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幸せなやつほど優しい  作者: ぶり大根
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信長万歳

はじめて書くので御容赦を

昔からあまり明智光秀が好きではない


もし自分が戦国時代に生きていたら織田信長公の家臣として様々な戦果を挙げて、そして信長公からある程度の評価やら領地やらというものがほしいと思っていた。小学生の頃は教科書の信長公を見ながら一騎当千に駆け回る自分を想像してはいつも満足していたのである、そこに居はしない偉人を崇拝しては信長公の命令ならなんでも言う通りにするだろうと誓ってさえいた。


しかし


高校に上がり、一年が立ち自分は気づいたのだ、信長公は無能には厳しいということに、


自分が信長公のもとで戦に出ようと成り上がりなどとてもできるものではない。自分なら上手くいっても鉄砲足軽だろうと、あるいはたまたま銃弾が大将にあたってワンチャン鉄炮頭なんだと気づかされた、無能だと思ってた武将でさえもよくよく調べてみても自分の遥か上の上、秀吉さんなんかほぼ青天井。


だが、高校二年に上がったとていまだに織田信長という偉人への憧れは消えない、きっといま織田ノブナリがスケートリンクで挙兵したとしても本当の子孫かどうかはわからずともスケート靴を購入して自分が住む北陸から大返しで駆けつける自信はある。


そこまで敬愛しているからこそ、その分明智光秀は好きではない、たまにいる明智光秀好きには驚嘆する。


だからこそ自分は隣のやつが嫌いである


「そろそろいかんのか?」


こいつのせいで学生生活はもうメチャクチャだ。


とても憎らしい、時代が時代ならこの女をすぐに斬り殺すところだ。


せいぜい時代に感謝してほしいところだ。


こいつの姓は明智それでも嫌悪の対象であるというのに、こいつは全てをぶち壊した原因


こいつが鶴来町に来たのは3ヶ月前

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