風の女神
楽しく書いていこー!
く、首が!?
.....
あれ、ここは?
目が覚めると
そこはただただ白い
遥か先まで何もない空間だった
どうやら首も元通りに...
なぜ??
確かトラックに跳ねられて...
「お目覚めになりましたか?」
突然後ろから声が聞こえ
振り返ると
「初めまして..私はシルフィーナと申します
風の女神をさせていただいております」
ほう
これは
身長は160センチくらいか
髪はショートボブに近いようだが
ナチュラルに流しており
色は薄い黄緑色
クリッとしたややネコ目は
愛らしさとセクシーさを共存させている
スタイルも健康的な細さを保ち
出るところは
あくまで嫌らしさの無い程度に
ほどよい膨らみを主張している
服装はギリシャ神話に
出てくるようなシルク地の
薄いドレスを羽織っている
そして若干ギリシャより
短めだ
スカートがだ
大切なことなのでもう一度言う
短めだ
まさに女神!!
見とれていると
「あまり誉められると...
スカートは、その...」
どうやら女神には
おれの心の声は筒抜けらしい
決してそのスカートのすきまから
僅かでも
チラリと何かがお目見えしないかと
期待している気持ちは
自重しなければならない!
そう、女神への冒涜に他ならないからだ!
「せ、説明に移りますね」
スカートの裾を手で覆い
頬を赤らめてこちらに見つめてくる
な...なんて可愛さだ
なんてご褒美だ
「......」
女神は俯いて耳を赤く染めている
うむ
どれ聞こうではないか
顔を伏せながら
女神は話し始めた
「もう、ご理解されてるとおもいますが、
ナユタさん
あなたは
お亡くなりになりました」
「そして、
異世界で
新たな人生を送って頂きたいと
考えています」
いきなり結論っ
しかも異世界か
新たな人生を送ることについてはなんの問題もない
むしろNOの回答で
自分がどうなるのか考えたくもないし
しかしなぜ?
というのがまあ当然の疑問だな
「ナユタさんは亡くなる直前
風への恨みを抱いて
亡くなられました」
「わたしは
もう数えきれないほどの年月を
風の女神として過ごしてきました」
「ですが今回のように
えもいわれぬ
恨みを抱かれたまま
そして、
その誤解も解けぬまま
ナユタさんが無へ帰すのが
どうしても納得がいきません!!」
え...
あれか、風の事になると
熱くなってくるのか
そして、死ぬと
無に帰すのね
NOの選択肢は完全にデリートだな
しかし
誤解とは言え
風のせいであんなことになったのは
事実だしな
誤解は無い
「誤解です!
そもそもあれは、
ナユタさんがニヤニヤしながら
あのような場所で
書類を見返そうなどと
浮わついた気持ちで
いるのが間違いのもと」
「なにが
アワードリームッ
ですか」
「そのような事で
風が恨みをかって
良いはずがありません!」
ぐっ...はーーっ
キツイのが入ったーーーっ
「ですので
異世界で風の素晴らしさを
味わっていただき
またそれを広めていただきたく
今回のお話しに至った訳です」
そう言って
おれの理想の顔をした女神が
まっすぐな眼差しで
こちらを見つめてくるのであった




