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4 武器召喚…?

ステータスを見てから、数日が経過していた。

皆はすごいスピードで成長しているが、僕はほとんど成長していなかった。


「ぐぬ…戦いがダメならせめて知識を付けよう」


最近、僕は独り言ばかり言っている、なんせ皆訓練で忙しいのだ仕方のないことだろう、


「ひまだ…なにしようか」


幸いなことに、僕が無能ということはバレていないがそれも時間の問題だ、


「もしバレたらどうしようかな…まぁ、今は知識を身につけようそのために図書館行こう」


僕は早速実行に移した。そして暫く漁っているととある本に目が止まった手に取り見てみると。


「魔法大全集?作者シール・スペード…?姓が一緒だけど、わかんないや、とりあえず借りていこう」


その日の夜まで本を読んでいた。


次の日全員収集された、なにか嫌な予感がする、しかし気のせいだろう。


収集された理由は2日後ダンジョンへ行くため明日は訓練が休みらしい、だが困った僕が無能ってバレるじゃん絶対オワタ、とりあえず自室に戻ろう…ん?なにか聞こえるなんだろうかな。


僕は興味本位で盗み聞きをしてしまう


「陛下、やはりあの方は無能の様です」

「やはりか…」

「それであの方は処遇はどう致しましょうか?」

「無論追放だ、だが追放した後に邪魔もされかねんかもしれないからな、追放した後に暗殺者を送ろう」

「はっ!承知いたしました、では失礼致します」


あっ、なんかやばいこと聞いちゃった、しかもこっち来るし早く自室に戻ろう


僕はスタコラサッサと自室に逃げた


「これはまずい事になった、どうしよう武器も何も無いからまずいまずいよ、そうだ!あの本に武器が出せるような魔法があるはず!」


と言い僕はすぐに本を開き目的のページを探した。


「あった!しかも意外と簡単!キタコレ!早速やろう、多少血を使うがこの際気にしない!詠唱文も書いてあるから完璧だ、さぁ準備準備」


そして僕は掌に切り傷を付けそのページ掌を押し付けて唱えた。


「古き禁書に封じられし古から伝わる武具よ、我が呼びかけに答えよ、汝は我が剣、我は汝が盾とならん、さすれば我は汝が鞘とならん!」


詠唱が終わった、僕は魔力をほぼ使い切り意識が朦朧としている、僕は白銀の輝きを見ながら気絶した。

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