表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
11/28

11 後輩

 部登録の日

 沙莉が入部届を持って部室に持ってきた。

「先輩、入部届持ってきました」

「うん、たしかに受け取った。後で先生に渡しておくよ」

「はい!ありがとうございます!」

「じゃあ、今日から文芸部の一員ということでこれから数ヶ月の間だけどよろしく」

「はい!こちらこそよろしくお願いします!」

 沙莉は笑顔でそう言った。やはり、美人は笑ったときの破壊力はとてつもない。

「早速だけど、文芸部の活動内容は小説を書いたり、読んだりしてるかな?後はインプットのために映画を見たりかな」

「なるほど…それでどうやって書くんですか?」

「ああ、そうだねそれも言わないと書けないよねごめん」

「いえいえ、気にしないでください。」

「それで、書くのは…」

 俺は、1から説明した。小説を書くサイトや、書き方などを説明し、今日は終わった。

「ただいま〜」

「おかえり〜、お風呂できてるよ」

「うん、ありがとう、じゃあ入ってくるよ」

「は〜い」

 帰ってきて、智華さんにお風呂が沸いていると伝えられ、俺はすぐに風呂場へ向かった。服を脱いでシャワーを浴びていると

「失礼しま〜す」

 俺がシャワーを浴びていると後ろから智華さんの声が聞こえた。

「なっ!なんで入って来たの?」

「旦那様の背中を流すのは妻である私の務めだと思ったから?」

「いや、だからといってそれは…」

「嫌…だった?」

 そ、その顔をするのは反則だよ!

「ううん、そんなんじゃないけど…恥ずかしいというか…なんというか…」

「私も恥ずかしいけど…麗杜君のためなら」

「そ、そんなに言うなら…よろしくお願いします」

「はい、お願いされました!」

 鏡に映っていた水着姿の智華さんの姿は魅力的で艶かしい雰囲気で俺の心臓はバクバクだった。

「髪の毛から先に洗おうか」

「う、うん…お願いします」

 智華さんはシャンプーを手にとって俺の頭につけた。

「ひ、ひやぁ!」

 お、おもわず、変な声を出してしまった。

「ふふっ、可愛い」

「じゃあ、洗っていくね」

「うん」

 人に頭を洗ってもらうのはこんなにも心地良いんだな〜と、思っていると

「お客様、どこか痒いところはありませんか?」

「大丈夫だよ」

「一回、やってみたかったんだよね」

「そ、そうなんだ」

 頭を洗い終わると次は背中を洗い始めた。

「じゃあ、背中洗ってくね」

「うん」

 次は智華さんはボディーソープを泡立て俺の背中を洗い始めた。

「やっぱり、背中広いね」

「そ、そう、気にしたことがなかったからよくわかららないけど」

「うん、大きいよ君の背中」

 さっきから全然話が入ってこない。智華さんの胸が当たって…集中できない。

「ん?どうしたの?」

 智華さんがそう言うと、ニヤニヤしながら俺にこう耳元で囁いてきた。

「もしかして…私の胸が当たって気にしてる?」

「……っ!?そ、それは…」

「ふふっ、別に気にしなくてもいいよ、だって…」

 ここでまた、智華さんが俺の耳元で囁くと

「わざと…当ててるんだよ」

「……///…反則、だよ…」

 こんなの、どうすればいいんだよ〜!!

 俺は、この日は寝るのが遅くなって学校に遅刻しそうになった。何があったかは…ご想像におまかせしよう。

さあ、始まりました!第2章ここからは新たなヒロイン候補の葉山沙莉が登場し、いずれはどうなっていくのかお楽しみに!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