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I And Buddy  作者: ラクト
第1章 最初の街ウェスタ
6/18

第五話 情報収集

情報収集は基本!

私はゲームをするときは極力攻略本を見ないタイプです。

 ナンパと人込みから無事(?)脱出できたところで満腹度が減っていることに気づく。ちょっと買い食いしようかな。


「すみません、そこの串焼き2本ください」

「はいよ。1本20ゴールドだから40ゴールドな」

「わかりました、どうぞ」


 ゴールドが40減って満腹度が全快した。

たしか満腹度ってMP消費系以外のスキル使ったら減るんだよな...料理でも取ろうかな?でも何が条件で取得できるか分らんし...まぁ今はいいか。それよりギルドの資料室で情報収集でもしようかな。


 そんなわけでやってきた冒険者ギルド。

流石に時間が経ったせいか人そこそこ減っていたがそれでも沢山いる。なにやら受付嬢達とお話しがしたい様だ。

 大変だなぁ接客業はと考えながら資料室への階段を登る。

中はどこか図書館のような構造になっている。左手前にカウンターがあり、その中で本を読んでる女性が1人いる。

 図書館のようにきちんと整理されている。軽く見て回るとこの付近に出現する魔物の情報とかこの街のこととかいろいろあるらしい。さてどれから読もうかな~。


 いろいろ悩んだけどまずは『冒険に役立つ3つのスキル』っていうのを読んでみるか。


「なになに?『冒険するのに必須のスキル!1つ目は生活魔法!この魔法はコップ一杯の水を出したり、焚火をするための火種を作り出したり対象を綺麗にしたりできる。ダンジョン攻略で必須の魔法!2つ目は精霊術!このスキルは精霊に認められれば誰でも使えるスキル!対応する属性を持っていなくても使えるぞ!3つ目は回復!このスキルは他者、もしくは自分を回復するスキル!回復量はスキルレベルとMIDで計算されるぞ!この本で紹介するスキルは全て誰でも取得できるスキルだ!しかも全てMPを消費するスキルだ』っと。生活魔法と精霊術が持ってないけど...どっちも欲しいな。どっかに載ってる本無いかな?」


 先ほどの本を棚に戻しながら魔法が書いてある本を探す。ついでに精霊術の本も。だが...


「見つからない...仕方ないからカウンターの人に聞いてみるか」


 カウンターの方に戻ってきても相変わらず本を読んでいる女性。


「すみません。少し聞きたいことがあるんですけどいいですか?」

「はい、いいですよ。何が聞きたいんですか?」

「えーっと、生活魔法についてと精霊術についてです」

「わかりました。まず生活魔法については私たちのような資料室の管理者が任意の人にお配りしているスキルブックに載っています。よろしければお渡ししましょうか?」

「いいんですか?ありがとうございます」

「ではどうぞ。次に精霊術についてですね。まず精霊術をどこまで知っていますか?」

「えーっとお恥ずかしながら何も知らないんですよね。だから調べようと思って本を探したんですが見つからず...」

「なるほど。では簡単な説明をいたしましょう。まず精霊というのは神々の子です。まぁ本当の子供ではなく神々の魔力から生まれた存在なので子供みたいな立ち位置です。まぁその話は今はいいでしょう。精霊たちは色々なカタチ、いろいろな属性を持っています。例えば...」


女性がそう言いながら右手を持ち上げた。


「風の精霊シルフィ。この手に来たれ」


 女性がそう言うと彼女の右手に風が集まり妖精のような小さい人となる。


「こちらが風の精霊のシルフィです。真名は違うのでしょうけど一般的にはシルフィと呼ばれています。精霊は魔力を消費し召喚します。下位の精霊ならば召喚したときのみ魔力を使うのですが上位精霊や大精霊と呼ばれるような精霊になると常に魔力を消費します。そして精霊にはそれぞれ固有のスキルがあり、それを召喚中に使用することができます。しかし、スキルを使ってしまうと召喚が解除されてしまい、クールタイムが発生するので注意してください」

「なるほど、わかりました。どこで精霊術を教えてもらえますかね?」

「そうですね。一般的には精霊自身に選ばれて教えてもらいますが、例外としてこの大陸とは違う別の大陸に住むエルフなら教えてもらう事ができるかもしれませんが、大陸間の移動には冒険者ランクC以上が必要となりますね」

