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第7話、クラスメイトの安否。

11月15日、誤字修正しました。

 ストーブの中の火がゆらゆらと揺れている。

 時折薪が空気の爆ぜるような音を鳴らしていた。


 居間のこの場所を寝床に選んだ俺だがどうにも寝付けないでいた。

 今日知り合ったばかりのおっさんの家に泊めてもらって寝心地が悪いから、というわけではない。

 もちろん実家のベッドに比べれば天と地ほどの差はあるが、こんなところで無い物ねだりはしない。


 単純に、自分がのうのうと屋根の下で横になり、ストーブで暖を取りながら寝ようとしている間に、桜たちは何をしているのだろうかと気になって仕方がなかった。

 俺の脚だからこそぎりぎりこの街に一日でたどり着いたが、あの人数で女子もいるあいつらはそうも行かないだろう。

 初めての土地、それどころか初めての世界で飯も食えず、空腹に耐え、屋根のないところで野宿しているかもしれない桜たちの不安を思えば、胸が締め付けられる思いだった。


 助けに行こうか、とも思う。 


 だが、今思えば俺はクラスから逃げるように出てきた。

 居づらくなったクラスから逃げてきた。

 実際クラスにとってそれが一番良かったような気がする。

 当然あの事件の一因である俺を疎ましく思うものがほとんどだろう。

 元から俺のことを好いていなかった奴もいるだろう。

 一部の男子や女子には俺の見方になってくれる奴もいたかもしれないと信じたい。

 しかしそういう奴らにも俺という鼻つまみ者がいるせいで迷惑がかかる可能性は高い。

 俺を擁護するという行為自体が3組の中ではもはや背反行為に当たる。

 そういう行為はたやすくクラスを分裂させるはずだ。

 そしていつでも俺の見方でいてくれたはずの桜をも俺は傷つけてしまった。


 もはやあのクラスに俺の居場所は無い。


 結局何がいいたいかというとだ、俺が3組から離れたのは間違いではなかったはずだ。


 そうやって自分の逃げを正当化しようとはするものの、あの森には巨大猪がいる。

 まさかあの一匹だけではないはずだ。

 そして他にもあのように人を襲ってくる類の動物はいるだろう。


 もし桜たちがが襲われたときに、あのクラスを守ることができる奴はいるだろうか?

 自信過剰ではなく、俺はあのクラスの中では一番の戦力だ。

 運動部も多いクラスだったが、突然こんな世界に放り込まれ、森で見たことも無いような大きさの猪に襲われて対応できる奴がいるだろうか?

 それは否だろう。


 俺は一人だったからあの森で夜を向かえずに済んだが、あいつらはそうはいかない。

 俺はあのクラスを守ってやらなければならないんじゃないか?

 桜を守るのは俺の役割だったんじゃないのか?


 しかしもしクラスメイトを見つけることができたとしても俺は受け入れられないだろう……。


 そんな思考が延々とループし、森に行くかどうか決めきれない自分に苛立ちが募る。



「だぁーっ、うっとぉしい!行きゃぁいいだろーがー!」



 森にいなければいないでいいんだ。

 安全なところにいてくれるならそれに越したことはない。


 だがもし森にあいつ等が来ていて獣に襲われ、今度こそ二度と会えなくなってしまうなんてそれこそ勘弁だ。


 俺があのクラスをこの世界に連れてきてしまったようなものだ。

 その責任はとるべきだろ?

