表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

平民に戻りたい! (短編)

平民に戻りたい!

作者: 甘党侍

初めての投稿です。

その日の思いつきで書いてるからたぶんめちゃくちゃだろうな....。

初投稿1作目!





どうも。こんにちは。


つい最近、平民からお貴族様の次女になっちゃったテアラ・ランガージュです。孤児院育ちで下のガキンチョ共を振り回すという名のお世話をしてたら、突然貴族っぽいおっさんに話しかけられ、名前を聞かれ、無駄に顔を触りながら号泣されて連れてかれて気づいたら貴族の一員にされてました。


話を聞くとどうやら自分は、ランガージュ男爵様の愛人の子供。つまり隠し子だそうで。しかも無駄に顔を触って泣いてたのは、その愛人さんは亡くなられたとか。そうか、母ちゃん死んでたの、あれま。


これからはおまえに不自由させないからな!と言われて新しい家族である姉を紹介されたのだが、あの姉とは仲良くしてほしいとまったく思わない。


貴族のマナーやら作法やら家庭教師に教わりながら、この家のメイドさん達にも教わりながら散歩してたらなにかと睨んでくる姉。さらには理解不能な言葉をいって罵ってくるし、挙げ句の果てには、


「あなたはヒロインなのに!ちゃんとヒロインらしくしなさいよ!」


と、言われた。


近くにいたメイドさん達にヒロインってなんぞ?と聞いてもメイドさん達も首傾げてわかんなかったみたい。一応家庭教師さんにも聞いたが、メイドさんと同じ反応だったから気にしないことにした。


だが姉の珍発言はあれだけじゃない。

姉の婚約者さんにご挨拶してたら、

「わたくしの婚約者に色目使わないでよね!」


国の中心にある学園に通うことになったら、

「ヒロインには負けないんだから!むしろあんたなんて貴族世界から追放してやるんだから!」


などなど。


なぜ身内の婚約者に色目を使わなならんのだ。使うなら果物屋のおばちゃんに値下げ目的で色目使うし。


貴族世界から追放?てことは平民に戻るってことでしょ?どうぞどうぞ追放しちゃってくださいな。突然君は僕の子だ!って誘拐のように連れてこられて貴族の一員にされたこっちからしたら是非そうしてくれ!と言いたい。だってあんな汚い孤児院に行くな!って言うんだよ?誰がって?あの姉だよ!自称父親(笑)はテアラの好きなようにしていいよって言ってくれたのに!あんな汚いところに行くなんて家の品格が下がる!って。おまえは貴族になったんだから平民のマネはするなとか。平民の税金で生活してるやつに言われたくねぇわ。



てかほんとに戻れるなら平民に戻りたいんだけど?


読んでくださってありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 面白かったです。でも欲を言えばもっと読みたいかも? 続き、書くなら楽しみにしてます。
2017/08/29 19:28 退会済み
管理
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