学園長との出会い
「って~、みよっ!重い!!」
「ん?わぁ~ゴメンッ!!ココは??」
そこはアラボ学院ではない、見慣れた景色でもなかった。
段ボールが沢山ある2人部屋のド真ん中。
「もしかしてココがみつば学園??」
「あら、あなた達転入生の久世美代ちゃんと竜也くん??19歳の大学1年生。双子だよね。」
カワイイ。22歳ぐらいかな。成人試験の時は人間界では19歳として活動する。
ちなみに魔界では年齢はない。
「あっはい、よろしくお願いします。僕が久世竜也です」
「私は久世美代です、よろしくお願いします。」
私達はしっかりと挨拶をした。アラボ学園学園長の瑠璃音先生が第一印象が大切といっていた。
「私は、寮長の寺本ちとせです。ちなみに去年卒業した22歳です。あなた達の保護者が入寮手続きをしたんだけど荷物はこれで全部??」
「はいっ、寺本さん。お願いします!」「お願いします!」
荷物はアラボ学院の寮にあるものを持ってきただけだから少ない、画材も人間界で魔界のは使えないから自分たちで調達することになっている。
「これがこの寮の1日のスケジュール、自習室・美術室など全部屋10:30には閉鎖だからね。去年から2人ペア制ができてなにもかもペアになったから学園祭の出展とかもペアでの出展になるわ。アトリエもペアで1つになったけど2人はペアでいいかしら」
「良いですよ、今までも2人一緒でしたから。」
「それなら良かったわ、今から案内するわね。」
「ありがとうございます!」わぁ、楽しみ♪
今回は学園長との出会いでした!
こんな感じで進めていきます。
次回は『アトリエへゴー!』です