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<R15>15歳未満の方は移動してください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

それでも愛を貫きますか?

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


注意事項2

恋愛です。R15です。

DV描写があるんですよ。

苦手な方はご注意下さい。


あの名曲、不倫をテーマにしてるって言われてますけど、生半端な不倫じゃないと思うんですよ。

シーツに包まって体育吸わりする私を、彼は黙って見詰めていた。目には憎しみ、恨み、そしてやるせなさが浮かんでいる。長らくそれ見詰め返す事が出来なくて、私は視線を逸らしたまま、口を開く。

「綺麗じゃないからさ、あんまり人に見せたくなかったんだよね」

彼があんな目で私を見詰める理由はただ一つ。私がひた隠していた、青い毒を彼の目に晒してしまったから。正義感の強い彼の事だ。怒りの矛先を何処へ向けて良いのか分からないのだろう。

「……っ。俺と付き合うのを拒んだ理由の一つがこれか……?」

「そうだね。この世の中には自分が何処までも正しくて、相手が間違っていると思ってる輩が居るから。間違いだらけの私が気に入らなかったんだろうね」

肌に浮かぶ青紫の斑点は、前に付き合っていた輩から貰ったもの。どんなに嫌だと叫んでも止めてくれなくて、暴言を浴びせかけられた。耐えられなくて逃げ回った後も、周りを固めて私を檻に閉じ込めた。戻ってからは、何時もの事。砂糖菓子の様な毒を込めた言葉で詫びるだけ詫びて、また拳を振るう。

だから、痕跡をあの場所に捨て去って、存在全てを消し去った。

「……別れられたのか?」

「私は別れたつもりだよ。『もう私は貴方と別れる』が最後の言葉だから。でも、話通じないからさ、今の私を見たら浮気だの不倫だの叫んで、また再教育すると思うよ」

いるんだよね。証拠突き付けても屁理屈ゴネて、自分の正当性を主張する輩。所謂、元彼はそういうタイプだった。何処までも何処までも、私の影を見付けて追いかけてくる。消したと思っても、私の脳裏に焼き付いて離れない。

「触れたの後悔した? 別れようと思ったのなら、今のうち……」

今ならまだ、引き返せる。優しくしてくれたという思いだけで、しばらく生きていける。生きていかなきゃいけない。

そう決意を固めていた最中だった。不意に私の頬に彼の指が当たり、ただ優しげな目が至近距離にあった。それからはただ、今の決意さえ溶かす様な優しいキスを施された。

「別れない」

「そっか……」

あの切ない恋愛ソングが流れる。不倫をテーマにしてるって皆言うけれど、私はそうじゃないと思うんだ。だって君に触れられた時、脳裏に流れた曲だから。今も流れている曲だから。

私が聞いて浮かんだ楽曲のヒントはそろっと出てますので、考察していただけると。


DV受けて、元彼から逃げ出して、別れた『つもり』の子の話。だから見方によっては不倫の話。

考察する様な所もないので、由来でも。


あの楽曲聞く度に、生半端で不倫している感じがないんですよ。

それこそDV受けて、そこから真っ当な優しい人間に出会って、みたいな情景が浮かぶんですよ。

だから今回も女の子がとても可哀想。体中痣まみれ。


悲痛な話を書くんだったら、体に傷が残るレベルの事をされていて欲しい。

暴言とか水掛とかは、まだ甘い。という私の思想。

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