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エッセイアラカルト

フリースタイルハピネス

作者: 降井田むさし

 文章を書くことが、好きすぎる。分譲マンションの片隅でも。ワンルームでも出来るし、いい。


 運動しながらでも。『うん、どうだ?』と悩みながら、簡単にできるし、いい。


 勲章は、別に要らない。楽しけりゃいいんだ。どこかの委員の委員長が、何て言おうと。楽しむだけで、いいっしょ。


 5000万少々のマンションは、いらない。僕の中の僕は、満場一致で、すべてを文章につぎ込む。


 次々、混む脳内。どうだい?と胸張って、公開できるアイデアばかり。執筆に、後悔なんてない。


 アイデアが、もう無い。そう思うことは、ほぼ無い。脳内在庫で、書き放題だ。


 最高のものを、届けたい。最後の最後まで、アイデアは尽きないだろう。


 次無いが、無い世界。月無い夜も、満月の夜も。バンバン、書きたいことが浮かぶんだ。


 ただ、万々歳ともいかない。無性に棒々鶏を、作りたくなる時もある。


 鶏肉を思い切り、裂きたくなる。そんな夜もある。でも、それも含めてハピネスだ。


 容量オーバー。それは、仕方ない。毛量オバケ。そう言われたって、負けなかった僕だから。


 脳の通信制限。みたいなのは、慣れてる。対応できる人間に、なれてる。


 晴れてる。ずっと、晴れてる。腫れてる心はない。文章があるかぎり、飽きは来ない。


 秋が来なくたって、楽しい。ずっと冬でも、執筆してれば楽しい。失費増えても、執筆減らない。



 妄想すること。それが、一番の娯楽だと、僕は思う。何もなくても、楽しめるから。


 妄想するしかない。もう、そうするしかない。そう思ったことはない。


 好きで、選んでいる。沢山の娯楽の中から、好きで妄想している。


 だから、思ってない。もう一度書くが、こうは思ってない。妄想するしかないなんて、思ってない。


 暴走する鹿並みに、脳が走ってる。そんな感じ。そんな感じ。


 脳の包装紙的なものは、いらない。脳を覆っているものは、いらないって感じ。


 すべての考えを、見てほしい。アイデアを、すべて共有したい。そんな感じ。考えを脳に、仕舞っておくなんて、損な感じ。



 辞書を見るだけで、楽しい。自称辞書好き。自叙伝を書くとしたら、どこかに少しだけ、辞書のことを書くだろう。


 辞書は、楽しい。言葉が、溢れているから。知らない言葉を、発見できるから。


 白鍵という言葉は、よく知らなかった。ただ、調べたら意味が、かなり染み込んできた。


 辞書がないと、支障がある。それくらいのものだ。


 僕の師匠は、辞書かもしれない。史上最強の四角かもしれない。スマホがあるから、二番目か。


 僕の中では、スマートフォンより必要。いないともう、ウズウズの渦の中。



 言葉遊びが好き。言葉遊びが、かなり楽しいことはあの日、思い知った。


 あの日の、テーマパークの待ち時間に、思い知った。脳内での言葉遊びで、暇潰ししたのだ。



 ハピネスで行こう。恥消すくらいの、勢いで行こう。以降、さらにハピネスへ、移行する意向。

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― 新着の感想 ―
[一言] 創作に対する思いの丈が綴られていて、読みながらとても共感するところが多かったです。 そして、所々韻を踏んでいるところがまた素敵で。 とてもテンポ良く、楽しく読ませて頂きました。 一番好きなの…
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