5月のあなた
やさしい黄色い光に包まれる
もうすぐ夏が来るんだね
小川の水面がキラキラ反射して遠くが透き通る
五月、私はあなたと出会った
今日あなたとの夢の道を歩いていたら
懐かしいあの時の思い出があふれ出してきたの
少し高めの声色で白い歯を見せて笑うんだ
その笑顔を見ると私の胸は苦しくなって
ずっとそばにいたいと思ったの
ああ…、嫌だな
忘れたくても忘れられない
つらいよ
今すぐあの時に戻りたい
もう一度最初からやり直したい
そうしたら、
もしかしたら、
きっと…
もう後ろは振り返らない
あの頃の思い出に浸っているだけでは
先に進めないから