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政治経済エッセイ

『流行語大賞』に「アレ(A.R.E)」が入り、「増税メガネ」が入らなかったのは妥当か?

作者: 中将

筆者:

 本日はご覧いただきありがとうございます。

 今年の流行語大賞が発表されて「アレ(A.R.E)」になりましたね。

 野球ファンとしては嬉しいところですが、賛否が分かれていますね。



質問者:

 私は知らなかったので調べてみたら「優勝を意識させないための言葉なのね」とようやく知った感じですね。



筆者:

 いきなりこんなことを言っても難だとは思うのですが、

今の時代で「流行語」を画一的に決めようということ事態がちょっと難しいように思えますね。


 マーケティングリサーチ会社の株式会社アスマークによる2021年の「趣味に関するアンケート調査」によりますと、


 2014年の調査と比べても男性では趣味がスポーツがダントツ1位からゲームに首位交代し、更に読書、旅行、アニメなど色々なことに多極化しているようです。

 女性の場合は上位に占める項目「読書」「音楽鑑賞」「旅行」「料理」などと言った項目からあまり変化していないようなのです。


 つまり、女性の方がスポーツの流行語が分からなくても無理からぬことだと思います。


 男性の場合ですとゲームとスポーツの話題をSNSなどで発信しやすいと思います。

 ただ、以前のようにその内訳も野球1強ではなくなりつつあるようなので、なおさらズレているように思えるのです。



質問者:

 なるほど、男性が選ぶからスポーツの流行語になりやすいという感じなんですね……。

 女性関係の用語ですと、せいぜい「料理」に関する食べ物で上位に入れるかどうかという状況ですと項目が限られて厳しそうですね。



筆者:

 審査員の顔ぶれを見ると男女の割合は半々と言う感じですが、SNSなどで流行った言葉だとどうしてもスポーツ関係の用語になりがちという感じですかね。


 実際に過去10年を見るとスポーツの用語でなかった年が13年、14年、17年、20年と4年となっています。そして6回のうち5回が野球ワードとなっています。


 野球人口が人口減少より速いペースとはいえ、コンテンツとしてはそんなに縮小していない感じがしますね。



質問者:

 でもなんか客観的な数値で選ばれないと嫌じゃありません?

 それこそ、なにか“力学”が働いているような気がしてならないんですよ……。

 SNSのデータではどうなっているんですか?



筆者:

 ちょっと、年ベースでどれぐらいSNSで話題になったのか僕の調査では分からなかったのですが、イー・ガーディアン株式会社主催のSNS流行語大賞2023が11月29日に発表されていまして、


 そこではツイート数がカウントされていまして、

1位 かわちい (『可愛い』の派生語)    369万回 (SNS流行語大賞)

2位 スイカゲーム (果物パズルゲーム)  186万回

3位 『○○した瞬間、終わったわ』 (Yukopiさんの楽曲「強風オールバック」にあるフレーズ) 164万回

4位 てぇてぇ (『尊い』の派生語)     157万回

5位 アレ(A.R.E)          149万回


 と、アレ(A.R.E)は5位にランクインしています。


※ちなみに同ランキングではアニメ部門、食べ物部門、映画部門、ゲーム部門など部門別に分かれています。このように部門別で分けたほうが多くの方に納得感があるかもしれませんね。

 政治部門はありませんでしたが……。



質問者:

 なるほど。しかし5位かぁという感じもしますけどね。



筆者:

 1~4位はZ世代が使う又は流行った用語なんです。

そうなると、年齢層が上の方々が選ぶので、5位でも選ばれてもおかしくはありません。


 ちなみに去年の同ランキングで『流行語大賞』に選ばれた『村神様』は10位圏外だったので、去年よりかは遥かに妥当性があると言えます。


 もう一つこの『2023ユーキャン新語・流行語大賞』で重大な要素がありまして、

 「受賞者を呼ばなくてはいけない」ということです。



質問者:

 どういうことですか?



筆者:

 これは「増税メガネ」とも関係があると思うんですけど、2014年には「集団的自衛権」が選ばれたのですが、当時の安倍首相は受賞を拒否されたんです。


 2つ以上この大賞に選ばれる年もありますが、やはり「大賞授賞者がいない」という事態は避けなくてはいけないので「受賞者辞退若しくは不明になりそうな用語」というのも避けられがちなのです。


 ちなみに政治用語でも発祥者が受賞した事例は2017年の『忖度』というのがありますけどね。



質問者:

 確かに「増税メガネ」は誰が発祥か分かりませんし、これだけの蔑称は岸田首相は拒否しそうですよね……。



筆者:

 個人的には「増税メガネ」は国会の答弁で登場するほどでしたから選ばれる可能性としてはあったんじゃないかと思いましたが、


 選考委員のやくみつる氏が選ばなかった理由として、


『大喜利状態で1人歩きをしてしまっている。弱視などでメガネを着用している人もいることから、尻馬に乗っかるようなことは避けたいと思いました』


 としています。



質問者:

 調べてみたらこの意見に対してネットは「忖度だ」と言っているようですね。



筆者:

 うーん、ただ僕はやくみつる氏の意見に一部賛同と言う感じですかね。


 確かに最近「増税メガネ」の“増税”の部分は日々変化していますし(増税レーシックという例外もあったが)、変動的要素と言うのはあるというのは理解できます。


 更に、全国には〇〇メガネというあだ名で嫌な思いをされている方に対して配慮することも大事なこと思いますね。


 特に子供とかは些細なことでイジメとかを引き起こしたりしますからね。

ちょっと「忖度」が流行語大賞入りした2014年とはわけが違うかな? と個人的には思いますね。



質問者:

 確かにそう言った要素は見過ごしてはいけませんね。

 特にこの『ユーキャン流行語大賞』はメディアでも大きく取り上げられますからね。

 


筆者:

 まぁ、ネットでは「誰のことか暗にわかる」ことからこれからも使い続けられるでしょうし、僕も岸田首相のことしか指さないつもりなので使い続けますけどね(笑)。



質問者:

 ですが、いくら公人とはいえ、そんなに貶していいのでしょうか……。



筆者:

 それだけ岸田首相がやろうとしている“偽減税”や社会保障費の隠れ増額、インボイス制度導入、様々な控除廃止の検討、来年の森林環境税導入などに僕は怒っているということです。


 これらをすべて撤回して、全て国債で賄い、直ちに消費減税を行ってくれればもう蔑称みたいな呼び方は二度としませんよ。

むしろ、「救国の英雄」として称えさせていただきますよ。本当に。



質問者:

 な、なるほど……。



筆者:

 それだけ岸田首相や自民党は、日本を消滅させたいのか外国人に明け渡したいのか、それともどこかからお金が貰えているのかは知りませんが、日本国民を苦しめ続けているということです。


 と言うことでここまでご覧いただきありがとうございました。

 僕はこのように時事ネタや、政治・経済、マスコミの問題など個人的な視点で解説していこうと思いますのでどうぞご覧ください。

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