 今までも連れが困ってたときは手を貸してきたはずだ。

 もちろん手を貸せるようなのは喧嘩ばっかりだったが。

 じゃあ今回も俺はクラスメイトを守ってやるべきだ。

 あぁ、そうだ、俺が守らないといけない。

 クラスに居場所が無くとも、守ることはできるだろう。

 またあんな猪が出てきても今回はこの三尺刀がある。

 

 死にそうになったときの事は死にそうになったときに考えろ。


 とりあえず、おっさんの言っていた旅の休憩所を覗いて、誰もいなけりゃ帰る。

 いたらこの町にこれるように守ってやる、簡単なことじゃねぇか。


 ようやくそう決断すると、握り拳を左手に打ちつけた。

 パァンッっと小気味の良い音を立てると俺は立ち上がり、三尺刀を手に取る。


「うしっ、頼むぜ、相棒。」




   **********   




 今日走った街道を逆走する。

 この世界の夜は街灯も何もなく本当に暗いので、居間に吊るしてあったランプを拝借している。

 おっさんには事後承諾してもらおう。

 しかし、木々で月明かりのさえぎられる暗い森の不気味さは尋常ではなく、ゴールの見えない長距離走に既に旅の休憩所を通り過ぎてしまったのでは、という不安が心を煽る。


 やわらかい学校の上履きは走りやすくはあるが、お世辞にも足場がいいとはいえない街道には心もとなく、ランプと三尺刀に両手を塞がれているこの状況は、昼間以上に体力を削っていく。

 いくら体を鍛えていたとはいえ、さすがの俺もかなりきつくなってきていた。


 そんな道中だが、幸運だったのか今までのところ獣との遭遇はない。

 時折かさかさと物音がしてそのたびにびっくりして振り返り、特に何も見つからずにまた歩き始める。

 そんなことを繰り返している。


 異世界の森というだけあってここいらの木々はどれも背が高く、時間の経過と共に月も傾き始めると森の暗さはよりいっそう深まっていく。


 そうして小休止をはさみながら走り続けていると念願の木の看板を見つけることができた。


 看板にはおっさんが行ってたとおり、でかでかと『旅の休憩所』と書いており、看板の向きがその方向を示していた。

 桜たちを見つけたわけではないが、とりあえずは目的の場所にたどり着いたことに安堵し看板が指し示す獣道に歩を進める。


 少しすると水が流れるような音が聞こえてきて、おっさんが川のほとりにあるといっていたのを思い出す。 

 それと同時に木々の隙間から光が漏れてきているのに気づいた。

 明らかに月の光とは別種の赤い光、おっさんの居間のストーブと似たような光だった。


 逸る気持ちを抑え、ランプの火を消してできるだけ足音を立てないようにこっそりと近づいていくと、この世界で見紛うはずもない見慣れた制服が4箇所に作られた焚き火を囲うようにして並んでいるのが見えた。


