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Case1. A子とクソモラハラ野郎

作者A子と、外面だけは良いクソモラハラ野郎の日常を綴る。

きっともう2度とこんな嘘モラハラ野郎と付き合うことなんてないと思うけど、自分の心に留めておくだけじゃもったいないじゃないですか?!?!え?!?!ネタにしてることバレたら「法に則って話進めさせてもらいます」とか言われるんじゃないっすかね?!?!大丈夫!所々改変してるから!発言は一切改変してないよ!

Case1. A子とクソモラハラ野郎の話 その1


昔々のことである。

私A子とクソモラハラ野郎(通称モラ男)は、いわゆる出会いバーで出会った。


初めてモラ男と話した時の印象は、意識高い系でプライドエベレスト、ノリが良くてコミュ力が高い一般的に見てモテそうな男だなと思った。

バーでは会話が盛り上がり帰りたくなくなったので初対面でホテルに直行した。


その後2回目のデートで付き合うことになり、そこまでは良かった。

モラ男は深入りしなければ、外見も良いし、人への気遣いなんかは最高に出来る人だったが、分刻みのスケジュールを立てたり、歩くスピードにまで文句を付けてきたり、と徐々におや?と思う部分が見えてきた。


A子の誕生日にはサプライズやプレゼントなど色々計画を立ててエスコートしてくれたモラ男だったが、


「19時24分発の電車に乗って、19時40分まで写真を撮って、19時48分にはエレベーターの前行くよ!19時55分に最上階に着く計算で、20時にバー予約してあるんだ!」


ん?んー?細かい。

念入りに調べて計画立ててくれたことは嬉しかったが、実際モラ男の計画通りに動き始めると上手くいかない。

A子は歩くのがかなり遅い方だが、モラ男の計画について行こうとするとガンダッシュしないと間に合わないレベルだった。

無理な計画を立てられたことに関しては何も思わないが、歩くのが遅いA子に対して「もう少し人に合わせて歩けないの?」なんて言ってきた。さすがモラ男。


結局A子の誕生日はひたすら急かされ、ひたすら走らされてヘトヘトになったが、A子はおバカなもんでそれすらも(なんか私青春しちゃってる?!)なんて盲目の恋にハマってしまったのだった。


1ヶ月が過ぎた頃、デート中にA子は飲食店でもらったお釣り2000円を無くした。

『あれ?さっきのお釣り2000円だったと思ったんだけど、鞄の底にいっちゃったかなぁ。ポケット入れたと思ったんだけど』

見当たらないけど帰って鞄の中確認してみるから平気!なんて何気ないA子の発言がモラ男に火を付けてしまった。


「・・・お前金を無くしたとか本気で言ってんのか?金ってすげー大事なんだぞ。金額は問題じゃなくて、金を粗末にするお前の腐ったゴミみてーな頭が問題なんだよ。」


?!?!確かに?!?!それな?!?!


「世の中にはなぁ、色っ々なクズがいる。性にだらしないクズ、マトモに働けないクズ、生活能力ないクズ、生産性のないクズは山ほど溢れてる。でもなぁ、お前はそのクズの中の最底辺のクズなんだよ!!!」


?!?!クズの中のクズ?!?!まだ2000円無くしたって確定してないのに?!?!鞄の中に入ってるかもしれないのに?!?!


今なら冷静に考えられるが、その時のA子は(私のせいで怒らせてしまった、私がもっと生産性のある人間になれれば怒らせなくて済むのに、とにかく謝らないと嫌われる捨てられる)というクソみたいな思考で、大号泣しながら謝り倒した。


これ2人きりの時に言われても結構な事件だが、何が大事件かって、繁華街の駅前の路上で叫ばれて最終的に胸ぐら掴まれて2000円投げつけられて放置されて帰られたって事な!

道端に座り込んだA子に道ゆくおばあちゃんが、あなた大丈夫?なんて声をかけてくれたりした。


普通の女であればこの時点でモラ男がヤバい男だということに気付いて関係を断つはずだが、A子はおバカな女だ。

(正義感が強すぎるんだな。でも私のために怒ってくれるなんて優しい人だな)

そんな間違った解釈をして、モラ男に泣き謝り倒して仲直りしたのだった。


その2へ続く。

ラノベは良く読むけど、文章を書いたのは中学の夏休みの作文以来ではないかしら?!

文章って難しいぃ〜っていうかぁ〜日本語って難しいぃ〜ぴえぇん〜ぴえんぴえんぱおんん〜


Case1.では私A子が出会った中でも上位に入る意味不明なクソモラハラ野郎についてのお話でした。

はっきり言ってこんなのはまだ序の口です。だってこれ、付き合って1ヶ月の話ですからね。これが一年近く続いたんですよ。鬼。人生クソナイトメアモード。何はともあれ、もう別れている事と、クソモラハラ野郎の話は誰に話しても笑ってもらえるのでその辺は感謝してますね。39(サンキュー)な、クソモラハラ野郎。


今回Case1.はその1なので今後も続きます。いつか友人のB子やC子の話なんかもたらたら書こうと思ってますので、世の中の頭おかしい男の事知りたい人や、女のゲスい部分知りたい人も読んでくださいね。


作者自己紹介

花おるカオルコ。飲み会大好き酒大好きなアラサー。趣味はお風呂とラノベとアニメとマッチングアプリでタイプな男をスクショする事。直近で付けられたあだ名は【チ●コ至上主義者】。声を大にして言いたいが下品なことは嫌いだ。

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