「ということはだいぶ先になるんですか。それは残念です」

「まぁ、まだ精霊に教えてもらえるかもしれませんし...そうだ、でしたらついでに試してみますか?」

「え?なにをですか?」

「こちらのシルフィに精霊術を教えてもらえるか試してみたらどうですか?」

「いいんですか?もしできた場合どうなりますか?」

「あなたが精霊術のスキルを取得してシルフィを召喚できるようになりますね。試してみますか?」

「ぜひ!」


 俺がそう返事をすると彼女は右手をこちらに差し出してきた。


「それでは、シルフィに教えてもらえないか聞いてみてください」

「えーっと、シルフィ...くん?すこしお話がしたいんだけどいいかな?」

『ん?まあ別にいいよー。なんのお話をする?』

「シルフィ君に精霊術を教えてもらいたくて...ダメかな?」

『うーん駄目じゃないけど...お姉さんの魔力を頂戴!それで判断するから!』

「えっと、どうやって渡せばいいの?」

『魔力操作のスキルを持ってないの?じゃあ特別にはい!』


 シルフィがそう言うとシルフィの右手から緑色の光の球が出てきた。

それは俺の身体に吸い込まれるように消えた。


━━━━━━━━━━━━━━━━

『スキル:魔力操作を取得しました』

━━━━━━━━━━━━━━━━


 そして流れるアナウンス。魔力操作を教えてくれたらしい。


「どういう風に渡せばいい?」

『僕の手を持って!そしたらそこから魔力を流して!』

「わかった」


 俺はシルフィの右手を持ち、スキルを取得した影響か感じるようになった魔力を流す。


『うーん、お姉さんの魔力はおいしいねぇ。だけどちょっと質が足りないかな?残念だけどまた今度だね!』


 シルフィはそういうと掴まれていた右手をするっと抜き消えていった。


「あ、残念」

「うーん、質が足りないって言ってたね。今レベルは?」

「3ですね」

「3!そりゃ足りないわ。少なくとも10は必要よ。あと、まだ半身も使えないじゃない」

「あ、そういえば半身とかありましたね」

「ありましたねって...それがあなた達異邦人の特権の1つじゃない。信託によればレベルが5になると半身を顕現できるようになるらしいわ。そこまでは頑張ってあげなさい。もしかしたら半身によっては魔力の質が高まるかもしれないわ」

「わかりました。まずはレベル5を目標に頑張ってみます」

「頑張りなさい。また困ったことがあればここに来なさい。大体のことは教えて上げれると思うから。私の名前はクリィーン。このギルド資料室の管理者よ。何かあったらここに来るか連絡を頂戴」


 そういってカードのような物を渡してくる女性...クリィーン。

そのカードを受け取る。


「そのカードを自分のギルドカードの裏面に当ててみて」


 言われた通り自分のギルドカードを取り出し、その裏面に当てる。すると...


━━━━━━━━━━━━━━━━

『NPCフレンド:クリィーンを登録しました』

『サーバー内で初めてNPCとフレンド登録しました。サーバーアナウンスで名前を表示しますか? yes/no』

『初めてNPCのフレンドを登録したので特典の称号:良き友人を獲得します』

━━━━━━━━━━━━━━━━


 なんかめんどくさそうなのでnoを選択。するとすぐにアナウンスが流れる。


━━━━━━━━━━━━━━━━

『お知らせします。只今サーバー内で初めてNPCのフレンドを登録した人が現れました。

NPCとは一定の好感度を稼ぐとフレンド登録ができます。

フレンド登録をすると戦闘で呼び出したりメッセージを送ることができます』

━━━━━━━━━━━━━━━━


 なるほどねぇ。で、なんか称号貰ったな。なんだこの称号。


称号:良き友人 初めてNPCとフレンド登録した証。NPCの好感度上昇率up


 なるほど。つまりNPC相手なら好感度を稼ぎやすくなるわけか。

割と使える称号じゃん。


「わかりました。ではこちらも...ってどうすれば?」

「ギルドカードの裏面に『フレンドカードを出す』っていうのがありませんか?そこから出せますが」

「あ、これですか。ではどうぞ」

「はい。では、何か困ったことがあったらいつでも連絡ください」

「わかりました。では、ひとまず私はこれで」


 そう言いながら資料室を立ち去る。さてどうしたものか。

まぁまずはレベル上げだよな。とりあえず今日の目標10レベル。今の目標は5レベルで行こう。


 てことで西の平原に行こう!

次の話で半身だせるかな...まぁ何とかなるか!

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