第四話 ハプニングは起きません(多分)
えんだぁーーーーーーーいやぁーーーーー!
え?(素に戻る)
何やってんだこいつ。
追記:レベルの帳尻合わせの為開始レベルを0に返光しました
光の輪に包まれて転移してきたのはさっきまで居たはずの広場だった。
しかし、ぱっと見でわかるぐらい活気が違う。おそらく俺みたいなプレイヤーのせいだろうな。
そういえばこのゲームにおけるプレイヤーの立ち位置って何なんだろう。そこも聞いとけばよかったかも。
「まぁ、そんなこと考えてないでギルドにでも行こうかね」
独り言をつぶやきながら歩き出す。
歩きながら手持ちのアイテムの確認や街並みを見る。
手持ちのアイテムは特に変化が無い。街並みも特に変化内容に見える。ただ少し違う点があるのは装飾が違うことぐらいだが。
そんなこんなで冒険者ギルドに到着したが...混み過ぎている。
それはそうか。このゲームは始まったばっかりだ。そりゃたくさんのプレイヤーが押しかけて混むよな、普通。
何度か入ろうと試みたが慣れない身体+人が多すぎるで入れなかった。あとステータスの問題。
今更だがこのゲームにはステータスがある。
基本的にステータスにあるのはHP,MP,満腹度,STR,DEX,VIT,AGI,IND,MID,LUKがある。
HP,MPは現在の体力と魔力量。HPはVITで+補正があって、MPはINTで+補正がある。
満腹度はスキルを使うと減っていく。なぜかDEXで+補正がある。
ステータスは最初のキャラクリの時に振り分けられる。振り分けられるといっても初期値でLUK以外は10あり、LUKは5しかない。そこから5ポイント振れる。HP,MP,満腹度は+補正以外にはレベルアップでしか上昇しない。
俺が割り振ったポイントはDEXに1、INTに2、MIDに2振った。
なので現在はSTR10,DEX11,VIT10,AGI10,INT12,MID12だ。
そして現在のステータスはこちら。
name:アレン 性別:女 レベル:0
メイン:魔法使い サブ:神官
HP:100
MP:22
STR:10
DEX:11
VIT:10
AGI:10
INT:12
MID:12
LUK:5
スキル
戦闘系
水魔術lv2 木魔術lv2 回復lv1
その他
鑑定lv1 地図lv1
このステータスが高いのかは知らないがまぁ、一応ソロでも戦えそうではある。
ギルドが混んでいて入れないので仕方が無いから外に出てレベル上げでもしよう。
そんなわけでやってきた東の丘。ここは中佐が言うには白い牡鹿と黒い牡牛が出るらしいからな。肉が喰いたい。
そういえばおすすめというか紹介されたお店行ってないな。街に戻ったら行ってみよう。
そんなことを考えていると白い毛皮に包まれた鹿が居た。おそらくあれが白い牡鹿なんだろう。
とりあえず戦闘前に鑑定をかけておく。
予想通り白い牡鹿で、lvは5。なんか高くない?
ま、まぁ行ける行ける。こっちには『回復』もあるんだ。いざとなったら解体用のナイフで戦おう。『剣術』持ってないけど
「まぁ考えてても仕方ない。早速やろうか。『ウォーターニードル』!『ウッドニードル』!」
MPが4減りまずは水の針が現れ白い牡鹿に向かい、その次に木の針が現れ水の針の後を追うように向かっていく。
『ギュアッ!』
水の針は全弾命中したが木の針は1発だけ当たった。
そしてこちらに猛進してくる白い牡鹿。
「あっぶない!お返しだよ!『ウッドニードル』!」
ぎりぎりで回避して振り向きざまに木の針を飛ばす。
しかしそれはひらりと躱された。
「当たらないか。これは面倒な敵ですね」
そう言いながら左手が腰にさしてあるナイフを構える。
「来てみなさい。ただの獣ごときに負ける気は無いわ」
そのセリフを皮切りに再び猛進してくる白い牡鹿。
だが...
