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ガンバる君へ

作者: ゆ-うぃん

 エッセイとは何か?

 想いを執筆してみようと思った故の最初の疑問である。

 知識も乏しいため調べさせてもらったところ、以下のように書かれていた。


 形式にとらわれず、個人的観点から物事を論じた散文。

 また、意の趣くままに感想・見聞などをまとめた文章。


 なるほど。何か気難しく感じていたエッセイと言う言葉も、意味が分かれば書き出しの入り口は非常に広いことが分かった。

 ならばその散文を書かせていただこうか。



 突然だが、筆者はこのサイトに「登録」をして「執筆」を始めてみたが、ちょうど二ヶ月になる。

 その新人の戯れ言なぞ書く意味もないかもしれないが、新人だからこそ思うこともリアルなのだ。

 まずは書き始める前と書き始めた後の考えや苦悩の違い、これらを素直に吐き出してみよう。


 最初に書き始める前のことだ。

 筆者は趣味らしい趣味を持っているとは言えず、あまり物を買うこともしない。

 そのせいかせいぜい海外ドラマをレンタルしたり、動画で何か面白いことはないか探ったりすることが苦にならないでいた。

 だが、そんな探す日々も次第に飽きがくるか、若しくはそのシリーズが終わってしまう。

 先が気になる欲を遮断されるか、楽しみを取り上げられるような気分だ。


 そんな時に出会ったのもこのサイトだ。

 いろんな人が書いていて、自然にその世界へと読ませる作品が多々あり、一つの物語が終わればまた次々生み出されていく。

 いつからこのサイトの存在を知ったのか覚えてもいないが、しばらく読み専として読ませてもらった。

 もちろん、感想なんて書きもしないので読むだけ読んで、アカウントなんて不必要だ。


 そして、読むのもいいが書いてみるのはどうだろうか? という趣味なのか欲なのか、よく分からない考えが浮かんだ。


 よし、書くぞ! と、簡単な題材と大まかな流れと最後はこうしようかな程度の見切り発車で書き始めた。それが二ヶ月前と言うわけだ。


 さて、ここからは書き始めた後の感想だ。

 まだまだ執筆に慣れていないんだ余計なことも書きたくなる。

 読ませて時間の無駄と感じるかもしれない、先に謝っておこうすまない。



 書き始めて気になること、ズバリ作品への評価だ。

 評価と言ってもポイントだけじゃない。

 ブクマや感想、レビューを含めた全てだ。


 特に新人なら一番気にするだろう。

 自分の作品が面白いと思われるか、それが評価に繋がるか、目に見えて分かりやすい数値があるからだ。


 おっと、書き始める前に繋がる理由を忘れていた。

 ネットで気軽に書けること、これが書いてみようと思った理由として一番大きいかもしれない。


 なぜなら、小説と呼ばれる物はある程度出来上がった物を出版者に持ち込むのが通常の方法だ。

 これは、所謂編集者がチェックをする物だと思うが、大まかに言えば突っぱねられるかうまく書籍化するかのどちらかだろう。

 プロの確かな目はあるが、それを読む人の声は作者には届きづらい。


 ネットならばどうか?

 書き始めた作品でも読まれることがあり、その都度評価をしてもらえるかもしれない。

 そして、その評価でまた書きたい! と思えるならWIN-WINの関係だ。


 だが、書き始めた者が陥る光景として、その評価がないことがほとんどだ。

 あれ……ランキングに載ってる人達で書き始めたばかりでもすぐブクマがつくのに、自分のはなぜつかないんだ?