 統一された学校の制服はこんなところでも一目で見分けがつく。

 三組の奴らであることはもはや間違いなかった。


 状況を確認すると、女子は女子、男子は男子同士で固まって眠っているようだ。

 男子の数人は見張りのためか少し離れた木に背を預け、寒さから身を守るように背を丸めている。

 こういう時に発揮される団結力を見ると、昔から中心で生きてきた身としては、そこに自分がいないことに少し嫉妬してしまう。


 みな、怪我をしている様子もなく規則正しい寝息を立てていることに安心しながらも視線では桜を探す。

 どうやら桜は楠本と二条と一緒に挟まれて眠っているようだ。


 三組の野営地のすぐそばまで来ているのだが誰一人として起きる様子はない。

 それも当然だろう。

 元の世界ではクラスメイトに突然命を奪われ、いきなりこんなわけのわからない異世界に飛ばされて森の中を朝から夕方まで歩いていたのだ。

 体力的にも精神的にも一杯一杯だっただろう。

 正直なところ俺もさっきからあくびがとまらなくなってきている。


 だがここで寝るわけにはいかない。

 俺は今から眠りこけている見張りの代わりを引き受けなくてはならない。

 それからも、せめてこいつらが森を出るまではばれないように護衛を続けるつもりだ。


 眠る間もない厳しい行程だが、こいつらにはなんとしてでも町までたどり着いてもらいたい。


 しかし、その間俺があいつらに気取られるわけには行かない。


 影からあいつらに危険が及ばないように守ってやる。

 俺にできるのはそれまでだ。


 クラスの奴らと関わることはもうできないし、俺も迷惑をかけたくはない。

 守ってやるというのも、ただの自己満足の贖罪に過ぎないということも自分で理解している。

 だから、俺はこれからこいつらと話すこともないだろうし一緒に笑うこともないんだろう。


 そう考えて俺は寂しさを感じている自分に気づいた。


 クラスにもいくらか仲良くしてくれる奴はいた。

 事件の前ならそれこそあえば普通に話すことできるくらいの関係は最低でも保っていた。

 これからはそいつらに疎まれながらも一方的に影から支えることしかできない。

 それは俺じゃなくてもつらいだろう。


 だがそれ以上に桜のことだ。


 もう、桜とも笑いあうことができない。

 その現実がこれ以上無いくらいに俺にのしかかってくる。

 その重圧に膝がおれ、涙をこぼしそうになる。


 関われないからこそ裏方に徹するんだ、そう思っていたが、改めて考えるとやはりそれは耐え難い。

 一年もたっていない、7ヶ月の間だった。

 桜と関わりだしてまだ7ヶ月。

 たったそれだけの期間で、ここまで俺は桜に惚れ込んでいた。

 本当に。自分でも意外だと思う。

 あの高校に入学して最初の月、まず俺は高校に興味が無かった。

 だからあまり学校には行かなかった。

 たまの学校でも、休み時間にはクラスメイトや他のクラスの中学からの連れがしゃべりに来るのであまり女なんか見てもいなかった。


 だが五月のゴールデンウィーク。

 せっかくのゴールデンウィーク、クラスで遊びに行こうということになって、皆でボーリングに行った。

 そこで俺は桜に一目惚れした。

 

