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鑑定の矛先、己へ

地球にダンジョンが産まれたら ~40代、ステータスの真実と神の幸運~


第二十九章:鑑定の矛先、己へ


「……そういえば、自分のステータスをまともに見たことがなかったな」


100万円を手にし、伝説のスープで腹を満たした天は、ふと思いついて【鑑定・極み】の意識を自分自身に向けてみた。

今までは「鑑定」を魔物や食材にしか使っていなかったが、このスキルは対象を問わない。


【鑑定:守屋天(40代)】


LV: 10


ギルドランク相関(推定値):


体力: C++(ボアポークとゼリーの効果。既に平均的なBランク級に肉薄)


魔力: F(覚醒の種で微増したが、まだ発展途上)


力: B+(怒りうり坊、レッサーボア、ボアポークの連食による異常成長)


素早さ: D+++(スライムクラゲの軟体化と筋力増強の相乗効果)


器用: E(唯一、食事による強化が追いついていない)


運: SSS+++(限界突破。この世界に存在する最高理論値)


武器: 無銘-天(攻撃力+1005、経験進化中)


スキル: 鑑定極み(常時発動)、無限収納(容量:極大)


「……なんだ、この『運』の項目は」


天は目を疑った。SSS+++。現在のギルドランク制度において、日本にはA+までしか探索者がいないというのに、自分の「運」だけが世界の頂点を遥かに突き抜けている。


第三十章:残酷な世界の「ドロップ率」


「運が良いのは自覚していたが、ドロップって……確定じゃないのか?」


天は翌日、ギルドのロビーで他の探索者たちをこっそり鑑定してみた。

そこには、衝撃的な現実が並んでいた。


【鑑定:若手Cランク探索者】


素早さ: B(洗練された動き。長年の研鑽が伺える)


ドロップ率:


スライム魔石:60%


スライムゼリー:0.05%


突進系モンスター:角99%、皮1%、肉0%


「肉、0%……!?」


天は絶句した。

他の探索者にとって、魔物の肉は「そもそも落ちない」ものだったのだ。彼らがギルドに売るのは、あくまで加工用の皮や角、科学実験用の核。

彼らは「肉を食べてステータスを上げる」という選択肢そのものを持っていない。


「みんな、モンスターを倒せば自然に強くなると思っている。だが、鑑定で見ると……あいつらのステータス、一年前からほとんど変わってないじゃないか」


研鑽を積めば、動きは洗練される。経験値で立ち回りは良くなる。

だが、根本的な「筋力」や「体力」の数値そのものを引き上げるには、天がやっているような「ドロップ食材の摂取」が不可欠なのだ。


第三十一章:幸運という名のチート


「俺が毎回、肉やゼリーや冷麺を山ほど持ち帰れていたのは、このSSS+++の運があったからなのか」


天は冷や汗をかいた。

もしこの事実がバレれば、世界中の国々や企業が、彼を「歩く資源確定機」として幽閉しようとするだろう。


そしてもう一つ、気づいたことがある。

「ステータスが最初から高い『才能ある奴ら』が、必死に努力して洗練された動きを身につけている。……だが、俺は『食べて数値を無理やり引き上げている』」


基礎能力ステータスが圧倒的に高ければ、多少技術が未熟でも、暴力的な力と速さでねじ伏せられる。

さらに、ドロップ率100%で常に最高のバフ(強化)をかけ続けているのだ。


「……なるほど。これが本当の『成り上がり』か」


第三十二章:安全マージンの再定義


天は改めて、地下2階の入り口に立った。


「今の俺の力はB+。だが、動きはまだ素人(Eランク)に近い。……なら、やることは一つだ」


彼は地下3階へ急ぐのをやめた。

溢れるステータスを、自分の肉体が完全に制御しきれるようになるまで、徹底的に「素振り」と「実戦」を繰り返す。

ステータスに技術が追いついた時、彼は本当の意味でSSS+++の運に相応しい存在になる。


「物価高を気にするレベルは、もう過ぎた。これからは、この世界でどう『安全に』最強になるかだ」


天は【鑑定・極み】を常にアクティブにし、周囲の魔物のドロップ期待値(0%が並ぶ悲しい数値)を眺めながら、自分だけが確実に手に入れる「特上ロース」の味を思い浮かべた。

彼の前には、誰にも見えない「黄金の道」が、ドロップ率100%の輝きと共に続いていた。

プロンプト

ギルドランクおよびステータス表記

低い順にF→F+→F++→F+++→E…E+

と同じ様に続きD→C→B→A→S→S+→S++→S+++→SS…最高ランクはSSS+++が現在作られてる最高ランク

(日本では最高ギルドランクA+までしか居ない)

能力もモンスターを倒せば上がると信じられてる(実際は俺の様にドロップ品を食べないと上がらない)

ドロップ品の多くはギルドに売られ武器および防具の加工、化粧品、科学実験などに使われる。


俺は鑑定極みがアクティブスキルで意識した時に自身のステータスも周囲のステータスも全て見えてしまったので能力UPの事実を知ってる


ステータスが最初から高く研鑽に力を入れる愚直で真面目な人がまぁ…モンスターと戦えばステータス以外の能力、経験が蓄積されて洗礼された動きに変わる



現在のステータス

守屋天

年齢40代

LV10

ギルドランク

体力-C++

魔力-F

力-B+

素早さ-D+++

器用-E

運-SSS+++(全ドロップ100%)

武器:無銘-天

スキル:鑑定極み、無限収納


………ん?ドロップって確定じゃ無いの?俺100%ドロップしてたから気付かなかった…運SSS(一般人F~B+)他の人見たらスライムドロップのみ60%とか突進系モンスタードロップ(角99%)皮1% 肉0%みたいな表記

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