「タイミングを合わせて流すようにナイフを振る!」
『ギュアッ!」
「まだまだ!『ウッドニードル』!『ウォーターニードル』!」
ナイフが白い牡鹿の左前脚を傷つけ動きが鈍ったところに木魔術と水魔術を放つ。
『ギュアァ!』
全弾命中したがそれでも死なない。硬くないか?いや、こちらのレベルが低いからか。
「ならっ!」
MPは残り半分ほど。
何の問題もない!
「さぁ来なよ。お前を殺すのは私だ」
『ギュアァア!』
挑発が効いたのかまたも猛進してくる白い牡鹿。学習能力がない!
「流して、『ウッドニードル』!『ウォーターニードル』!」
先ほどと同じ要領でナイフを振るい魔術を放つ。
しかしそれでも斃れない。強くない?
「なら、これで殺す!」
両前足を傷つけられたからか動きが格段に鈍っている。今なら闘牛士のような戦い方じゃなくても倒せるはずだ!
ナイフを振るいながらひたすら魔術を放つ。
MPが無くなりそうになった頃、ついに白い牡鹿は倒れた。
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『白い牡鹿を討伐しました』
『レベルが2上がりました』
『SPを2獲得しました』
『水魔術のスキルレベルが2上がりました』
『水魔術:ウォーターボールを取得しました』
『木魔術のスキルレベルが2上がりました』
『木魔術:ウッドボールを取得しました』
『鑑定のスキルレベルが1上がりました』
『取得可能スキルリストが更新されました』
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「はぁ、はぁ。つ、疲れた。こんなに硬いの?東の丘の魔物」
いろいろ上がったが...絶対まだ戦う敵じゃない。
まぁレベルが上がったからステータスの振り分けをしよう。
このゲームはレベルが上がるとSPとステータスポイントがもらえる。
1レベル上がるごとにSPは1。ステータスポイントは2もらえる。
今回レベルが1上がったんでSPを2とステータスポイントが4もらえた。
あとHPとMPと満腹度が少し増えた。
ステータスはSTRとINTとMIDに振り分けた。
なのでSTRが12に。INTとMIDが13になった。
「さて、お次はドロップだな。スキルの確認はそのあとでいいや」
ナイフを持ってザクザクと。
結果は牡鹿の白い毛皮と牡鹿の肉が出た。お肉はおいしそう。
お次はスキルの確認。何が増えてるかな?
回避が増えてました。剣術も増えてるかと思ったが最初から取得できましたね。5必要だけど。
まだどれも取得できませんね。
今回疲れたので西の平原に移動したいので、街に戻ります。
東門でギルドカードを見せて無事街に入る。が...
「そこの可愛いお嬢さん。ぜひとも私とパーティーを組まないか?良ければフレンド登録もしよう」
「いやいや、そんな優男より俺らと組もうぜ。楽に稼げるぜ?」
「いやいや、こんな野蛮な野郎どもよりわいらと組もうや!損はさせないで?」
勧誘がすごいすごい。いや、俺が可愛いと感じたキャラを作ったから他の人もかわいいと思うんだろうか。
いやこれ鳥肌がすごい。現代社会のナンパされる女性たちはいつもこんな感じなのか。とてもかわいそうに思えてしまう、
「いえ、私は先約が居ますのでこれで」
「でしたらぜひフレンド登録だけでも」
「いやいや、その先約よりこちらのほうが稼げるよ」
「フレンド登録とあわよくば連絡先を...」
マジでキモイ。特に最後の奴。直結廚がよ。潰すぞ。
さて、どうしようか。さすがに面倒だぞ?
そう悩んでいると何やらイケメンがこちらに向かってきている。
出来ればこいつらどうにかしてくれないかな。
「やめないか!君たち!彼女が困っているだろう!」
「何ですか?急に話してきて。常識がないんですか?」
「ああん?なんだぁてめぇ!なんか用かぁ?」
「でゅふ、邪魔をするなでゅふ」
「彼女が困っている!さっさと解放してやれ!」
イケメン君がなんか説得してるけど視線がちらちらと...こいつもか。
今のうちに逃げよう。
イケメン君が説得してる間に周囲にできてた人混みに紛れて脱出する。
なんとかギルドまでこれた...疲れた。
どうしようか。あいつらにまた絡まれたらどうしようか。まぁ最悪通報すればいいや。
キモイナンパはやめようね!
ちなみに私はしたことない。ナンパを。




