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異世界の花嫁

軍神さんの花嫁様

作者: るーと3

初投稿です←


てか初投稿でなんでこんな内容なんだ。

皆さん今日は。はたまたお早うございます?もしくは今晩は。



突然ですが、私、枢木萌くるるぎもえは異世界にトリップをしました。



この世は不思議な事に溢れているし、存在する世界が私達の世界だけ。って言うのも不確かすぎるから、異世界があっても可笑しくないとは思ってたけど



うん、まさか自分が体験するとは思わなかったよ。



こう言うのはもっとツンデレ属性または元気っ子の可愛らしい女子高生とか。


その子達より年上の現実主義者のお姉様とか。


逆ハーの最後は王子様ルートな感じでハッピーエンド、平凡女子の嫌われ後の総愛されなんかもうふふ…


ハッ、思考がズレちゃった。



えと、兎に角、自分がその立場になるなんて思わなかったからこの世界に来て3ヶ月経ちましたがまだ色々慣れてなくて大変なんだぁ。



今日だって軍神の花の披露宴とか言って王宮でパーティーあったし。


学校の体育館より大きな部屋って何なんだよ。シャンデリアが25個も付いててビックリ。(暇だから数えてみた。)


綺麗なドレスには憧れるけど、いざ自分で着ると疲れちゃうしなぁ。



あ、今更ですけど、私が喚ばれた理由って言うのが軍神さんの花嫁になるためらしい。


この国はすごーく強い国らしいんだけど、その要が、王の牙。って呼ばれている騎士団なんだってー。


そんで、その騎士団の頂点に立つのが軍神と呼ばれている私の旦那様。名前は



ゼノン・レディオール・シュビエー……なんたらグランツ


長ったらしくて忘れた。



そのゼノンって何で軍神と呼ばれているかと言うと、一人で国1つ制圧しちゃうほど強すぎるからでありましてね。


おい、嘘だろって本当なんですよねこれが。



この世界には魔法があるんだけどゼノンが有してる魔力が底が解らないほど巨大で、尚且つ人離れした身体能力とかあるものだから普通の女性じゃ相手が出来ないらしい。


身体能力は関係ないけど、ゼノンの魔力の巨大さに体が耐えられなくて、例えば性行為した日には良くて気絶、悪くてあの世行きしちゃうんだって。



(「じゃぁ、一人で慰めてるんだぁ。」ってゼノンに言ったら凄く怒られちゃった。)



