1、見参!キッチン戦隊チョウミレンジャーと出合いの肉詰めピーマン
(;^_^A 初めましての人、久方ぶりの人、閲覧ありがとうございます。ひっそりこっそりお恥ずかしいですが、ご興味のある人は頭空っぽにして読んでいただけたら嬉しいです。
◆見参!キッチン戦隊チョウミレンジャーと出合いの肉詰めピーマン
ここは、どこかの異世界の、まるで台所にある調理器具や食卓たちになんだかよく似た建物が混在するキッチン国。
「にがいのきら~い……たすけて~!」
今日も偏食怪人たちの横暴による助けを呼ぶ子供たちの悲鳴が聞こえる。
「がははははは!
どうだ? 青ピーマンの苦み攻撃は!!」
「ピーマン食べたくな~い!」
「青くさ~い!」
「もういやだ~!」
「ピーマンやめて~!」
「せめてカラーパプリカにして~!」
ところが! ピーマン両手に子供たちを追い回していた怪人の前に、颯爽と現れた頼もしい影。
「子供たちを虐めるなピーマン怪人! 貴様の横暴はそこまでだ」
「出たな~キッチン戦隊チョウミレンジャーのアジシオレッド!」
「包丁くん、まな板とセットで参戦!」
「何がこようと、このピーマン怪人様に叶うモノか! こうなったら、喰らえピーマン攻撃!」
ピーマン怪人が投げつけた大量のピーマンに向かい、すかさず包丁がまな板を手にしながら前に出た。
包「任せな!」
鮮やかにいくつものピーマンを縦半分に切りながら、ヘタの突起も処理されていく。
包「さらに! 縦半分に切ったピーマンの中についてる種とワタは、ヘタの内側に小さく包丁で切込みを入れてっと……こうすると丁寧に取り除けるんだ。
あ、もしかしてヘタごと抉っちゃった? その場合は、肉詰めや、焼く時に外にはみ出さないように気を付けてね。
あとは多少種は残っても大丈夫だけど、気になる人は外から軽く指ではじくととれやすいよ。もっと丁寧にやりたい人は、水をためたボールとかで軽く洗ってもOK」
赤「包丁、ありがとう! 続きは俺がやるぜ!」
アジシオレッドが縦半分に切られてワタを取り除かれたピーマンを手早く処理する。
赤「下拵えの前にピーマンの内側に軽く塩を振っておけば、後の味馴染みが良くなるんだ」
「ぐぬぬ~……やるなアジシオレッド!」
しかし、そこにもうひとつ怪人の姿が。
「ピーマン怪人。よく頑張った。おれも参加するぜ!」
「「お前は!」」
「おお! 貴様は玉ねぎ怪人」
玉「喰らえ、どこまでむけばいいのかわからない玉ねぎの皮攻撃!」
おおっとお! 綺麗に茶色い皮をむかれた玉ねぎが投げつけられたぞ。
包「なんの。この包丁でみじん切りにしてやる!」
芯と根っこの固い部分まで丁寧に切り取られ、次々とみじん切りにされていく玉ねぎ。
玉「おのれ~涙も出ないくらい手早く処理しやがって~」
包「玉ねぎを冷蔵庫で30分。冷凍庫なら10分冷やす。逆に電子レンジで600W10秒~20秒? 軽く加熱するとかだね。
他は1枚づつばらした玉ねぎなら水に10分以内つけてみる。つけすぎると栄養素が流れ出しちゃうので注意ね。
あとはもちろん、包丁は玉ねぎの細胞を壊さないようにいつも切れ味良くしておくこと。切れ味悪いときは研ぐのを忘れずにね」
赤「みじん切りにした玉ねぎの辛みが気になる人は、軽く水にさらしてから調理に使用するんだ」
「牛豚合い挽き肉も来たぞ。助太刀いたす! あっさりが好きな人は鶏肉の挽肉もありだ!」
「片栗粉もよろしく!」
「遅くなってごめ~ん。コショウブラック見参!」
「ボウルもお助けします!」
※以下ヒーローチーム順不同。好みのヒーローのセリフでお楽しみください。
「ボウルに挽き肉、玉ねぎ、片栗粉(※アレルギーない人は牛乳に浸したパン粉でしっとり感を出します)、塩、胡椒(塩胡椒でもあり)を振り入れ、粘りが出るまでしっかりと練り混ぜます」
玉「やめて~玉ねぎとお肉を混ぜ合わせちゃうなんて! 肉団子にもハンバーグにも焼売にも変身できる、それ絶対美味しいやつ~」
