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見つめてそっとハグをして

作者: 尚文産商堂
掲載日:2026/02/25

彼氏と別れた。

「えー、別れたって、あんなに仲良かったじゃない」

それを友達に言うと、こんなことを返される。

「だってさ、彼ったら……」

愚痴り続けること20分、友達もそろそろ飽きたようだ。

突然、私の手を取って、じっと見る。

「……なに?」

「んー?」

それからぎゅっと抱きしめてくれた。

「知ってる?ハグすると幸せホルモンがどんどんと出てきて、ハッピーになれるんだって」

「それを今実践しなくてもいいんだけど」

それでもそんなことをしてくれる友達がうれしくて、なんだか涙が出てきそうになる。

私のことを心配してくれているんだと思う。

「もういいよ、大丈夫」

ポンポンと友達の背中をたたいて、離れてもらうと、にかッと笑っていた。

「ね?」

それが私がいまここで幸せだと思わせてくれる。

それだけでいいかもしれないと思わせてくれる。

それでもう、いいか、と思わせてくれた。

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