 これは誰しも通った道かもしれない。

 ただ、ランキングに載っている人達と違う点は、だいたいの人が過去作を沢山書いている。

 或いは、その評価されている作品も何十〜何百万字と連載が続いているのだ。

 そんな人達と比べ自分の作品が評価されないなんて至極当たり前のことである。

 自分だったら面白いかも不明な新人の始まったばかりの小説を読みたくなるか? というのが答えだろう。



 ここで、筆者が思ったのが駅などで目にすることがある弾き語りと似ているのではないか、という点だ。 許可を取っていきなり駅の一角で演奏をする。

 どんな人かも不明だ。足を止める人はほとんど居ないだろう。

 ほとんどの人が演奏者に気付いている。でも、足を止めない。

 聞くに値するかどうか、わざわざ立ち止まって時間を使う人が少ないのも原因だろう。


 それが事前に知名度があったり、長くその駅で演奏を続けていると気付いて立ち止まってくれる人がいる。


「いつもここで弾いてるね」


 初めて存在を認知されたと感じるような感想だ。

 たまにでも聴いてくれてる人が居て、目の前で声をかけてもらえた。

 「無」から「有」になった瞬間だ。


 これらを小説に当てはめたらどうだろう?

 いきなり現れた新人の作品は、当然見てみようと思う人の方が少ない。

 見てくれても流し読みだ。リピーターにはならないだろう。

 小説とは読み出したら時間が経ちやすいものだ。尚更、読み始める入り口は悩むはずだ。


 ここで大半の新人作者は辞める、エタると聞いた。

 でも、ここからがある意味スタートだ。

 何の題材にせよ、続けた作品は何かしらの形で評価されるかもしれない。

 その作品が評価されていなくとも、次の作品を投稿した時にこの作者なら途中でエタることはあまりないだろうなと、ある種の目印になっているのだ。

 そして続けたことにより徐々に読者がついてきて、評価されるようになる。おめでとう、努力が実った証拠だ。


 タイムリーではあるが、この逆のパターンを目にすることがある。

 作品は面白い、読者もついているのだが、作品を途中でエタらせて読者を放置しっぱなしなのだ。

 それも一つや二つじゃない。十ぐらいある作品がどれも完結していないのだ。

 次の作品を投稿しても、この作者なら終わらないと断言され敬遠される。

 新人から見たら欲しい評価を自分から無下に扱って読者を減らしている行為だ。控えめにいって読者を分けてほしい。




 最後は話が逸れてしまったが、要は本当にド新人なら読まれなくて当たり前、評価は後からついてくる。

 『継続は力なり』を実践してみてほしい。


 筆者も実は継続が苦手だ。

 ただ、趣味にしてみようと思ったことは成功している。

 どれだけ書こうかな、どれだけ読まれたかな等、ささやかな楽しみと思えるようになった。

 まだ二ヶ月だが、執筆速度もかなり上がったように思う。

 どうか新人なら新人らしく、さっさとランキングを目指したい等、焦ることをしないでほしい。


 焦ると作品に雑さが目立ち、ランキングや執筆に追われ、矛盾するところも出てきて、終わらせるかエタらせるという結果になってしまいがちだ。

 急かされるプロ作家ではないのだから、自分のペースで書き続け、腕が上達したら何にでも挑戦してみてはどうだろうか。

 ここでは堅苦しい文章はなしにしましょうかw


 なぜだが急に書き残そうと書き始め、一時間半ぐらいかかっちゃいましたが、誤字脱字があったら教えてくださいね

 書いてから、ざっとしか見返してないのでw


 エッセイって他人のは読ませる力があって凄いですよね。

 短く要点をまとめそれを伝える……自分には無理な要素の塊です。


 一人でも共感を得る要素があったなら、それはとても喜ばしいことですね。

 エッセイ初挑戦なんですが、言いたいことがうまく伝わるかが心配ですw


 評価って様々あるので、どこを喜ぶポイントにしているかも作者で違って面白いですね。



 ブクマだけが評価じゃないですが(建前)


 ブクマしていただけると嬉しいもんです(本音)


 後は、他作品読んでもらえたら完璧です(ゲス顔)

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― 新着の感想 ―
[良い点] 私も見切り発車で書き始めた一人です。WinーWinの関係って憧れますよね。ゆーうぃん様の感じられた率直なエッセイ、楽しく読ませていただきました^^
[良い点] 率直で良いです。特に、後書きの最後の文が、率直過ぎて、ニコニコしてしまいました。
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