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18.陽だまりの中で ~(2)

「そうだよ。もうすぐ迎えに来るはずなんだけどねえ・・・・・」

「大おばあ様のお友達が来るの? 誰? 舞菜も知ってる人?」


「うーん。名前なんていったかしら、忘れちゃったわ。さあ、もう家の中に入りなさい。ちょっと寒くなってきたから」


「はーい」

二人は息の合った返事をしながら仲良く家の中に入っていった。


「ああ、それにしても不思議な夢だったわ。すごく懐かしい感じがする。夢に出てきた死神、名前なんていったかしら・・・・ジ、ジ、ジャンゴ?・・・」


『ばかやろう、ジャンクだ!』


庭の向こう側で聞き覚えのある男の声が聞こえた。


「そうそう、ジャンクだ・・・え?」

おばあさんは驚いてあたりを見回した。


「誰かいるのかい?」


『え?お前、俺の声が聞こえてんのか?』

その声の主も驚いた様子だ。


「だ、誰だい?」

庭先にある白樺の横に薄らと人の影が見えた。


『まさか、俺の姿も見えてんのか?』


それは夢の中に出てきた死神のジャンクだった。


「もしかしてあんた、ジャンクかい?」


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