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終わりに
…………以上がフリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェ著『善悪の彼岸』の第四篇に収められたすべてのアフォリズムになります。『善悪の彼岸』自体はこの後も続いて行くのですが、自由ヶ丘利人と二階堂千恵の会話はここで終了となり、『【ニーチェ】利人と千恵が『善悪の彼岸』を読むようです。【哲学】』も完結となります。
本文にこのようなことをわざわざ書き記すのもどうかと思いましたが、『初めに』があった以上『終わりに』がなければどうにも締まりが悪い気がしましたので、お許しください。
と、言っても自分語りをしても興醒めですし、この終わりに書くべきことはただ一つでしょう。
最後までお付き合い頂き、誠にありがとうございました。
この一言で読者様に誠意が伝わり切るとは思いませんが、この完結の日を迎えることができたのは皆様のお陰です。
本当にありがとうございました。