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復讐は笑顔で隠すことができるのか
自分は生きていていいのか
どうして生まれて来たのか
この人生に意味はあるのか
今まで生きてきた短い期間の中、
そう考えたことが何度かある。
君が知ってる僕は………
蛍光灯は君を冷たく照らしてしまう。
だから僕は蛍光灯。
そしてこれからも考える。
自分の在り方について。
ジャックへ。ここに信頼をこめるよ。
どれぐらい眠っていただろうか。
ふとあの日のことを思い出した。
あの街は美しかった。
悲しいくらいに素直で、残酷なほど正直だった。
私は…、私はあの街にいたんだ。
紛れもない真実なのに、嘘みたいで信じられなくて。
きっと何年経っても忘れることはない。
でも、何年経っても戻ることはできない。
私の中で、怒りや苦しみ、恨み。いろんな感情が入り混じろうとこれが現実なのであって、決して変えられない事実なんだ。
戻りたいとは思わないよ。
思ったら負けだ
きっと辛さに耐えられなくなる。
また会いたいとも思わないよ。
そういうの嫌いだしね。
やっぱり辛いから。
寂しいままでさよならしよう
涙は流さない。約束しよう。
大切な世界へ。