表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

作者: 尚文産商堂

こんこんと湧き続ける泉がある。

それも、泉の水に触れると、たちどころに怪我が治り、それを飲むと若返るというものだ。

私はそれを神話か伝説的なもので、この世界にはないと思っていた。

だが、それは実在した。


魔術、というのを知っているだろうか。

魔法と同じととってもらって構わない。

この奇跡の正体は、その魔術が関わっているのだ。

だが、それがあるのはアフリカの奥地でもなければ、ヨーロッパの洞窟でもない。

日本の、それも街のど真ん中にある。

手野市というのは大阪府東部に位置する地方自治体の一つだ。

人口約25万人ほどの街ではあるが、魔術者の聖地として知られている。

こここそが、魔術に最適な土地なのだ。

世界のどこであっても、この地域以上に魔術が使いやすい土地が存在しないと言われる。

そこにある魔術学部がある国立手野大学の中、第3キャンパスの禁足地に泉があった。

禁足地ということもあり、初代学長の時代から今に至るまで、誰一人としてその領域に足を踏み入れたことがなかったようだ。


伝承の類は残っていない。

この水の効能も、副作用も、何もかもが謎だ。

だが、皮膚湿疹や火傷跡、それ皮膚年齢に体内年齢も。

全てが綺麗になって、若返った。

いまは手野大学医学部と魔術学部が共同で研究している。

早く結果が欲しいところだ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