第十四話 南の荒野 夜の部
次回は夜の南の荒野探索だと言ったな
アレは嘘だ。
夜の探索は次々回で...
そんなこんなで夜の南の荒野です。
夜になると視界が悪くなる+出現する魔物が変わると言う厄介なものもついてきます。
「さて、夜になったし早速狩りに行きますか?兄弟」
「そうだなぁ、と行きたいがまずはこの暗闇に目を慣らしてからな。流石にこの視界じゃ昼間みたいな射撃は出来ねぇ」
「確かに。スキルでそんなの無いかなぁ」
「あるぞ」
「あるの?」
「ああ。『夜目』って言うスキルだ。効果は視界が慣れるまでの時間が短縮されるのとスキルレベル分見やすくなる」
「完全に見えるわけじゃ無いんだ。あと慣れる時間が短縮ってどう言う原理?」
「シラネ。まぁ実害は無いし問題ないだろ」
「まぁね。で、取得条件は?」
「狩人なら初期の取得リストにあってそれ以外は夜の間一定時間活動することだ」
「へぇ。狩人はSP必要なのにそれ以外は要らないんだね」
「言われてみればそうだな。まぁその代わり一定時間の活動が必要だがな」
「それってどのくらい?夜の間じっとしてても問題ない?」
「無いな。ただこのゲーム夜目が無いとほとんど見えないから取得してる間はスキルの確認とか取得出来そうなスキルの取得するのがおすすめだ」
「なるほどねえ。ちなみにさ」
「なんだ?」
「夜目みたいなとある行動することで取得できるスキルってあるの?」
「あるみたいだぞ。掲示板に上がってるのは『精霊術』『防剣術』『剣術』『棒術』『格闘術』『盾術』『斧術』だな」
「初期スキルが多いね。ってか剣術も行動で取得できたんだ...5SPが無駄になった」
「それはドンマイだなぁ。で、話戻すが例えば精霊術。これは精霊に認められれば取得できる」
「へぇー。私も取得出来そうな機会あったねそういえば」
「へぇ?どんな時?」
「ギルドの資料室に居るクリィーンさんに教えてもらえそうだった」
「へぇ。そいつぁ知らなかった。結局取得出来たのか?」
「レベルが足りないって言われて無理だった。聞いた話じゃレベル10必要らしい」
「転職できるレベル必要ってことか。結構大変...かと思ったけどそんなにか?」
「まぁ今6だからあと少しだね」
「じゃあ今日中に行けるか?」
「さぁ?ところで防剣術って衛兵詰所で取得できるって聞いてたけどそこ以外でも取得出来るの?」
「できるらしいな。確か『剣を使って50回相手の攻撃を弾く又は防ぐ』ことで取得だ」
「へぇー結構すぐ出来そう。これって決闘でもカウントされるのかね?」
「されるらしいぞ」
「へぇ...やる?」
「兄妹がいいならいいが...大丈夫か?」
「舐めてもらっちゃ困るな。で、どうやるの?」
「待ってな。こっちから送るわ」
「了解」
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『プレイヤー:アネバラから決闘を申し込まれました』
『決闘を受けますか? yes/no』
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兄弟がウィンドウを操作すると決闘を申し込まれた。
特に賭けることはしないただの腕試しだ。
相手は遠距離、回復、近距離半身の万能型。
対してこちらは魔法、回復、近接、魚が居る。
数ではこちらが上だ!勝ったな!
そんなことを考えながらyesを押す。
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『決闘が成立しました』
『決闘エリアへ移動します』
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そんなアナウンスが流れると同時に光の輪に包まれる。
光が晴れるとコロシアムのような場所にいた。
そして聞こえる歓声。何これ?
おそらくNPCもしくは幻影の歓声を聞き流しつつ準備をする。
まぁ準備と言っても右手にナイフ構えて左手に杖を構えるぐらいだが。
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『これより決闘を開始します』
『3..2...1...始め』
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そんなアナウンスが終わると2本の矢が頭と胸に向かって飛んでくる。
それを咄嗟に頭にナイフを、胸に杖を持ってくることで弾く。
しかし間髪入れずに正面からロングソードによる突きが迫ってくる。
ナイフで狙いをずらすように防ぎガラ空きの胴体に体重を乗せた杖による突きを放つ。
結果は少しよろめきはしたがあまりダメージは入っていない様子。
すぐに距離を取ろうとするも迫る矢と剣。
今度は剣を杖の表面で滑らすように受け流しナイフで矢を弾く。
魔法を使う暇が無いので杖とナイフで凌ぐしか無い。
杖で受け流したことで体勢を崩したホークに足払いをかけて転ばす。
すぐにナイフで攻撃しようとするも飛んできた矢を弾くことに使い攻撃ができずに終わる。
「『ウッドボール』!『ウォーターランス』!」
ウッドボールをホークに、ウォーターランスを兄弟に向けて撃つがホークには弾かれ兄弟には避けられた。
魔法って弾けるのかなと思ってホークの剣をチラ見してみると表面に透明の層が出来ていた。おそらく神官が使える『強化魔術』だろう。便利だな!
再度矢が2本飛んでくるのでナイフと杖で弾こうとする...がそのタイミングでホークがロングソードを袈裟懸けの構えで突っ込んでくる。どうやって対処しろと!?
左手の杖を矢の到達点に直線に掲げて防ぎ右手のナイフを逆手に持って袈裟懸けを滑らすように受け流す。
片手で防いだおかげで矢の衝撃でHPが少し減りホークの袈裟懸けを防いだ右手は少し痺れて少し力を緩めればナイフを落とすだろう。
さて...本当に容赦が無い。ここからどうしようか。
次回が決闘決着!
次々回は夜の探索します。
予定がガバガバなのは申し訳無いですがスタンスを変える気は無いのでご了承下さい。
まぁ矛盾とかは出来るだけ直します!