「玉ねぎ怪人。先ず一人撃退!」
「ひき肉は箸などを使ってしっかりこねるといいかも? ただし、こねすぎないように加減しながら、しっかりと混ぜ合わせることで、肉が縮まず、ピーマンにしっかりとくっつきます。この方法で作ると、冷めてもジューシーに仕上がります」
「ここでお好みでナツメグやガーリックパウダーを加えて風味をアップさせてもOKです」
「次に、ひき肉に塩を加えて1分以上練ることで、肉の保水力が高まり、肉汁を中に閉じ込めることができます」
「後からやってきてごめん。フォークくんです!」
「ピーマンの内側(裏側)にフォークやつまようじなどで数か所刺して穴を開けます。肉がピーマンからはがれにくくなるはず? 穴を開けることで、空気や水分が逃げやすくなり、密着感が向上します」
「ピーマンの内側に片栗粉(または小麦粉)を薄くまぶすことで、肉だねがピーマンにくっつきやすくなります」
「ここまで下拵えが出来たら、次は肉詰めだな」
ピ「やめろ~ハンバーグ好きの子供が大好きな挽肉だねで腹がいっぱいになる~」
「ピーマンに詰める肉だねの量を多めにたっぷり入れることで、焼いたときに肉が縮んでも隙間ができにくくなります。肉だねを山のように詰めると、ふっくらと仕上がります」
「ピーマンのくぼみに肉だねをしっかり詰め、表面をなめらかに整えておくと焼きムラが防げます。肉だねがはみ出さないように縁から少し内側に収めるときれいに仕上がります。
「パンはパンでも食べれないフライパ~ンでっす!」
「サラダ油くんで~す。ご自分のご家庭で使ってる油ならエコ油でもありです」
「フライパンに油を熱し、肉の面を下にして中火で3〜4分ほどしっかり焼き色がつくまで焼きます。あまり動かさずに焼くのがコツです」
「裏返したら蓋をして弱火にし、5〜6分ほど蒸し焼きにします。仕上げに少し火を強めて余分な水分を飛ばすと香ばしくなります」
※ポイント: 焼きすぎないことで、ふっくらジューシーに仕上がります。焼き加減は目で見て確認し、肉に透明感がなくなったらOKのサイン。
「肉の通りと焦げ付きが心配な場合は、ヘタの部分だけ抉り取って縦半分に切らない丸ごとのまま調理する方法もある。
その場合はピーマンだけラップに包んで電子レンジで600Wで約2分。大きくて硬いピーマンは柔らかくなるまで10秒づつ様子をみて再度電子レンジへ。
肉詰めの材料はポリ袋など使えば手が汚れにくい。ピーマンのヘタを取った頭から詰める時は、スプーンなどを使うんだ。
肉詰めしたピーマンを耐熱皿とかに並べてラップをかけて6分。庫内で蒸らすのに念のために3分程度あればいい」
「「「「「「「「「さあ、いざ実食!」」」」」」」」」
子供たちは、でもピーマンはピーマンだしい? といいつつ、空腹に我慢できずに肉詰めピーマンを恐る恐る口にした。
「「「「「こ、これは……」」」」」
「「「「「……んまあ~い!」」」」」
「にがいのが気にならない。肉詰めのアクセントになってる」
「ピーマンもっと食べたい!」
「塩で下ごしらえしたのと肉詰めで青くさいのどっかいっちゃった」
「もっとちょうだい!」
「ピーマンも料理しだいで食べれるんだね!」
「……カラーパプリカでも美味しいと思う……」
ピ「くっそう。キッチン戦隊チョウミレンジャー! 今回は中々上手に調理されてしまったが、次は敗けないからな! うわあ~ん、覚えてろよ~!」
赤&黒「「ピーマン怪人、撃退! サポートレンジャーもありがとう!」」
「「「「「「「お役に立ててよかったです」」」」」」」
こうして偏食怪人の一人、ピーマン怪人と、ついでに玉ねぎ怪人も撃退したアジシオレッドたちだった。
しかし偏食や喰わず嫌いの子供はまだまだいるぞ。
子供たちの栄養と毎日何を作るか迷う主婦、主夫のためにも。
戦えアジシオレッド!
