8話 <<武道会>>
自称プロのイラストレーターがイラスト書いてくれるので待ってて下さい!
先生は眠ってて覚えて無いため(俺の強さ)普段どうり接してもらってます。
は~。寝み~。まじ授業面白んねーな。
キーンコンカーンコン
「はぁ。終わった。ちゃちゃっと帰りますか。」
「何ちゃかり1人で帰ってるのさミルダ。私を今日パーティーメンバーに話しするって言ってたよね?もしかしてパーティーメンバーに入れる話は嘘だったりして....」
あ....忘れとった。
「おっとそうだった。じゃあ今から行こうじゃないかヒビカくん。」
最近は魔王軍幹部の襲撃がなくてとても嬉しい。
「お~い!ここここ!」
なんかすごいヒビカがくるって聞いただけで興奮してんな。
「は..初めまして。僕はヒビカと申します。」
「そんなに改まらなくてもいいのに。」
「ですね。」
やっぱエルは敬語なのね?
「それでさ。私このなんとか武道会にヒビカくんも入れてでてみたいんだけどうかな?」
俺の顔面に武道会のチラシを押し付けてくる。うぅ。苦しいー....
「それ良さそうじゃないですか?」
エルも乗り気なのね?だったら、俺も賛成かな?
「俺はどっちでもって。」
「僕は弱いので足手まといじゃなければいいですよ。」
「だよね?いいよね?じゃあ、手続きしてくる。」
あいつ足速すぎやしねーか?
ー次の日ー
「ミルダのパーティーメンバーすごい感じよかったし、優しかったし、ちょっと強引なひといたけど優しそうだったし、ほんとありがとう。」
「逆に嫌じゃねーか?」
「ううん。全くやじゃないよ。」
キーンコンカーンコン「お願いします。」
俺の睡眠タイムスタート
なんて思っていたらいきなりそして勢いよくドアが開いた。どうやらドアを開いたのは3バカトリオAクラスのやつだった。
「前回の戦いで俺らはミルダ様の事をバカにしていたにも関わらず助けていただきありがとうございます。」
と。土下座されたのだが....「え?魔王軍幹部を倒したのってAクラスの3人じゃなかったの?」「ミルダくんが倒したの?」「そんなはずないだろ。授業中いつも寝てるじゃねーか!」なんて噂話が聞こえてくるのだが気のせいだろうか?
「皆。聞きたまえ。魔王軍幹部を倒したのはこのミルダ様だ。」
「おい。」
何か学校全体に強さが知れ渡ってしまった。何か俺よりクラスランクが高いやつに勝負しろって言われるから返り討ちにしてたら逆に俺に近寄ってくれるのがヒビカと3バカトリオAクラスだけになった。
ーその日の休日ー
「さーあ。始まってまいりました。第1362回武力武道会!!この大会は魔法有りの自由参加型になっています。」
実況うるせー。
「エントリーしたパーティーはスタジアム内に入場してください。」
「いい?まずは端っこでイモるのよ?」
「はい。」「わかっとるわ!!」「わっかりました~!!」
「試合開始~~!」
ゴーンと。いう鐘の音と一緒に一斉に戦いが始まった。
エントリー者数は246パーティーだそう。だから、イモってたらどんどん人が減っていく。あ!もう100パーティーだな。
「ははは?あんな所にイモりがいるぜ~。やっちまえ。」
「メリラさんに汚い手で触ろうとしないで下さい。」
エルがチャラ男共を一発で倒した。実況者が物凄い声を出して感心している。もしかしてイモり最強?何て考えていると自分たちのパーティーも入れてあと10パーティーになってしまっていた。いや..早くね?
「そろそろやろうぜ。」
だが相手は強者なはずだ。心してかからねば。
「はー!」
キンカンと鉄と鉄を鳴らせるエルそれを援護するメリラ。あいつらがS級だけあって強いなー。あっという間に1パーティー壊滅させてやがる。ちなみに俺は戦わんぞ。弱いからな!!何ていってられそうもない。あの2人が3パーティーから狙われてる。なんて卑怯な。
「はは。そんな雑魚のくせになに歴史ある大会にでてんだよ?」
っち。エルの舌打ちが聞こえる。すると
「え?」
「ミルダーー!」
はい。斬られました。後は頼むぜ。
「身体強化三段」
っん?三段?ってまた謎の現象に陥った。
「不意にかかってくるとは武人の恥。」
「は。なに言ってやがる。雑魚がイキってんじゃねーよ!」
「ほぉ~。俺が雑魚に見えるのか?そうかそうか。」
まぁ実際雑魚ですけどね。
「エリアガード」
はぁ?何かいきなり自分の体をガードで守りやがった。なんて卑怯な。
「エキドル」
WOW!今度は俺が斬られたところを回復したなんて。
「もらったな。悪いな。俺は雑魚だろうと手加減が出来なくてな。だからもしかしたら痛みつけて殺すかもしれねーな。」
「まぁ。どっちが雑魚かさっさと決着つけようぜ。」
そう言うと2人は一斉に相手に向かって飛んで行った。
「はぁー。ゴールドラッシュ」
「覚醒。からの...覇者飛翔拳」
何だこれ?俺のヤンキー時代の攻撃にオーラと攻撃力がついたかんじだな。
「ぐはっ。すみません、許してください。」
俺はそいつを一直線に切り刻んだ。
そうだ!ヒビカにエルにメリラかやばいんだった。