ビタミンZ ~料理人の腕~
昔々、世界では栄養失調の魔人が人間を引きちぎって歩いていました。そんな世界に終止符を打つべく多くの料理人が挑んでは破れ、挑んでは破れていました。
これはそんな中、魔人と戦うべく集まった勇者たちの物語です。
なんで世界には完璧な栄養素の料理が無いんだ、、、
そんなのおかしい、、私が完璧な栄養素の料理を作らなければ、でなければ世界に平和は、、、
カイサル(カイ)「何たそがれてんだ?Mr.コンスタンチナス」
コンスタンチナス(ナス)「いや、なんでもないさ」
ラメン・ホテプ(ラメン)「おいおいお前ら、いつも仲良くてうらやましいぜw」
レモンパトラ(レモン)「ちょっとラメン、うるさいから黙って!」
ラメン「へぇ~、いつもカイのやつといちゃついているお前が言うかよ」
※カイサルとレモンパトラはそういう仲です(殺意)
レモン「あぁ?レモン汁目にたっぷり流して失明させてやろうかあぁ!」
カイ「まあまあ、落ち着いてレモン」
レモン「え~、だってぇ~」
ナス「おい、待て、なんか聞こえないか?」
ラメン「あれじゃね?」
勇者たちに現れたのはあの魔人たちの長、タリナイ大魔王でした。
大魔王「おい、お前たち。私にあった食事を料理しろ! それか死ぬか?」
幹部アキテマス「いえ、陛下。ここは私にお任せを」
大魔王「何を言っている?私は今腹ペコなのだ!」
アキテマス「ひぃ~失礼いたしましたぁ~!陛下~!!!(泣き)」
大魔王「では私のお腹を満たす料理を出してもらおうかぁ!!!」
こうして勇者たちは大魔王に満足させる料理を作ることになりました。
ラメン「よし、何つくる?」
レモン「はぁ?なんでそんなのんびりしてんのよぉ、っていうかみんなも!
こいつになんか言ってくれない?ねえちょっと聞いてるの?お~い!」
ナス「こんな時にいろいろ考えてもしょうがないだろ、それにどうあがいたって事実は事実、目の前にあるんだ。なら気長に進むのみだろ?違うか?」
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その後も物語はつずいていた。
でもなぜだろう
こんなくそみたいな内容の映画の中で、、、
コンスタンチナスのその言葉だけが私の中に染み付き、にじみ出て、別の私になっていく。
その言葉にまるで意味があるように感じたのは、、、いったいなぜだろう。
レモンパトラなど何かに似てそうな名前のひともいますが気のせいです。まじです。