 皆桜を見ていたような気がする。

 男はもちろん色目で。

 女は桜を可愛がっていた。

 女の事だからもしかしたら黒い事情もあるのかもしれない。

 しかしそのときに見た桜は、紛れも無くクラスの中心だった。

 外見も俺のストライクで人望も厚い桜。

 今思えばそんな桜に嫉妬したのかもしれない。

 クラスの中心にいるあいつを自分のものにしたい、そんな気持ちもあったのかもしれない。

 だがなんにせよ、そこから俺は桜に恋をしたんだ。

 それから俺は連絡先をきき、毎日連絡をとり、気持ちを抑えきれず、一週間後のある時俺は桜に告白した。

 桜にはちょっと考えさせてほしいといわれた。

 早すぎたかもしれないと正直焦った。

 それから桜の返事をもらうまで、学校に行くかどうかも迷ったが、ここで行かないと、情けないと思っていくことにした。

 一週間の間、学校ではかなり気まずい思いをしたが、最終的にはよろしくお願いします、ということで付き合うことになったのだ。


 それから……。


 ……。



 ……。




「ッ!?」



 物音に目を覚ましてから、俺は自分が眠ってしまっていたことに気づいた。

 そして目を覚ました理由を思い出し即座に立ち上がる。


 物音の原因は探さずともすぐに見つかった。



「ちくしょう。」



 すぐ近くまで黒い影が迫ってきていた。

 距離にして15メートルほど。

 犬か、いや狼の類だろう。

 だがひとつ遠目に見てもわかる特徴があった。それは元の世界には無かったものだ。

 狼の鼻が異様にとがっていた。

 どう見ても硬質で、暗闇の中で鋭利な刃物にありがちな光をわずかに反射している。

 あれを突き込まれるのはまずい。


 あれだけ守ると意気込んでいた癖に暢気に居眠りをしていた自分を恨みながら三尺刀を抜き放つ。

 この獲物を片手で扱うことはできないので鞘は地面に捨て置いた。


 場所としてはこっちからぎりぎり焚き火の光が見えるか見えないかの距離まで来ているので、ここでこいつ等を始末できれば桜たちに危険が及ぶことはないだろう。



「やるしかねぇ。」



 だがどうする。

 狼は一匹ではない、4匹いるのだ。

 この刀を使うのはこれが初めてだ。

 作戦と言うほどの物を立てる戦略の幅も皆無。

 正直無策に襲いくる狼に対して、我武者羅に刀を振るうことしかできないだろう。


 相手は角もちの狼四匹。


 異世界補正で馬鹿でかい訳じゃないのがありがたい。

 せいぜい大型犬よりすこしちっさい位のものだ。


 しかし多少大きくなる分に関しては、的が大きくなるので、剣の扱いにど素人な俺としては若干のメリットもあるのだが。


 何にせよ数がまずい。

 明らかにまずい。

 向こうは鋭い牙と爪と角をもっている。

 食らったら打撲ではすまない。

 人間相手なら何とでもなるが動物の動きはまるで予想が付かないためにやりづらい。


 そうこう考えている間に先頭の一匹がこちらに突進を掛けてきた。



「くそっ!!」



 しかも狼は最初の一匹が走り出したのを合図に一気に散開して空いている両サイドから攻撃を仕掛けようとしている。

 さすが天然で狩りを続けているだけのことはある。

 野生でありながらコンビネーションしてくるとは。

 しかも想像していたよりもスピードがかなり速い。

 異世界補正がこんなところでくるとは思わなかった。


 チーターのトップスピード張りの走りが、俺と戦闘の狼の間の空間をほんの数秒でゼロにしようとする。


 だが俺もここまで来る間に桜やクラスのことだけを考えてきたわけではない。

 ちゃんと戦闘時のシチュエーションも考えていた。

 喧嘩には優れているが、剣技において全く経験の無い俺が頭の中で組み立てることができた先頭パターンはただ一つ。



「おらっ!」



 初手を確実に決める。


 一番最初に正面から突っ込んできた狼に、それこそ馬鹿正直に真正面から剣を振り下ろした。


 俺が立てたプランはこうだ。

 剣を大上段に構える。

 そして力任せに振り下ろす。

 それだけだ。


 剣をまともに使えない俺にはそれしかできない。

 横薙ぎに切ったり、逆袈裟に切り上げるなんて芸当すら賭けになる。

 本物の剣なら一撃、クリーンヒットすれば行動不能には陥るはずだと思った。

 だから一番単純で狙いやすく、出も早そうで、重力も乗ってパワーもある使い方を選んだ。

 本当にそれだけだった。


 結果としてその作戦は功をなした。

 正面の狼はトップスピードでこちらの最速の一撃をよけることができず、頭をかち割られて、悲鳴を上げることも無く死んだ。


 左右の狼は怒りに吠え、すぐさま両脇から突進してくる。

