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資料文書  作者: C.J.
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人物ファイル―001『ジョン』

ジョン。本名かどうかは不明である。


B世界2574年に観測。

人の形をしているが、その体内は機械部品が大半を占める。

恐らく、元は人間だったものを、機械と融合、あるいは改造されたものと思われる。


“佐藤栞”と言う名の女性を連れていた。

こちらは人間と思われる。


言語に障害があるらしく、意味不明な文章を常時呟いている。


身体の至る所に爆薬が仕込んであり、細かく切り離して部位ごとに自爆することが出来る。

また、背骨に添わせて剣を仕込んでおり、抜き取る事は出来ないものの、飛び出させる事が可能であり、後方の敵へと不意打ちを仕掛けることが出来る。


また、“リンゴ飴茶”なる小型爆弾を携帯しており、ポケットに隠している。

主に盲ましの目的で使われる。


“佐藤栞”を守る事を最優先し、その為には自分の手足も躊躇い無く差し出す。

この二人が果たしてどういう関係なのか、現状に知る術はない。


最期は彼女を逃がす為に、自らの胴体を爆破。

爆破の威力は周囲100メートルに及んだ。


なお、彼の自爆した跡地は後に、“左手の爆心地”と呼ばれるようになる。


これは、彼が自身のことを“火星に行ったジョンの左手のジョン”と呼称したものからなのか、あるいは、彼自身も知らない何らかのコードネームからなのか。真相は闇の中である。


容姿は20代ほどの男性。シルクハットに黒のスーツと、手品師を彷彿とさせるものだった。


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