戦闘
本日2度目の投稿です!
そうして
女神の神秘の布について
詳しく思いかえしていると
ふと我にかえる
いかんいかん
またしても
神秘の布のスペクタクルな世界に
引き込まれるところだった
さて、これからどうしようか
ここに居続ける訳にもいかないし
人里に向かわなければ
草原ではあるが
よく見るとところどころ
畦道のように人が通れそうな道らしきものも見える
それほど遠くないところに
人はいるのかもしれない
歩いてみるか
草原を横切る畦道沿いに進み始める
太陽がそれなりの高さに見え
地球でいえば10時頃といったところか
とても気持ちの良い散歩日和だ
5分程歩いただろうか
突然、畦道の横に生えている草むらが
不自然な動きを見せる
カサカサ
何かいる?
体中にちからが入る
落ち着け
腰を少し落とし
腰に下げるナイフの柄に手を添える
カサカサカサカッ
再び音がしたそのとき
草影から茶色い何かが飛び出してくる
(鑑定さん!)
ホーンラビット:Lv1
短い角を持ったウサギ型の魔物
普段は大人しいが
戦闘になると角を使った突進をしかけてくる
魔物だ!!サンキュー鑑定さん!
ナイフを構え
ホーンラビットと対峙する
中型犬位の大きさで
額からは15センチ程の角が見える
さすがにあれを突き刺されれば
高確率で大ダメージだろう
ウサギだし足もおそら早いのだろう
うーん
いまのレベルであいつと戦っても大丈夫か?
そんなことを考えていると
ホーンラビットが先手を放ってきた
約5メートル先から
一直線に突進してくる
早いっ!?
その早さで
僅かに突撃がかすり
少し体制を崩すも
なんとか反応して
転がるようにして回避する
そして、急いで体制を立て直しホーンラビットをみる
HPは!?
HP15/17
かすっただけで1割減ってるよ
ホーンラビットは急ブレーキで反転し
再度こちらを睨み付けてくる
想像以上の動きに驚いしまったが
なんとか避けきれないことはない
ただ避けているだけではジリ貧だ
しかし、こちらから攻撃を仕掛けれるような
手段も技術もない
できるのは
突進してきたのを避けながら
ナイフで切りつける
カウンター位だろう
「ふー、、、よしっ」
気合いを入れる
ホーンラビットは少し重心を
後ろ足に傾け
次の瞬間ふたたびこちらに向かって加速し始める
向かって来たホーンラビットの突進をよける
そして
かわした瞬間に
手に持つナイフを
ホーンラビットの左の横っ腹に
突き立てる
ナイフは5センチ程突き刺さり
突進の勢いで
腹を切り裂く
ホーンラビットがよろめき
こちらにもぶつかる
ホーンラビットの
腹から大量の血が流れる
かなりグロテスクな光景だ
ふらつきながら
かろうじて頭は起こして
必死にこちら睨み付けてくる
意を決して近づき
止めの一撃を与える
ふー
正直いままで
こんな大きな生き物を殺したことなどなく
精神的にかなり疲れた
止めの一撃を加えたあと
魔物の死体は光りに包まれ
魔物がいた場所には
生えていた角が残っていた
どうやらゲームのようなシステムで
魔物は倒すと光の粒子となり
アイテムを残すようだ
アイテムを回収して
自分の状態を確認する
魔物から浴びた返り血は
粒子となって消えていた
ステータスは
<ステータス>
名前:ナユタ
年齢:15歳
称号:神秘の布の探求者
Lv:2
HP:14/17
MP:19/19
攻撃力:11
防御力:11
魔力:22
体力:11
早さ:22
器用:11
幸運:22
スキル:☆風魔法Lv1、聖魔法Lv1、杖術Lv1、短剣術Lv1、風の女神の加護Lv-、鑑定Lv1
よろめいて当たったときの
ダメージも受けていたようだ
かすったところと体当たりを受けたところは
確かにジンジンと痛む
一発でも角の突撃をくらっていたら
結構危なかったかもしれない
安全マージンをもっと確保しなくては
聖魔法というくらいだから
回復できるのだろうか?
頭のなかで
ジンジン痛む場所が
癒されていくような光景を
思い浮かべる
すると頭の中に
<ヒール>
の言葉が浮かぶ
「ヒール」
すると優しい光が
攻撃を受けた箇所をつつむ
痛みが引いていき
ステータスをみると
HP:17/17
MP:14/19
良かった
これで回復手段が確保された
そして
魔法はどうやら頭の中でイメージすると
唱えるための呪文が頭に浮かび
これを唱えると発動するようだ
ちなみに
スキルにない属性の魔法や
レベルかMPのせいか
実現できない魔法は
呪文が浮かんで来なかった
まさかと思い
炎をまとうフェニックスが
この草原を焼き払う
壮大なロマンを感じさせる魔法をイメージし
呪文が浮かんでは来なかったが
「行け、フェニックス」
と口にし
案の定
なにも起きず
とりあえずキメ顔をしてみたのは
ここだけの秘密だ
ツッコミをしてくれる仲間が
いてくれるといいんだけどな
また畦道を進んでいくのであった




