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卒業した先輩を拾ったら幸せになった  作者: 在原銀雅
4章 逢瀬のランデブー
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39 デートのその後

 俺たちは散々遊び、翌朝ホテルを出て帰路についていた。

「楽しかったね…!」

「うん…!ありがとう、麗杜君…」

「また、こうして遠出してデートをしてもいいかもね」

「うん…!」

 隣同士で、電車のロングシートに座っていると、辺りは通勤ラッシュということもあるので、サラリーマンやキャリアウーマンの人々がぞろぞろ乗ってきた。  

 朝の通勤ラッシュって居心地が悪いなと思った。初めて経験したから、そう思うだけで、慣れたらそんなことも感じなくなるのだろう…。

 そうこうしていると、乗り換え駅に着いた。ここで降りるのに一苦労したが…本当に大変だった…。いつもご苦労さまです!

 乗り換えを済ませ、俺たちは特急に乗る。乗っている間、思い出にふけっていると智華さんに声をかけられた。

「ねぇ、麗杜君…」

「何?」

「私さ、今までで1番楽しいデートだったよ、それに初めてあのテーマパークに行ったよ」

「そっか…智華さんの思い出に残ったのなら良かった…!」

 そう話し終えて、もう一度智華さんに話しかけようとした。

「智華さ…」

「すう…すう…」

 智華さんが寝ていた。時間帯は朝だが、昨日の疲れがまだ溜まっていたのだろう。

「ふふっ…可愛いな…智華は…」

 智華さんにバレてないときに呼び捨てでもいいだろう。

 そこから大体一時間ぐらいだろう。最寄り駅に着いた。 

 俺たちはその足で沙莉の家に行く。

駅から沙莉の家は少し歩く。大体、十五分程だろう。

 沙莉の家の前に着く。そして、インターホンを鳴らす。

「は〜い!少々お待ちください!」

 と、沙莉の声が聞こえてきた。

「先輩、さつきちゃん、めっちゃいい子ですね!うちの猫ともケンカせずに仲良くしてましたし、ご飯もたくさん食べて寝てトイレをしてたので問題なさそうだったよ…!」

「ありがとうな、沙莉…はいこれ、お土産だ」

「いえいえ、そんな…」

「ううん、さつきを預かってくれたお礼だよ、受け取って」

「麗杜先輩、智華さん…ありがとうございます!」

「また、さつきちゃんに会いに行ってもいいですか?」

「ああ、いいよ」

「いつでも来てね、沙莉ちゃん」

「はい!ありがとうございます!」

 そうして、沙莉の家を後にして家に帰る。

「ただいま〜!」

 一日ぶりに家に帰ってくると、安心感が出てくる。楽しかったが、やはり家が一番安心する。

 さつきをカゴから出す。そうして、安心したのだろう。俺のところへ来てスリスリし、ゴロゴロと喉を鳴らしていた。

「やっぱり、お前も家が一番だよな〜」 

と、俺が言うとさつきも

「にゃ〜」

と返事をした。

 こうして、俺たちの初めての遠出デートは終わった。

 閑話のつもりで書いていましたが、普通に1話分の長さになりました。

※累計4,300PVありがとうございます!

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