
しかもさ、ノーマークだったから気づいてなくて今日本屋に行ってデカデカと『No.6』のポスターが貼ってあることで気づく、という喜び爆発の事態。
尚且つ棚に残っている初版、最後の一冊。これはこれは運命でしょ、世界が俺に『No.6』の新章を読めと言っているッハァイ勿論読みます!!!!!!
新刊だよ!!!!!
紫苑とネズミだよ!!!!!
紫苑とネズミなんだよ!!!!!!
私がッ、十四年の間ずっとずっとずっとずっとずっとずっと読みたかったのは、紫苑とネズミだったんだよッ!!!!! 今日ッ、読み終えてその事実を噛み締めたよ!!!!!!
本棚圧迫ハードカバーだけどもこれからも初版で買うよ買わせてくださいお願いします完結まで揃えたいですなにとぞよろしくお願いしますあさのあつこ先生調べて御年70歳と知りました驚きの極みですマジ健やかに長生きして完結まで書ききってくださいよろしくお願いいたします!!!!!!
新刊だよォ!!!!!
『No.6』の新刊だよ!!!!!
紫苑とネズミの新しい物語だよ!!!!!
再会したよ!!!!!!!!!!!
約束はちゃんと果たされたよ!!!!!!
世界ありがとう!!!!!
あさのあつこ先生ありがとう!!!!!
講談社ありがとう!!!!!
自分今日まで生きててありがとう!!!!!
生きてて良かったー!!!!!!!!