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GLADIATOR  作者: 狩志生
第一章
10/10

第九話

全然投稿出来てなくてすいません(^◇^;)

しかも短いです、ごめんなさい

これからも投稿できてない期間が長く続くかもしれませんがよろしくお願いします(^-^)

課題を言い渡されたおれはすぐに取り掛かった。道場より少し離れた巨大な樹の下で始めることにし、地面に座って樹にもたれかかった。


「えーっと、まずはこの剣と同じ形を創造してっと…」


じーっと剣を見つめながら頭の中でイメージする。


「そして手から創り出すイメージで手のひらに力を集中させて、一気に生み出す!!」


ギランっとおれの手のひらが少し光り、

目の前にポンっと鉄の剣が出来上がった。


「や…やった!出来たー!…ってあれ??」


出来上がった剣はグニャっと曲がってしまい紙のようにベリっと破れてしまった。


「おっかしいなぁ…ちゃんとイメージしたはずなんだけどなぁ。仕方ない、もう一度だ」


そういっておれは何回も何回も創っては

曲がり、創っては曲がりっと同じことを繰り返していた。そんなときに草むらからレガロがやってきた。


「おぉ!やってるなぁ。どれどれ出来栄えはっと…」


レガロがおれの創り上げたフニャフニャの剣を持ち上げる。


「なんだこれ?剣か?」

「あ、いや、そのー…なんというかぁ…」


レガロに鼻で笑われる。


「いいか?剣ってのはなぁ、こうやって創るんだよ」


レガロの手が光り、一本の剣が出来上がる。


「す、すげぇ…」

「まぁこんなもんかな。お前も上達すりゃあ、もっとすげえもんが創り出せんぞ」

「すげぇもん…って?」

「例えばだなぁ、炎を纏った剣とか、斬った相手を凍らせる剣とかだな」

「ま、まじかよ!すげぇ、すげぇよ!」


おれは早くその剣を創ってみたいという気持ちでいっぱいになり、課題を終わらせようと必死に取り組んだ。だが、出来上がるのは全部フニャフニャの剣だけだった。


「まぁまぁそんなあせんなってよ」


レガロがアドバイスをくれた。


「いいか?お前の創り上げた剣は“形”だけ見ると上出来だ。だけど“硬さ”と“質量”がお話しになりゃしねぇ。そこでだ!実際にこの剣を使って、硬さや質量を自分で確かめてからもう一度創ってはどーだ?たぶん変化は少しかもしれないが現れるぞ」

「“硬さ”と“質量”…か。全然考えてなかったな」


そう思ったおれは実際に使ってみることにした。まずは近くにあった岩を斬ってみたが、キズがつく程度で、あまり斬ることが出来なかった。


「この剣の斬れ味はこんなもんかな。硬さも分かったし、質量は使い慣れてくれば分かるようになるかな」


そうこうしている間にすっかり日は暮れてしまっていた。


「今日はここまでかな。続きは明日にするか。でも質量を忘れないように腰にでも付けておくかな。」


そういって課題一日目が終了したのだった。


ーーーーーーーーーーーーーーーーー


課題一日目の成果

出来上がった剣の本数 62本

規定に達した剣の本数 0本

規定に達しなかった剣の本数 62本


以上



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