表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
風魔法と神秘の布  作者: そらのかなた
14/34

奴隷契約

すでに日が沈みかけていた

気を失っていた時間は30分程度のようだったが

気絶する直前で日は傾きかけていたのだから当然だ


ふたりはいそいで町へと戻ることにした


アリスは布一枚しか着ていないし

お互い万全の状態ではないため

出来るだけ戦闘は避けたかったが

2度ほど戦闘となった


最初の一匹は魔法で倒したが

残りMPが1となり

またフラフラしだしたので

そのあとはダガーで倒していった


アイテム:回復丸×3、ただのナイフ、ビッグラットの牙×3、ビッグラットの肉×2、ファングボアの牙×4、薬草×65束


ようやく町に着いたころには

ちょうど太陽が地平線の向こうに消え入るところだった


完了報告と買取のため

そのままギルドへ直行する



「ナユタさん、おかえりなさい

 帰りが襲いので心配していたところですよっ」

と慌てた様子で駆け寄ってくるローナさん


「すみません、遅くなってしまいました」

と謝罪しつつ事のいきさつを説明する


「なるほど、そんなことが...わかりました

 まずは完了報告と買取を終わらせましょう

 カードをお預かりしますね」

とローナさんがテキパキとこなしていく


報酬の内訳は

・達成報酬500×2=1,000G

(薬草クエ×2)

・薬草買取6,000G

 (65束×100G-500G=6,000G、痛んでいる所もあり減額)

・素材買取3,500G

(500G×7=3,500G、牙は一つ500G)

・肉買取3,000G

(1,500G×2=3,000G、肉は1つ1,500G)

となり、合計13,500Gで所持金は48,800Gとなった


薬草買取の際は少し驚いていたようだったが

「ナユタさん、これだけの薬草採取よく頑張られましたね

 また是非お願いしますね」

とお褒めの言葉もいただいた


「さて買取も終わりましたので

 改めて奴隷契約についてですね」


「まずはアリスさん

 あなたの奴隷紋をご確認させて頂きます」


アリスは左腕を差し出し

ローナさんが二の腕の辺りに手をあてると

魔方陣のようなものが浮かび上がった


そうして手をあてたまま目をつぶり

なにか唱え始める


「ナユタさん、こちらの魔方陣に手をかざして

 いただけますか?」


言われるがまま手を二の腕にかざす

(そういえば二の腕は胸の柔かさと同じだと

どこかで聞いたことがあるぞ)

(アリスの二の腕は引き締まっているが

それなりに柔らかそうでなんかドキドキするな)

などと思考を巡らせていると


「ナユタさん!」

(な、なんだ!?邪なことを考えていたのがばれたのか!?)


「魔力を流してください!」

(なるほど、どうやら手を当てたら魔力を流せと言うことらしい

良かった

隠蔽持ちのおれが心の声まで読まれたら

さすがに女神に抗議文を出すところだった)


(魔力を流すやり方が分からんっ!?)


ナユタはなんとなく

手のひらから

体に流れるエネルギーを

アリスに送り込むことをイメージする


「んんっ」

アリスが目を細め艶かしい声をだす


「ナユタさんもう少し優しくです」

どうやら強すぎたようだ


次はジワジワと肌を撫でるようなイメージで送り込む

「あっ」

再びアリスが声をだす

「ナ、ナユタさん?」

ローナさんからは怪訝な視線を向けられ


アリスは頬と耳を赤くし

「ご主人さま、これ以上は、もう...」

と勘違いさせるような言葉をかけられる


(い、いや違う!いやなにがだ!?)

(とにかく、謝ろう!)


「すみません、うまくコントロールできなくて」


「そうでしたか...

 細かくコントロールできすぎてるのかもしれませんね」

ローナさんから感心と疑惑の合わさったような

視線をむけられる


「はい、これで完了ですよ

 <ステータス>で確認してみてください」


さっそく確認する


<ステータス>

名前:ナユタ

年齢:15歳

称号:神秘の布の探求者

Lv:5

HP:18/23

MP:14/35

攻撃力:17(+10)

防御力:17(+20)

魔力:35(+10)

体力:17

早さ:31(+2)

器用:17

幸運:31

スキル:☆風魔法Lv2、聖魔法Lv2、杖術Lv1、短剣術Lv2、風の女神の加護Lv-、鑑定Lv2、隠蔽Lv1、魔力操作Lv1new


風魔法:ブリーズ、ウインドエッジ

聖魔法:ヒール


奴隷:アリス



名前:アリス(ナユタの奴隷)

年齢:16歳

称号:不屈姫

Lv3

HP:18/18

MP:15/15

攻撃力:15

防御力:18

魔力:15

体力:18

早さ:18

器用:5

幸運:15

スキル:☆炎魔法Lv1、水魔法Lv1、剣術Lv2、カリスマLv2


炎魔法:ファイアボール

水魔法:ウォーターボール

剣術:ピーシズスラッシュ


おれのステータスには奴隷としてアリスが

アリスには奴隷であることと主としておれの名前が

それぞれ表記されていた

ついでに<魔力操作>とやらも習得したようだ


「ご確認いただけましたか?」


「はい確認しました、ありがとうございます

 ローナさんがこんなことまでできるとは

 驚きましたけどね」


「ウフフ

 各ギルド毎に一名は在籍していますよ

 ここではその一名がわたしなんですけどね」


とニコリと微笑みかけてくる

挑発するように下から覗きこんでくるため

強調される胸の谷間からブラ○ャーまで姿を現す

(黒、か...ゴクリ)


「す、すごいですねローナさん」

(二つの意味で...)


(イヤイヤ、いかんっ)

はっと視線を移すも


「ウフフ」

とローナさんから笑みが聞こえる


そして体に力がみなぎるような気がする

もちろん体の一部にではなく全体にという意味だ

もしかしたら神秘の布は

おパン○ィだけでなくブラ○ャーにも有効なのかもしれない


(とにかく素晴らしかったよローナさま)


「そろそろ行きましょうか、ご主人さま」

アリスから若干蔑むような視線を感じるが


「そうだね、ローナさん色々ありがとうございました」

(本当に色々な意味でありがとうございます

いやごちそうさまです)


「いえいえ、こちらこそクエスト達成ありがとうございます

 またよろしくお願いしますね」


ローナさんの微笑みにまだ後ろ髪を引かれる思いもあるが

明日もあることだから

今日のところは早々に宿へと帰ることにした




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