プロローグ
よろしくお願いします。
プロローグはあらすじを少し詳しくしたものになっています。
むかしむかしある所に賢者と呼ばれたエルフがいた。そのエルフは暴虐の限りをつくす魔王に挑んだ。
彼の魔法は十分に魔王の首に手がかかる実力だったが、あと一歩の所で魔王に隙を突かれてしまった。
賢者は戦うにつれ受けた傷が蓄積され動きが鈍くなるが、魔王は、次第に傷も治っていき、負けるのは時間の問題と判断し撤退を決意する。しかし逃亡虚しく崖に追い込まれてしまう。
そして賢者は魔王に呪いをかけられ全てを記憶や経験、魔力全てを奪われてしまった。
こうして賢者は崖の底にに力無く落ちていった。
賢者が落ちていく様を見た魔王は、賢者の記憶を覗く。
だがそのなかの一つの記憶に目がいく。
(もしわたしが魔王に敗北した時、いつか魔王に対抗できる様にこの剣を置いておこう。魔王を倒し、世界に平和をもたらすに相応しい人物が来たならきっとこの剣が抜けるはずさ。わたしには少々扱いきれなかったようだからね)
神々しい剣を見て魔王はすぐさま剣を破壊する為に動いた。魔王は全戦力を剣を破壊する為だけに注いだ結果、剣がある地が魔王軍に乗っ取られてしまう。
だが魔王は剣を破壊できなかった。仕方なく魔王は部下に剣を見張らせ周囲を守った。
そんなある日部下が報告にあがった。
「崖下に賢者の死体が見つかりません」と。
ありがとうございました。