夢に散る
初めて書きます。
書きながら投稿しますので、更新は不定期です。
よく人の意見に流されるので、書きたいことを
書けるように頑張ります。
誰かが見てくれると良いなとも、
ちょっぴり思ってます。
如月 那由多
30歳
地方都市で営業をしている
持ち前の素直さと
負けず嫌いな性格から
決して好きな仕事とは言えないが
ひたむきに取り組んでおり
営業成績も良い部類で
職場での評価も上々である
見た目は
1~5ランクで
アイドルやモデルを5とすれば
3.5といった所か
比較的整った
好感の持てる顔立ちだ
今日は朝から
何度も提案を重ねてきた
新規の取引先との商談があり
あきらめずに提案を
続けてきた結果
ようやく大型契約を勝ち取る
そして帰社の途中
(今日は契約がとれたお祝いで
なにか美味しいものでも
食べちゃお~かな~)
とニヤニヤしながら
赤信号で立ち止まる
(しかし、
10億の契約か...
うちの会社始まって以来の大型契約じゃないかコレ...
クククククッ、
どれ、もう一度契約書を拝んでみようかな)
カバンのチャックを開け
落とさないよう
カバンから覗きこみ
確認していたその時
ボビュッーーーー~~~
突然の突風が吹く
「うぉっ!?」
風の強い力でカバンが傾き
中の書類が僅かに
カバンからハミでる
「ヤバいっ」
たいせつなたいせつな、
そう、
会社始まって以来の
創業50年のわが社の
夢と希望を乗せたその紙が
突風により車道へと舞い上がる
「待て、マイドリーム!いやアワードリーームッ!!」
ナユタは必死に
夢を追いかける
「捕まえた!アワードリーム~ッ!!」
その手に大きな夢を握りしめたその時
プップーーー!!
キキィーーーーーー
「えっ?」
ドガッ メギグヂャッ
大きな衝突音と同時に
何かが潰れるような
鈍い音も響き渡る
「キャー」
「お、おいっ!う、うあぁ...」
悲鳴と
落胆の嘆きが聞こえる
ナユタは目線を下に向けると
自分の背中らしきものが
視界に入る
(へ?)
首が180度回転していた
他を見渡そうにも体からは
何も反応がない
ナユタは薄れゆく意識の中で
自分の状態を察した
(...風め...一生恨んでやる)
そう思い
その一生に幕を閉じたのであった




