37 テーマーパークに行こう! 中編
休憩した俺達は、テーマーパークへと向かう。しかし、本当に暑い。ちなみに、俺達二人とも絶叫系のアトラクションは苦手だ。なので、基本的には屋内のアトラクションになる。
「さて、まずは…船のアトラクションか…」
「うん、そうだね…せっかくテーマーパークに来たんだから、絶叫系に乗れないけど楽しまないとね…!」
「うん…!楽しもう…!」
俺達は手を繋いで歩き、そのアトラクションを目指す。
そうして、歩いている中で智華さんが足を止める。
「ねぇ、ポップコーン買っていい?」
「あぁ…!いいよ、俺も食べたいから買ってくるよ…そこで待ってて…」
「うん…」
「味は何がいい?」
「キャラメルかな?」
「分かった、買ってくるよ」
俺はポップコーン売り場に並ぶ。ポップコーンは人気なので、結構並ぶ。
10分後…俺の番が来た。
「味は何にいたしますか?」
「塩とキャラメルをください」
「はい!かしこまりました!」
1分も経たないうちにポップコーンが出来た。
「はい、お待たせしました!塩とキャラメルです!」
「ありがとうございます!」
「いってらっしゃ~い!」
ポップコーンを持って智華さんが待つところへ向かう。が、そこで俺は目を奪われる。
「いいじゃ〜ん!俺たちと遊ぼうぜ〜!」
「そうそう!旦那を置いてさ…ね!」
それを見て腸が煮えくり返る。
「おい…お前ら…誰の女に手ぇ出してんだ…?」
俺は圧を出し、ナンパ男たちを払おうとする。
「お、おいな、何だよ…」
「俺の妻に何か用ですか…?」
「い、いえ…」
「すみませんでした〜!」
そうしてナンパ男たちは走り去っていった。全く、こんなテーマーパークでナンパをやめてほしいものだ。
「大丈夫?怪我とかない?」
「ううん、大丈夫だよ、カッコよかったよ…惚れ直しちゃった…」
「…ッ…!」
こんなの反則だろ…!これでドキッてしないほうがおかしいだろ!
「うん…、行こっか…あと、ポップコーン」
「うん!ありがと!」
そうして、アトラクションに乗りに行く。まず乗るのは小さな世界をぐるりと回るアトラクションだ。ゆったりとしていて二人で楽しめるだろう。
「ここは、良いのに人がいないんだよね…」
「穴場だよね」
そうして、並ばずにすぐにアトラクションに乗ることができた。アトラクションに乗っていると楽しいもので10分ほどらしいがあっという間に終わってしまった。
「楽しかったね…!」
「うん…!次は…あれだね」
俺が左側を指差す。その方向にあるのはパーク内を一周する電車型のアトラクションだ。
「これもゆったりできるね、ここは結構人気だから並んでるね」
「そうだね、俺たちが見たサイトでもここは混むって書いてあったしね…」
俺達は待つことにした。早乗りパスと言うものがあるが先着順なので取れなかった。
「早乗りパス取れかったけど、いいよね」
「うん、いいよ」
そうして、俺たちの番が回ってきた。そうして、乗る。意外と速くなく遅くなくちょうどいいスピードだった。これでパーク内を回るのは楽しいぞ…!
これもまた、あっという間に終わってしまった。楽しい…!
「楽しいね…!」
「うん…!楽しいよ…!ありがとう!麗杜君!」
まだまだ、乗るアトラクションはある!まずは智華さんが喜んでくれているから良かった!
まさか、前編後編で考えていたものが明らかな尺調整ミスで三部構成になってしまいました…




