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22:可哀想にね!


 で。


『グギャァァァアアアアアアッ?!』


「やあ、また来たよ☆」


 驚くギガンティック・ドラゴンプラントの前に、私は再び足を運んだのだった。


 予想通りに経験値が(他の場所より)美味かったのでレッツ再チャレンジ!



 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


 おめでとうございます! ダンジョンボス:ギガンティック・ドラゴンプラントのソロ討伐に成功しましたッ!

 ヨクラートルは大量の経験値を手に入れた! ヨクラートルのレベルは36になりました!


 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



 幾度となくギガンティック・ドラゴンプラントに挑み、その度に呪詛返しで倒しまくってどうにか、レベルを36まで上げる事に成功いたしました。


 挑む度にギガンティック・ドラゴンプラントは思考錯誤を繰り返して、そっと掴んでみたり(握る力で無事死亡)同種族がバトルロイヤルで放ってみせたレーザービームで焼いたり(無事死亡)あえて当てずにスリップダメージで削ろうとしたり(無事無効)。


 挑む度に賢く(?)そしてなんか泣いてる気がするギガンティック・ドラゴンプラント。

 だけど無事に私の糧となったから報われたね!


「さてと。……私の予想が当たっていれば良いのだけれど」


 呟き、私はスキル【禁じられた舞踏】で初心者の街までひとっ飛びする。

 とん、と地面を蹴った瞬間、チリン、と鈴の音が鳴った。


 なんか、こういうのって悪役っぽくて楽しいねぇ。


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