1X
○Xの題名のときは語り手が違います。
というか後半は、ほとんどこれになると思う…
最初の8割ぐらい曲聞きながらやったため、日本語がおかしくなってるかもしれません。
ご了承ください。
パソコンの前で私は顔を上げる。
久しぶりに触ったからちょっと集中しすぎたかな………
あれ……? マスターがいない? あれ? さっきまで……あれ??
「ああ、いまさら暴走から解けたの、フィル。ほんっとあんたは根っからの技術者ねぇ」
マスターを探していると目の前から彩華さんが声を掛けてきた。
相変わらずだけど今はそんなことより
「彩華さん、マスターは? 」
「やっぱり気付いてなかったのね……この子」
「え? 」
「はぁ…翔ならさっき出て行ったわよ。っていうかあなたも手振ってたじゃないの」
「えぇ? ほんとに? 」
気付かなかった。本当に。またパソコンに集中しすぎて周りのことがまた見えてなかったらしい。
目の前で彩華さんがため息をついている。
「あー、フィルも気が付いたみたいだし、私ちょっと外出てくる」
「あ、はい」
そういって彩華さんは部屋から出て行った。一所にとどまる人じゃ無いけど……あれ?あのひといつからいたっけ?
……ほんと気を付けないといけないなと思う。マスターからも同じこと言われてたし。
えーと、今、部屋には人がいない。まあマスターがよくいないことはよくあることなんで、そうゆう時は最後まで部屋にいた人が鍵を閉めることになっている。まあ合鍵を持ってる人にしかこの部屋には入れないし、魔法課の所長であるエルさんもびっくりするほどの魔術結界が張られていて、マスターが許可した人しか入れないから鍵を閉める理由もほとんど無いんだけどね。
とりあえず、部屋のチェックをしていく。
しばらくすると、いきなり扉がすごい勢いで開き全体的に黒っぽい服を来た人が入ってきた。
「っつ、いない! 」
「あれ篝火君、どうしたの? 」
「あっ、フィルさん! 隊長どこに行ったか知りませんか!? 」
ええーと、説明をしていこうこの人は篝火燦冶という人で、彩華さんが勤めている小隊の副隊長である。
放浪癖のある彩華さんに振り回されていることが多い。
「あー、彩華さんね。それならちょっと前に出て行ったよ」
「本当っすか? ありがとうごさいます!! 」
そうゆうなり電光のように走り去っていった。
私はその様子を見て、少し落ち着いたらいいのになどと後から考えるとかなり場違いなことを考えながら扉の施錠をし、私の仕事場に向かった。
ただ楽しむために。
はい、というわけでフィルさんサイドでした。
フィルさんは機械いじっていると楽しい人です。ハード面でもソフト面でも。
そして、登場シーン数行な篝火君。……たぶん彼にも活躍あるよ…たぶん。
最後にジャンルがファンタジーなのにここまできても魔法の魔の字も出てこない、むしろSF(笑)
…うん、次からはファンタジーになると思うよたぶん
あと、やっぱり書くときは集中しようか、僕。文章とかいろいろ。