1.二次創作から一次創作へ
初めましての方は初めまして。そうでない方は毎度ありがとうございます。ふとんねこです。
短いネタがポロポロ溜まるので、どうせなら書くかと思ったゆる~いエッセイです。
ちみちみ適当に更新します(・ω・)/よろしくです。
こんにちは、ふとんねこです。
初回となります今日の思い付きは『二次創作から一次創作へ』って話。ふとんねこの、なんちゃって創作論の1つです。
さて、「学ぶ」の語源とは「真似ぶ」だと言うのは有名な話ですね。
ふとんねこは、その意味を模倣して成長しようってことだと考えているのですが読者様方はどうでしょうか?
創作において、他作品のパクリはいけないことですが、模倣することは決して悪ではありません(あくまで個人の見解)。
模倣して、そこから面白いオリジナルへと繋げられるなら最高じゃないですか?
ふとんねこの創作は、自分が触れたプロの作品への感動とかからよくポコポコ生まれております。
良いものを読むと、テンション上がりますよね~。トールキン先生の『指輪物語』は私の創作バイブルです。
たまにファンタジー以外を読むと新鮮で書いてみたくなったりします。ミステリーは難しいので書いている方々を本当に尊敬しております。
さてはて、そんな風にインプットに勤しむふとんねこですが、たまに、その世界が好きすぎて二次創作をしたくなるのです。
しかし、ふとんねこは二次創作が苦手でございます。自分なりにその世界を熟考しているつもりですが、物語の書き手でもあるが故に「キャラ考察はこれで十分なのか?」「世界観への理解が足りないのでは?」と悩んでしまうわけです。
そこで考え付いたのが、二次創作の想像から、捻りまくって独自の世界観を産み出す方法でした。
まあ、大抵の創作人が、他の作品に触れた感動から何かを生み出すとき、無意識にやることだと思うのですが……
初期は、ほぼ二次創作状態です。キャラクターの名前もそのまま、地名やらもそのままで、ストーリーは違うものの、やはり世界で、ふとんねこ手作りの主人公だけが異質であります。
この辺りで、結構二次創作欲が満たされるんですね。「やったぜ」感を覚えます。
それから、第二段階。あらゆる名前を違うものへと捻り始めます。すると世界観が変化し始めるんです。世界が動くと、キャラクターの性格等も変化していきます。
ストーリーにもオリジナリティーが増して大満足です。
第三段階。中途半端にパクリ感がするように思い始め、あらゆることへ更なる変更を加えていきます。
この辺りで原型が無くなってきます。そうなったら執筆、第一回です。
何度も1から書き直す内に、それは次第に自分だけの作品となっていきます。キャラクターは自分で動くようになり、操縦に困ることも。楽しいです。
ふとんねこの場合は時折トールキン先生へのリスペクトが過ぎる時もあります(リスペクトが爆発しているのは本連載のファンタジー『銀星と黒翼』です。ちゃっかり宣伝)が、すでに模倣を超えて、オリジナル作品になれているぞ、と考えます。
世界観に悩んでいる方。話作りが上手く行かないという方。
『二次創作から一次創作へ』の方法、もし良ければ試してみてください。
実際に筆を執るまでは脳内での想像オンリーなのでストレスフリーですよ。
模倣は学びです。
先人の傑作から学び、新しいものを生み出していきましょう。
※ただし、ふとんねこは「好きな作品の劣化パクリは許すまじ派」なので、あくまで模倣から学ぶよう、お願い致します。
ふとん流なので、もっとしっかりしている皆様には役に立たない創作法かなぁ……
取り敢えずトールキン先生ばんざーい(・ω・)/