2話 <<謎の女>>
「おいおい、これからどうしたらいいんだ?」
「とりあえず、職業には就かないとですよね。」
は?職業?警備員でもすればいいってか?
「例えば~、冒険者とか?」
「は?え?ぼぼ冒険者だと?てことは、まじもんの異世界じゃねーーーか!」
いや、パニックになりすぎ~。なんて思わないであげて。
「私はS級冒険者メリラです。もしかして冒険者を知らないとか~?」
「冷やかすんじゃねーーよ。」
「そんなパニくってるくせに~~~?」
冷やかされるけど事実だから言い返せない...それより、これからどうすればいいんだ?
「僕仲間欲しかったんですよね。なんでも教えますから冒険者なりましょうよ~~。それから僕と、パーティー組みましょう。」
これは、チャンスなのでは?見た目的に強そうだし、この世界で生きるにはこれしかなさそうだしな。
「俺は.......」
まてまて、この世界の人の名前と俺の「田中俊哉」とは、名前がちがわなさすぎねーか?とりあえず、偽名でも使うか?なんて、なのる?ミルダとでも名乗るか。なぜミルダになったかは聞かないでくれ。
「俺はミルダ。よろしくな。」
こうして、俺ミルダの異世界転生ライフがスタートしたのであった。
そういや....始めパニクり過ぎてヤンキーとは言え口調がいつもとちがったな....