負けるなコショウブラック!
人々が平穏に生活できる日を守るために、今日も戦えキッチン戦隊チョウミレンジャー!
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赤「今回の肉詰めピーマンの材料分量は以下だ。紹介はこの俺アジシオレッドがするぜ。俺の中身? そこは内緒だぜ」
◆肉詰めピーマン材料分量(2〜3人前)
※卵アレルギーの人用に、卵使わないレシピらしいです。
※卵使う場合は挽肉と玉ねぎと粉と合わせる時に使うそうです。
●ピーマン:
3〜6個
(大きさにもよりますがスーパーで売ってる1袋3~6個入り分くらい)
・ピーマンの内側に振るう片栗粉:
:適量?大さじ1/2?
・1切れに対しての肉詰めの前の塩:
:軽く1摘まみか多くて2摘まみ程度の少量
●牛豚合い挽き肉:
:200~300g前後(鶏挽肉でも可)
●玉ねぎ(みじん切り):
:1/2個
●繋ぎ用片栗粉:適量?:
:大さじ1~2?:挽肉の分量や繋ぎの状態によって増やします。
※小麦アレルギーない人:
:パン粉大さじ3?~。心配なら米粉パン粉で代用可?多分
※乳製品アレルギーない人:
:牛乳大さじ2?~
・塩、胡椒:
:少量。瓶とかなら1振りづつ、または2摘まみ程度?
(塩コショウが一緒に入ってる調味料ならそれも可)
●サラダ油:
:大さじ1
(焼く、炒めるなどに使う調理用の油、エクストラオリーブオイル、ココナッツオイル、米油、ゴマ油など)
※調理用に適さない消化不良になりやすいバージンオリーブオイルとは違うので使用するオイルによっては気を付けた方がよいようです。オリーブオイルとバルサミコ酢美味しいんですけどね
◆道具:
:フライパン、ボウル、調理用箸、フォーク(または爪楊枝)、スプーン、包丁、まな板
(形成用に直接挽肉を触りたくないなどラップやキッチン用ポリ袋など)
赤「もちろん、よいこのみんなは料理が終わったら使った道具も綺麗に洗って、仕舞うよな。片付けるまでが料理なんだからな」
フ「あ。フライパンにはあんまり汚れが酷い時以外は洗剤使わなくてもいいよ。軽くキッチンペーパーなどでふき取る程度で平気。
ごきぶりとか虫がこわい? 加工がはげるとか、焦げ付きやすく成るとか言うけど、フライパンに塗ってる油が落ちる事で食材がくっつきやすくなるからだね。
使用する前によく油ならしする人なら、洗剤で洗っても大丈夫なはずだよ」
参考・引用申し訳ありません。レシピの多くはクックパッドを始め多数からです。他は特定の会社名を贔屓するとかはなく、著作権、版権とかよくわかってないのに調味料関係の会社のコピペOKな頁などから使用させていただきました。助かってます。ありがとうございました。
※以下はコピペのため、本文に入れようか迷った末欄外にしました。
◆ピーマンの主な栄養素:
●ビタミンC: ピーマンはビタミンCが豊富で、抗酸化作用が高く、免疫力を向上させ、シミ予防や美肌作りに役立ちます。
●βカロテン: 抗酸化ビタミンの一つで、体の酸化を防ぎ、健康を維持するために重要です。特に緑色のピーマンよりも赤や黄色のピーマンに多く含まれています。
●食物繊維: 腸内環境を整え、便通改善や免疫力の向上に貢献します。食物繊維は消化を助け、満腹感を持続させる効果もあります。
●カリウム: 余分な塩分を体外に排出する働きがあり、むくみの改善や血圧のコントロールに役立ちます。
●ビタミンE: 抗酸化作用があり、細胞の老化を防ぐ効果があります。ピーマンにはビタミンEも含まれており、健康維持に寄与します。
◆健康への利点
ピーマンを食べることで、免疫力の向上や美肌効果が期待できるほか、腸内環境の改善や血圧のコントロールにも役立ちます。これらの栄養素は、日常的な健康維持に非常に重要です。
ピーマンは、サラダや炒め物、スープなど、さまざまな料理に使える栄養価の高い食材です。