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GLADIATOR  作者: 狩志生
第一章
5/10

第四話

おれたちはガランシア図書館で会った?怪しげなおっさんに着いて行くことにした。

おっさんとおれたちは図書館を出て、何やら見たことがあるような感じの道に出た。

たしか、この道はガランシアの街の裏の森に繋がっていた気がする。


「なんかこの道、見覚えないか?」

「なんか見覚えあるようなぁ…この先って確か…」

「おい、お前ら。着いたぞ」


そこには、少しボロい道場があった。おれはようやく思い出した。その道場は3年前くらいまで、おれとレッズが通っていた道場だ。


「アヴェン!ここっておれらが通っていた道場だよな?」

「うん、でもなんでここに…」


すると、おっさんが振り返って話し始めた。


「なんだ、お前らここ知ってんのか?だったら話が早い。えーっ、突然だがこれから1ヶ月間、お前らに能力アビリティの稽古をしたいと思います」

「はぁ!?なんでこんなおっさんに能力アビリティを教わらなきゃなんねーんだよ!」


「まぁ少しは話を聞かんかね」


誰かが向こうからやってくる。


「あなたは……ルロー師範代!?」

「フォッフォッフォッ、久しいのぅアヴェンとレッズよ…それにレガロ殿も」

「レガロ!?」


おれは驚いた。


「レ、レガロって、あの英雄ヴァンレスが能力アビリティを創り出した時、その手伝いをしたという聖なる七人セイント・セブンスのレガロ・ランウェルですか!?」

「あぁ、ご丁寧な説明ありがとな」


おれは、この人のことを何度か耳にしたことがある。でもなんで300年前の人間がここに…


「でも、なんで大昔の人がここに!?」

「あぁ?だって、俺は《獣人》と《エルフ》のハーフだから」


そう言ってレガロは被っていたターバンを取った。ターバンの下には少し尖っている獣の耳があった。尖っているのは、エルフの血が混ざっているからだろう。


「じゃあ明日からここで、俺とルローで稽古するからな」

「え?じーさんもやんのかよ」

「レッズ。わしだってまだまだ若い方じゃ」

「何言ってんだよ、その体で」

「レッズ、お前こそ何言ってんだよ」


おれが空かさずツッコむが、レッズは「はぁ?」って顔してる。こいつ頭良いのにこういうのはバカだな。


「レガロさん、何歳ですか?」


レッズがようやく気付いた。


「俺か?463だ」


おれたちは驚いた。まぁでも300年も前ならそのくらいいってるだろ。


「じゃあ明日からな」

「はい!レッズ、帰ろうぜ」

「悪りぃ、先帰っててくれ」


なんかレッズらしくないな?帰る振りして隠れて様子を見よう。


「じゃあ先帰ってるからな!」

「あぁ、また明日な」


おれは帰る振りをして、近くの茂みに身を潜めた。


「では、俺も帰るとしようかな」

「待てよ、親父・・


え?レガロさんがレ、レッズのお、親父さん!?

どうでしたか?

まさかの展開ですねー(^^)

まぁ良くある話だよね笑

次回はようやく能力アビリティを覚えます!

お楽しみにー(^^)ノシ

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