 後ろに大きく跳びのくと、二匹の狼はお互いにぶつかり合いながらすぐにこちらに進路を修正してくる。


 すでにプランは終了した。


 後はもう無様に闇雲に剣を振り回すことしかできない。


 そうわかっているから俺は目の前の三匹めがけて横薙ぎに刀を振るう。

 今度は三匹とも両サイドに飛びのき、刀を回避する。

 しかし真ん中にいた狼だけは刀から逃れきれず胴体の側面を、切っ先が切り裂く。


 その狼のダメージを確認する間も無く両サイドに散った狼がまた飛び掛ってくる。

 経験も無ければ計画も立てれていなかった俺はただただ焦る。


 だってそうだろう、誰が刀一本でちょっと変な狼4匹も同時に相手することを想像するものか。


 先の太刀筋を往復するように刀を振るう。

 恐怖にもはや技も何もなく太刀筋もぶれぶれの一閃は二匹のどちらに当たることもなかった。


 右側の狼は背後に飛びずさり回避する。

 そして左側の狼は姿勢低く刃を掻い潜り、俺の懐までもぐりこんできていた。


 そう気づいたときには既に俺にはなすすべもなかった。



「ぐぉえっ!」



 狼のナイフのような角が内臓にえぐり込む。

 かつて向こうの世界でも一度味わったことのある感覚。

 しかし記憶に残る感覚と比べても狼の一撃はあまりにも重い。

 角の厚みはナイフの比ではなく、その異物が体内をえぐる激痛は想像を絶する。

 さらに全体重を乗せた突進の一撃はプロボクサーのボディブローにも匹敵するようで、角の差込口を破り広げるような感覚すらある。


 情けない嗚咽をあげながらも、ヒットアンドアウェイで刀の半径から逃れようとする狼を何とか切り捨てる。

 ほぼ反射的な一撃だったが頭部を斜めに切り開かれた狼は生きてはいないだろう。


 そして瞬時に背後に刀を向ける。

 その動作だけで腹部がねじられ激痛が走った。



「ぐっ、ゲホッ、オエェッ!」



 どうやら内臓を傷つけられたようで、咳き込んで吐き出したのは血のようだ。

 口の中が鉄臭い血の味が広がっている。


 咳き込んだ事でさらに腹部が痛む悪循環。

 かつてない痛みに力が入らず、刀を握る手が震える。


 眼前の狼は、コイツだけ臆病だったようで手負いの俺相手に、間合いに入らないように注意しながら吼えて威嚇してくる。


 しかし状況は最悪といえる。

 俺のほうは刀を支えているのがぎりぎりで、コイツを振るえるのも後一回が限界じゃないだろうかと思える。

 それに対して数は一匹まで減らしたが、その一匹は無傷だ。



「せっかく桜と一緒に生き返ったんだ……、こんなところで死ぬわけにはいかねぇ!」



 そんな状況でも気持ちで負けたら本当に終わりだと声を張り上げるが、詰め寄る狼に対し、じりじりと後ずさるしか手はなく、気づけば背後には木が迫りもはや退路は絶たれてしまった。


 さすがに二度も転生させてはくれまい。

 次を外せば本当に、これで終わりだな。


 刀を大上段に構える力も残っておらず、切っ先を地面につけて逆袈裟の構えを取る。


 次の瞬間狼も意を決して突進してくる。

 その狙いはおそらく首。

 スピード重視で一直線に飛び上がり、凶悪な牙をのぞかせながら飛び掛ってくる。


 外せば一瞬でのど笛を食い破られる。


 迫る狼の牙を見ればその光景が容易に想像できる。


 ゆえにこの一撃は絶対に外すことができない。


 だが、それを理解した上での必殺の一撃は、残酷にも狼にまで振り上げられる前に地を這う木の根に食い込み、最後の狼を切り裂くことは無かった。



「くそがあぁぁぁあ!」



 一つ一つの動作がもたらす激痛を無視し、血を吐き散らしながら力任せに木の根ごと切り裂いて狼を叩き切るために刃を振るう。


 だがそれはあまりにも遅い。


 すでに狼は目と鼻の先、生臭い口を大きく開いて俺の首を噛み千切らんと迫る。


 教室での事件の時と同じように走馬灯など見ることもなく。


 俺を食い殺すだろう狼と目が合った瞬間に諦めが付き。


 『短けー異世界人生だったな、ファック。』などと心の中で愚痴をこぼし。




 次の瞬間にはストーブの炎のような二条の紅が、狼を吹き飛ばした。




「なん……、だよ。」



 そうつぶやいた後にクラスメイトが俺の名を呼びながら駆け寄って来ているのに気づいたところで、俺は意識を失った。


いつもより長い上に戦闘シーンがやっぱり難しいです。

そのうち無双も書きます。笑


何時くらいに投稿するのが一番アクセス伸びるか、とか知ってらっしゃる他作者様いらっしゃったら教えてくださいお願いします。



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