第十一話 半身
やっと半身を出せる...!
まずい半身の設定何も考えてない。
どんなだそうかな。
後今回少し短めです。
早速設定を開始する。
俺が選んだ種類は獣型の魚だからどんなことが選べるのかな。
メニューを開いてみると半身のところが追加されている。そこをタップしてみるといろいろ設定できるようだ。
とりあえず魚の種類は『肉食鯖』『雑食鯉』『偏食鮎』らしい。こう...ラインナップから適当さを感じる。
とりあえず...偏食鮎でいいか。で?性別か...雄で。
他には...色ね。まぁ青と水色のグラデーション...いや、ちょっと派手か。
じゃあ深緑色にしとこう。
で?あとは名前か...シオヤキで。なんかおいしそう。
「よし、とりあえず名前とか見た目とかの基本的なことは決めた」
「了解。じゃ、次はスキルとか設定してくれ」
「りょうかーい」
持ってるSPは20か...15+5ってことかな。
で?取得可能スキルは?
『水泳』『潜水』『頭突き』『噛みつく』
『速泳』『捕食』『巨大化』『小型化』
の8つか。
水泳と潜水は3、頭突きと噛みつくが4、速泳と捕食が5、巨大化と小型化が6か。
まず水泳と潜水は取る。これで残り14で...巨大化とるか。これでのこり8。
じゃあ...頭突きと噛みつくを取得。これで使い切ったけどまぁいいでしょ。
「よし、設定終わった」
「じゃ、軽く何回か戦ってどんな感じかためそうか」
「おーけー。なんかいいの居る?」
「ちょうど跳び兎が居るぜ」
「じゃぁ...半身ってどうやって出すの?」
「右手か左手を突き出して出てこいって思えば出てくるぜ」
「なるほど」
右手を突き出して出ろと念じてみると光が出てきて魚の形になり、地上で跳ねるシオヤキ。
そういえば魚は普通じゃ地上にだしてもこうなるんだっけ。キャサが言ってた気が...
「あっと、『ウォーターボール』」
シオヤキを包み込むようにウォーターボールを発動。大きさぎりぎりだけど問題なく収まった。
「...まさかの魚か。しかも偏食鮎かよ」
「何か問題でも?」
「いや...まぁいいか。じゃあちょっとこうしようか」
そういうと兄弟は跳び兎の首根っこを掴んでどこかに歩いていく。
跳び兎ってつかめたんだ...と思いつつ後をついていく。
少し歩いていくと川があった。
兄弟は川の近くまで行くと跳び兎を投げ入れた。
川はそこまで深くなさそうだけど跳び兎の体格だと顔がぎりぎりつかないレベルだ。
俺は川に近づいて魔法を解除。
すると空中から川にダイブしたシオヤキは跳び兎に向かって頭突きをした。
そのあとは噛みつき、頭突きを交互に繰り返しすぐにHPが尽きた。
「なんか何も命令してないのに殺したんだけど」
「まぁ...敵対してたし、そういうもんだろ」
話してるうちにシオヤキは川の流れに逆らって登っていく。
少し様子を見てみると川の水を飲むために近づいてきた跳び兎や毒蛇を奇襲して川に引きずりこんで倒している。
ずいぶんと好戦的だなぁ。
「そういえば鮎って縄張り意識が強いって聞いた気が」
「ああ、だからあんなに好戦的なの?けどあそこって別にシオヤキの縄張りではなくない?」
「パーティーのとこで察してたけど本当にその名前なんだな」
「まあいいでしょ」
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『跳び兎を3匹倒しました』
『毒蛇を2匹倒しました』
『シオヤキのレベルが上がりました』
『シオヤキは1SPを獲得しました』
『シオヤキの水泳のスキルレベルが上がりました』
『シオヤキの頭突きのスキルレベルが上がりました』
『シオヤキの噛みつくのスキルレベルが上がりました』
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結構な成果になりました。
ちなみにそんなことをしでかしたシオヤキは現在楽しそうに泳いでいます。
「あー...よし、別のエリアいくか!」
「いいね。俺クエスト受けてるから南の荒野行きたい」
「いいね。いこういこう」
ということで主人公の相棒はシオヤキ君です!
どうしてこうなった。
まぁ鮎って聞いたシオヤキしかないよね。




