34 日常のデート
俺たちは、普段は一般的な夫婦とそこまで変わらないだろう。一緒に食事をし、一緒に寝て、時々営みもある。俺は学生だが、そこまで変わることはないだろう。
ちなみに、今日はデートの日だ。いわゆるおうちデートだ。いつも通りなのだが、まぁいいだろう。
「おはよ〜、智華さん」
「おはよう、麗杜君…今日はおうちデートの日だよ」
「うん、って言っても普段とあんまり変わらないけどね…」
「それはそうなんだけどさ…、デートなんだよ?楽しまないと損じゃない?」
「そうだね、うん…!楽しもうか!」
おうちデートなので、待ち合わせなどを気にする必要はない。
俺達は朝ごはんを食べ、その後何をしようかということになり、映画を観ようということになった。
「え…、ね、ねぇ…ほんとに見るの…?」
「うん、俺はこれが見たかったから…」
俺は、なんでデートで問いツッコミを食らいそうなホラー映画にした。しかも、結構怖いやつ。
「えぇ…麗杜君…しっかり、傍にいてよ…?」
「わかってるよ…手を繋いでいるから大丈夫だよ」
「うん…麗杜君を信じるよ…?」
そうして、映画を見ている最中
「キャ…キャアアアアア…!!!」
智華さんは大絶叫だった…。それもまた可愛すぎる…!
そうして、映画が終わる頃には知華さんは涙で顔がクシャクシャだった。
「うぅ…、もう…麗杜君、めっちゃ怖かったよぉ…」
「ごめんね、智華さん…もう見ないから、許して」
「うん、約束してくれるなら許すよ…」
そうして、俺は二度と知花さんの前でホラー映画を見ないことを約束した。
「次は何見る?」
「そうだね…何がいいんだろう?」
「例えば、コメディとか、アニメとかあるけど何見る?」
「う〜ん…?アニメかな…?」
「いいよ、俺のオススメの映画があるけど見る?」
「ホラーじゃないよね?」
と、怯えながら言う。
「違うよ?」
そうして、また映画を見る。今回は感動系の映画だ。見終わった後、俺達はボロ泣きだった。
「すごい良かったね…!」
「うん…良かったでしょ?」
「うん…!」
俺達は涙腺が崩壊するほど涙が出た。
そうして、涙が収まった後俺達は昼ご飯の準備を始める。
「俺も手伝うよ、そっちの方がおうちデートっぽいじゃん?」
「うん、じゃあ一緒に作ろっか?」
「うん!やった〜!でさ、何作るの?」
「ん〜?そうだね〜、パスタ作ろうかな?」
ミートパスタを作ることになった。パスタを茹でて、ソースとパスタを和える。ざっくりしすぎたが、大体こんな感じだった。
「「いただきます!」」
「うん、おいしい…!」
「うん、めっちゃ美味しくできたね…!」
めっちゃ、ミートパスタが美味かった。これからも、おうちデートをするときはこれがいいかも…と思った。
「午後も映画だけどいいかな?」
「うん、いいよ…私、ラブコメとか見たいかも…」
「ラブコメか、いいよ…」
「俺が、選んでたから、智華さんが見たいのを見ていいよ」
「え〜っと…あっ、これ見てみたかったやつだ。」
俺はその映画は名前を聞いたことはあったが、見たことはなかった。
いざ、見てみると…普通のラブコメではあったが、キスシーンや営みのシーンがあった。
見終わった後、俺たちは無言のままだった。
「あ、あのさ…麗杜君…」
「なに…?」
「さっきの映画さ…雰囲気、良かったよね…」
「うん…そうだね」
「私、シたくなっちゃった…」
「お、俺も…ベッド行こうか?」
「うん…いいよ、いっぱいシよ?」
その後、俺達は濃密で熱い夜を過ごした。俺たちは時間を忘れてお互いの体を貪り続けた。気づけば朝になっており、オールで貪り続けた。とても良かった。それしかないのだ。
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