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転生豆柴 ~助けた柴犬が自分のことを龍王だと話しかけてくるんだが~  作者: 玉葱惣酢
第一章 量子重力理論に基づく特異点結合
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第18話 ボスとの死闘

第一章 量子重力理論に基づく特異点結合

第18話 ボスとの死闘


ふむ。

もうボス部屋か?

あまりにもあっけないくらいじゃな。

もしやまだできて間もないダンジョンなのか?

ダンジョンがどのようにしてできるのか?

イビルデシア世界でも謎じゃったが、もしや面白いことになるかもしれんな。


スライムを倒したことでわしのレベルも2に上がった。

魔素も多いのでMPも全快じゃから、ボスにぶちかましてやろうかの。


「よし、タクマ、桜!入るぞ!」


『おう!(はい!)』


扉にわしの手が触れると、ゴゴゴゴゴゴゴと重い音を鳴らしながらゆっくり両サイドに開いていく。


そこには無数のスライムがうごめいていた。

100匹はいようか?


スライムたちは、それぞれが思い思いにぽよんぽよん跳ねていたが、わしらの存在に気づくと一か所に向かって集まっていく。

そして、お互いの身体をぶつけ合うようにして一つの大きな塊へと進化していく。


「ジェネラルスライムか。今のわしたちにはかなりの強敵じゃな。」


『龍王様にもプロテクションかけますね!』


「うむ。よろしく頼む」


『ぶるるるるーーん!』

ジェネラルスライムは合体が完了したのか、大きな咆哮をしてきた。


・・・あいつらどこが口なのかな?

まあ、よいか。


弱点属性は雷じゃったな。

いくぞ!


「サンダーライトニング!」


ズガーーーーン!


よし、直撃したな。

・・・本来は雷龍のごとき雷を帯びた魔素の槍が突き刺さるはずじゃが、雷龍ではなくわしのような姿をした雷の塊が突き刺さっていったのが気になるが・・・。

結構ごっそりMPを持ってかれたので、そんなに連発はできないな。


『ぐるるるるるーーーん!!』


くっ、やりきれなかったか!?

ジェネラルスライムが怒りの突進をしてきた!


『タンクします!』


桜が素早くわしらの前に出て、タンク役をしてくれる。


桜の身体はわしよりは大きいが、まだまだ子犬。

押しとどめられるのか?


ボヨヨーーーーーン!


おお、見事突進は止めて跳ね返してくれた。

じゃが、相手は100匹ものスライムが集まってできた巨大な塊。

また徐々に押し返してきてるな。


どうする?



◇◇琢磨◇◇


子犬たちばかりに頑張らせて、俺は何もできていない。

悔しい。

また、おれは無力なのか・・・。


くそ!

あんな思いはもう二度としない!

今チカラを解放しなくて、いつ解放するというんだ!

チカラを貸してくれ!

母神龍!


「その渦はすべてを飲み込み破壊する!風魔術二乃型”竜巻“」


俺の左腕が輝く!

手のひらをジェネラルスライムに向ける!


ビュオオオオオーーー!


強烈な風がやがて渦を巻き始め、竜巻となってジェネラルスライムを襲う。

そして、きりもみ状態に舞い上がり天井にたたきつけられたあと、地面に墜落した。


「で、できた・・・!」


『おお!やるなタクマ!よし、とどめの一撃だ!サンダーライトニング!』


豆の介の一撃が命中すると、ジェネラルスライムは魔石へと姿を変えていった。


俺は、自分のチカラが解放された喜びで、気づいていなかった。

その魔石を奪おうと近づく影に・・・。


初投稿作品です!温かい目で見守ってくださいませ。

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