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今年もやって来る 散策  作者: 鬼瓦熊吉
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友達ができた

 

近所を散策したのだが、妙に活気がない。さびれているのだな。


 母ちゃんは家の片づけをやっているが、大物は収まっているので問題はないんだよ。


 仕方がないので図書館に行ったりしていたのだが。


 大体子供の姿を見ないのだよ。


 夏休みとは言っても全員が海外旅行に行くわけではないだろう。


 二日目に同年代の子供を見つけた。聞けば同じ小3だと言う。


 学区も同じなので二学期からは同じ学校だ。


「同じクラスになれるといいな」


「なれるよ。一学年に一クラスしかないから」


「随分子供の数が少ないんだな」


「クラスだけじゃないよ。六年なんて五人しかいないからな」


「それって」


「だから給食とか体育は三学年くらい一緒なんだよ」


 勉学意欲を無くしたね。学習と言うのは競争が必要なのだよ。


 


 


 

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