そこで異世界からゼノンに負けないくらいの魔力を持つ『花』と呼ばれる女子を召喚したってね。



初めはずっごく私の事嫌ってたゼノンだけど今は優しいし私も彼を好きだし、勝手に花嫁にされたけど今は幸せー。



しかもゼノンはイケメンさんだしね。



体つきがガッシリしてるのと鋭すぎる眼光で恐がられてるけど、私には野生的で好ポイント


赤銅色の短い髪に、少し長い前髪から覗く青灰色の瞳


彫りが深くて、高い鼻に男性的な顎のライン


身長は私が158cmだから190cm はあるね。


声も腰にクる重低音だし。

28歳って私と9歳離れてるけど気にしないし。



それに、何より、


とっても可愛いんだぁー。



まぁゼノンの部下や他の人間が聞いたら0歳の赤ちゃんがブレイクダンスを踊るほうがまだ現実的。って言うだろうけど。





まぁそれは置いといて、なんで可愛いかって言うと…「モエ。着いたぞ。」


あ、話してる内にゼノンの屋敷に着いたみたいだ。


「帰りは早かったねぇ。」


王宮も大きかったけどゼノンの屋敷も十分驚くくらい大きい。



「ゼノン、抱っこ。」


そう言って先に馬車から降りていたゼノンに腕を伸ばす。


「…ん。」



ゼノンも心得ているように優しく抱き上げてくれる。


前に一度ゼノンの力が強すぎて捕まれた腕に青アザができたけど、私の躾で今じゃ上手くコントロール出来るようなった。


うん、私っていい奥さん。




ゼノンは私をお姫様抱っこしたまま屋敷へ入り挨拶してくる使用人に返事もせず足早に寝室へと一直線に向かった。




沢山ある扉の中の重厚な1つを開けて20畳はある寝室へと入り、私をベッドにそっと降ろす。いい子だ。



「モエ、モエ、今日はもう十分我慢した…っ」



そう言って降ろしてすぐに私にのし掛かろうとするゼノン。



「そぉだねぇ。でも『マテ』」


「……っ、モエ…っ!」




あはは、眉毛下がってるし。



「ゼノン、靴下脱がせて。」



そう言って足を差し出す。


今日のドレスは膝ちょい上だから、膝下までのレースの付いた靴下を履いてる。


この世界では女性は足を見せないみたいだけど、私は短いスカートが好きだから特別に作ってもらっちゃった。



まぁ理由はそれだけじゃなくて短いスカート履いた時のゼノンの反応を見たかったんだよね。


案の定、私が動いてスカートの裾がヒラヒラなるたび物欲しそうな目で見てくるんだもん。ついニヤけちゃいそうだったわ。



ベッドに腰を掛けた私の足元に膝を着いたゼノンはそっと私が差し出した足に顔を寄せ…ー




「…ん。」



私の靴下の指先を口にくわえ、ゆっくり脱がし始めた。


「これオニューなんだから優しく脱がしてよね。」


「分かっている。」



時間を掛けて靴下を脱がされた私の足の爪先は霜焼けで赤くなっていた。


こちらにも四季があって、今は第四花の二周期。ちょうど12月って所かな。





それにしても最悪。霜焼けって痛痒いから嫌いなんだよね。早く暖めて貰おう。


「ゼノン。」



その一言でゼノンは私の足の親指に軽くキスをしてからそれを口に含んだ。


親指を含んだまま舌を動かしたり親指から小指まで丁寧に舐めたり指の間も舐めて。


ん、ぬくいぬくい。



くちゅっ、ちゅる…、ぢゅぅっ


「…ふ、ん。」



くすぐったいだけじゃない感覚女の子は敏感だもんねぇ。





ちゅくちゅく、はむっ、はぁ…


あらあら、随分夢中になってるじゃないか。



…かわい。




私はゼノンの口から彼の唾液にまみれた足の指を引き抜いた。


「…あ。」


それを名残惜しそうに見る彼。


…てゆうか。



「あれぇ?ゼノンの下、凄いことになってるねぇ?足舐めてそうなるなんて随分簡単な下半身だねぇ。」


「……ッ!」


くすくす笑いながらゼノンの立ち上がった下半身を指摘してやる。



私の足舐めて勃起とかどんだけ可愛いんだこの人。顔真っ赤にしちゃって。


軍神なんて呼ばれて周りから恐れられてるくせに。



「皆がこの姿見たらなんて言うだろうねぇ、軍神さん?」


「…ふ、んくっ」


ちょーっと足で撫でてやる。


「この間、言い寄ってきた女の人に『お前みたいな低脳な人間は消したくなる』なんて言ったんだってね。」


「あッ、…つぅッ!」


「駄目でしょぉー。言ったよね。今度言い寄られたらどれだけ貴方が私を好きか語ってドン引きさせちゃえ、って。」


「う…ッ!ぐぅッ!」


ギリギリと足に力を入れていく



ゼノンはモテモテだから腹が立つんだよね。



「それとも私の好きな所思い浮かばない訳?」


それなら更にムカつく。…えい



「ぁあ゛ッ…!」


「ち、ちが…、ちがうっ、モエの…っ、好きな、所はっ…ふ、俺、だけの…、もの…っ!」



かなり強い力で踏まれてるから息も絶え絶え。


なのに!

こんな可愛い台詞吐くなんて!むぅー、かわいいっ!



「ふふ、私もゼノンの好きな所周りに言いたくないくらい大好き。」


足を外してあげてからゼノンの顎を上げて目線を合わせる。



ふ、目ぇ潤んでるしー

顔真っ赤ぁー


はぁはぁしてるし表情はトロンとしてる。



ああ!もう軍神ッ!!



