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零ノ巻  作者: 50まい
3/7

『戦国御伽草子』予告

その名の通り、戦国御伽草子の予告です。ただし、遙か昔に作ったものです。

速穂児のところはもう本編でも出てきていますね。

『あたしの家に来るといい。きっと、生活には困らないわ。ね?だから、お願い』




そうか…それもいいな。




新しい名、新しい生活。また、一から始めるのも、悪くはないかもしれない。




『いいでしょう?』




瑠螺蔚は笑った。




それに答えるように、俺も笑った。




























「どうして逃げなかったのよ」




「逃げることなど出来ませんよ」




「……………………バカね」




「はい」















「信じますよ宗主。他でもないあなたが言うのですから」

















「ねぇ、わかって高彬。あたし、誰も死なせたくないのよ。あんたも、馨慈郎も、尉高も、タキも」




























「う…嘘よ…」




「嘘じゃァねェ。俺が殺したから、間違いねェ」


























「ごめんなさい高彬」




「謝るくらいだったら、絶対、死なないで」




「それはムリよ」




あたしはくすりと笑う。




「出来ない約束はしないようにしようと思うの」
























「このまま、何処かへ行きたいよ。佐々家の主という枷を捨て去って、このまま」




「行けたらいいわね」




でも行けない。


























「泣いていたのよ、詫嶽」









「凰姫」




「俺を忘れるな」



































「岸和田王はもう、駄目だ」




「……冗談を……」




「次の王はお前だ、月天。ー…否、磨墨王」
















「では、お前は何人殺した?」




「流石。鼻が利くわね。あたしは…そぉねぇ…ま、あんたの2・3倍ってとこよ」













「ふん。気絶もしないのね、月天」













「族…その、族の名は?」




「そうだな…。稀妥一族はどうだ?稀に見る安らかにするもの。類稀な一族。お前は今から稀妥の首長だ」















「月天王!」




真秀が、叫んだ。




その瞬間、わたしの魂は確かに千切れた。








































「瑠螺尉」




すべて忘れて幸せになれ

こうして見ると…大分偏ってますね…兄上なんかかけらもいないじゃないですか。

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