44 不穏 後編
【謝罪】
30から現在の話数まで智華の名前を知華と明記していました。大変申し訳ございませんでした。
正:智華
誤:知華
以後、このようなことをないように対策いたします。大変申し訳ございませんでした。
俺独自で動きあの男の所在捜索する。まずは、智華さんの実家に一回行ってみるか。
そうして、智華さんの実家の前まで来た。が、そこは売地になっていた。
そこに一人の婦人が通る。
「あの…すみません、以前ここにすまれていた方は...?」
「あぁ...あの人は越していったのよ」
「そうなんですか...?」
「ええ、何か良くわからないのだけど、急に出て行ってこの家はいつの間にかこうなっててね驚いたよ...」
と、婦人は言った。
「そうですか、どこに引っ越されたかは...」
「ううん、わからないわ」
「そうですよね、ありがとうございます。」
そうして、俺はこれ以上いる場所がわからない。今から、仁さん電話して聞いてみよう。
「その、男がどこにいるかを知りたいっていうことだね」
「ああ、そう。できそう?」
「舐めてもらっては困るな...俺は天才探偵だ。どんな依頼だって、こなすよ」
「そう言ってくれるなら、ありがたい。報酬は多く振り込むよ」
そうして、電話を終え家に帰ると知華さんはひどく怯えていた。
「どうしたの!?何かあった!?」
「れ、麗杜君...」
そう言った、智華さんの顔は今にも泣きそうだった。
「まずは、落ち着いて...」
「うん...」
智華さんに深呼吸をさせ、まずは落ち着かせる。
「どう、落ち着いた?」
「うん、ありがとう...」
「それで、何があったの?」
「うん...お父さんがね、私の家の近くまで来たの」
「...!?」
俺はとても驚いた。まさか、そこまで迫っていたとは...。
「あのね、今日窓の外を見たら...お父さんが歩いていて...」
「クソ...誓約書を書かせたっていうのに...」
そう言うと、俺のスマホが鳴った。
「もしもし...」
『ああ、旦那...例の男、居場所掴めたよ』
「何!?早っ!?」
『それでね、その場所は君たちのマンションの近くのアパートだ。』
「何だと...そんな近くに…?」
『あぁ…、旦那の奥さんは大変な奴にあってるね』
「あぁ…、そこにいるなら、すぐにでも動けそうだな…」
『いい報告が聞けることを楽しみにしてるよ』
そうして、電話を終えて俺はすぐに家を飛び出す。
「どこ行くの!?」
「ちょっと…野暮用でね」
そう言って、俺はドアを閉めた。
仁さんから送られたメールで男の居場所のアパートの場所をみる。
(ここなら、5分ぐらいだな…)
歩くこと、5分弱。例のアパートの前まで着いた。
そこから、号室もそこに載っていたのでその号室まで行き、呼び鈴を鳴らす。
「はぁ〜い」
と、気だるそうな声で出てきた男は俺の顔を見て驚いた。
「久しぶりですね…」
「おっ、お前は…!」
「先日の件でお伺いしました。」
「先日?何のことだ?」
「知らないふりをするんですね…俺が智華に近付かないと誓約書も書かせたのに…」
「あ?そんな書いた覚えないが?」
「えぇ、あなたは目先の金に目がくらみ簡単に済ませたことが裏目に出ましたね、あなたは金に夢中で話も半分しか聞いていなかったでしょう?」
「ぐっ…!そ、それは…」
「しかし、あなたに渡した1000万はどうしたんですか?」
「全部…ギャンブルに溶かした…」
本当に呆れる。
「あなたは本当に救いようのない人ですね…」
「もう、二度と智華さんにかかわらない。それを守ってください。それと…」
そうして、俺史上一番の圧をぶつける。
「この街に、二度と戻ってくるな…二度と智華に関わんじゃねぇ…」
そう言ったあとの奴の顔はこの世に絶望したような顔をしていた。
もう、智華さんも縁を切ったので関係ない。
奴の家を出て家に戻る。自宅に戻る。
奴は智華さんを連れ戻して元の生活に戻ろうとしていた。そのことも仁さんの調査で分かったことだ。
以前から、彼のことを調査していたらしく、そのこともあり、早く俺に伝えることができたとのことだった。
これで、智華さんも安心できるだろう。
「智華さん、ただいま…!」
「麗杜君…!なんだったの?」
「もう、安心して大丈夫。縁を切っているのに詮索とかやめてほしいよな…多分この街からいなくなる」
「うん…ありがと、麗杜君…!」
そう言って、智華さんは溜めていた涙をあふれた。
「うっ…うううぇぇ……怖かったよぉ…」
「もう大丈夫だよ…俺がそばにいるから…」
俺はそのまま智華さんを抱きしめ続けた。そのまま、智華さんは寝てしまいベッドまで運んだ。
この先からラブコメです。
※累計4,700PVありがとうございます!