ぶつける勢いでその半開きの唇にキスをする。


「ん、く、…ちゅ、…ふ。」


小さく喘いじゃう所もかぁわい


「んちゅ、…ん、今日は途中までは触っていーよ。」




そうキスをしながら言う。



実は私とゼノンはもう既に一回性行為をしている。


私が召喚されたその日に、なんでも、完全に私の魂をこちらに結び付けるため、ゼノンからの魔力注入が必要だった。



まぁ具体的な注入描写は黙秘だけど。



でもその性行為が問題。


その時はゼノンは私が嫌い、ってか女嫌いだったから扱いは雑だし荒々しかった。



あれから本番まではしてないし躾出来た今じゃ、私の許可無く彼は私の体には触れない。


「…ふッ、ん、ほん…、ちゅ、とか?…んく…ッ」


「ふふ、ホント。」




キスをされながら一生懸命話すゼノンが可愛くて笑いながら唇を離す。



「モエ…ッ!!」


「わっ。」




勢いよく押し倒された。

がっつきすぎ。


「ん、っん、モエ、はぁッ!」


私の名前を呼びながらゼノンが私の体を触る。


気持ちいけど今日も本番はさせない。もう暫くは『マテ』状態のが可愛いゼノンを見れる。



もっともっと私しか見れなくして欲しくて堪らなくしてやる。


こぉんな可愛らしい旦那様が貰えるなんて運がいい。



あ、私がSなんじゃないよ?

まぁ元の世界では「顔とドS具合のギャップが半端ない!」なんて言われてたけど。


ゼノンがMすぎなんだ。

本人認めてないけどねー。


今まではゼノンが恐ろしすぎて誰もゼノンを攻めなかったから気付かなかったんだな。


まぁ気付かれなくて心底良かった。


「く、ふ、…モ、エ!何を考えて…る!?は…ぁッ」



眉を寄せて快感に耐えながらも私の思考が少し飛んだことに拗ねてる。



あーあーもう。この人は。


「…ん、ゼノン、いっぱい…ぁ触、って。」



機嫌を治してもらうため首に腕を回して甘い催促。



そこからは…もう…嵐のようでした。









火照った体を投げ出しながらベッドの上で二人で寄り添う。



私のお腹にはしっかりゼノンの腕が巻き付き、首筋に顔を埋めてる。



「…もえ。」



彼は眠いのか少し舌足らずで私の名前を呼ぶ。



「なぁに?ゼノン。」



私も眠い。

今日は激しかったからだ。




「花、嫁…になってくれ、て…ありが、と…う。」




それだけ言うと規則正しい寝息が後ろから聞こえてきた。






………え、…あ、やばいやばい


「………っ。」


顔が、あつい。心臓が、壊れそうだ。



「ありがとうは、私の方だよ」



あ~あ。

私みないな子の旦那様になるなんて可哀想。


でも凄くすごーっく!

可愛がってあげるからね、私の軍神さん。




とりあえず、ゼノンの躾は続けつつ、この国の俺様陛下(ブロンドに碧眼の美丈夫)やり手の腹黒宰相(銀髪金眼の美人さん♂)や王の牙のエリート達、


国自体をちょーっと私が過ごしやすくするため、躾ちゃぉう。



そんな事を思いながらゼノンにひとつ、優しいキスを送ってあげるのであった。





その後

軍神と同様にモエ様、女王様と萌が讃えられて恐れられる日が来るのはそう遠くない話し…。



……はぃ、マニアックすぎました?(汗)


だって!

個人的に恐い顔の男性が攻められてるのが可愛いんだもん!


反省はしない!



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― 新着の感想 ―
[一言] 姉妹の性格が逆すぎるwww 妹は姉すらホイホイしたのかwww
[一言] まさかの展開に唖然としました(笑) なんだかんだで幸せそうなので、よかった?ということにしておきましょう! まるで磁石のような二人でしたね…
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